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バッハのメヌエットト長調を独学練習中の初心者です。(BWV Anh.114)
楽譜途中で音符の上に四分休符がついているところがありますが
(1)これはどういう意味でしょうか。
(※画像中、4カ所)
調べてみても「書いてあるけど弾かない・・・」などと解釈できる説明でさっぱり理解できません。
(2)もしよろしければ画像中の四分休符の含まれている3小節分を弾くための左右の指番号を教えていただけないでしょうか。

「音符の上に四分休符、について(ピアノ)」の質問画像

A 回答 (3件)

こんばんは。

さて、楽譜の意味ですが、
手が3本あると想像してください。

(1)一番右の手は、ト音記号で書かれている所を弾きます。
(2)真ん中の手は、ヘ音記号で書かれているところのうち、
四分休符と音符の線が「上」に向かって書かれている音を弾きます。
(3)一番左の手は、ヘ音記号で書かれているところのうち、
音符の線が「下」に向かって書かれている音を弾きます。

この3つの部分に分かれたフレーズを同時に弾くのですが、
実際、手は2本の方が多いので、(2)と(3)は左手が担当します。

つまり、ヘ音記号の楽譜の中に、
「休符・レー,休符・ミー」というメロディーと
「シーシ,ドード」というメロディーが
2つ同時に書かれているのです。
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この回答へのお礼

なるほど!わかりやすい回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/09/08 19:48

この曲は、「三声部」で書かれています。


ピアノ曲は、必ずしも、右手&左手に各々ひとつの旋律を担当させている訳ではありません。
この曲の場合は、左手が二つの旋律(声部)を担当しています。それだけのことです。
真ん中の声部は、アタマの一拍を休んで二拍めで音を出すということです。
一番下の声部の音の上に休符を書いたわけではなく、それは真ん中の旋律の休符です。
ピアノの譜面は、右手用がト音記号の上段、左手用がヘ音記号の下段、というように二段に書くというのが一般的な約束ごとなので、この曲のように、「中段」を加えて、本来、三段に書き表されるべき音楽も二段にまとめてしまうので、質問者さんのような疑問が出てきます。
左手が二人分のパートを担当しているということで、指番号はこの譜面に書かれているとおりでOKです。

この回答への補足

ということは、この楽譜はもともと3人で演奏する曲だった、ということなんでしょうか。

補足日時:2011/09/08 19:49
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>ということは、この楽譜はもともと3人で演奏する曲だった、ということなんでしょうか。


そのように考える分かりやすいと思います。
作曲者の頭の中では、「三声部」(三つのメロディー)なので、三人の奏者が、異なる旋律を鳴らしているイメージだったと思います。
No1の回答者さんが、「手が三本あると想像してください」と表現されているとおり、バイオリンとかフルートであれば、この曲の演奏には3人の奏者が必要です。
しかし、ピアノは一度にたくさんの音を出せるので、三人分のメロディーを、一台の楽器で、一人で演奏できます。
「音楽の三要素」と言って、音楽が成り立つためには「リズム・メロディー・ハーモニー」の三つが必要です。ピアノは、一台で、このすべてが完全に表現できる数少ない楽器のひとつで、そのため「楽器の王様」と呼ばれています。
ピアノの基本的な演奏スタイルは、一人の奏者が、左手でリズムとハーモニーを出しながら、右手はメロディーを演奏するのですが、バイオリンでこれをやろうとすると最低3人の奏者が必要で、しかもバイオリンは高音が専門なので、中音域・低音域を担当する、より大型のバイオリン(ビオラやチェロ)が必要となります。
この三人がかりの大変なことを、ピアノは一台の楽器・ひとりの奏者で、難なく演奏できますから、まさに「楽器の王」と呼ばれるにふさわしいと思います。
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