
金属イオンの分離について
金属イオンAg+,銅イオンCu(2+),鉄イオンFe3+を含む混合水溶液
について次のような操作を順次行えば各金属イオンを分離
することができる
操作1:希塩酸を加えて,銀イオンを塩化銀Agclとして沈殿させ
濾過する
操作2:ろ液に硫化水素を通じて,銅(II)イオンを硫化銅(II)として
沈殿させ,濾過する
操作3:ろ液を沸騰して硫化水素を除く。最初に含まれた鉄(III)イオンは
硫化水素で還元されて鉄(II)イオンFe2+になっているので,希硝酸を加えて
鉄(II)イオンを鉄(III)イオンに酸化する。この水溶液にアンモニア水を加えて
鉄(III)イオンを水酸化鉄(III)として沈殿させ,濾過する
操作3のことで伺いたいのですが最初に含まれた鉄(III)イオンは
硫化水素で還元されて鉄(II)イオンFe2+になっているので…という
ところをなんですが,もしそれが本当なら,その時
Fe3+→Fe2+
H(2)S→S+(2e-)+2(H+)
となる。そして,硝酸を加えると
(Fe2+)+(e-) →Fe3+
HNO(3)+3(H+)+3(e-)→2H(2)O+NOとなる
ということはこの操作の液体の中に含まれているのは
H(2)S→S+(2e-)+2(H+)
でできた硫黄と鉄(III)イオンってことになると思うんです
けど,この硫黄ってこの後の捜査の邪魔にならないのですか?
この水溶液にアンモニア水を加えて
鉄(III)イオンを水酸化鉄(III)として沈殿させ,濾過する
という操作の前に上の液体をろ液を濾過すれば問題はないと思うんですが…
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
関連するQ&A
- 1 アセトン塩酸水溶液が展開溶媒のペーパークロマトグラフィーにおいて、Fe3+,Ni2+,Co2+,Cu
- 2 銅(Ⅱ)イオンと銅(Ⅰ)イオンについて CuSO4、CuS、Cu(OH)などCu2+の化合物は、よく
- 3 Zn,Cu,Fe,Ag,Mg,Auのうち、塩酸や希
- 4 Fe3+の塩基性水溶液に硫化水素H2Sを加えると黒色の硫化鉄(Ⅱ)FeSが生成する仕組みとして、Fe
- 5 錆のイオン反応式を教えて下さい! Fe2+ + Fe(OH)2 → Fe2O3 とノートにメモしてあ
- 6 Fe^2+や、Cu^2+などの有色イオンは、なぜ有色を示すのでしょうか?
- 7 ーカーに入っている塩化銅水溶液(青色)に鉄くぎを入れると、鉄のくぎの表面に銅が付着しました。 これが
- 8 銅イオンとニッケルイオンが共存する水溶液からの銅の抽出について
- 9 Ag+, Pb2+, Sb3+ を含む溶液のイオン分離
- 10 水溶液中の銅イオンの存在を確認する実験では黒色の硫化銅が沈殿する。 このイオン反応式を教えてほしいで
おすすめ情報
人気Q&Aランキング
-
4
イオン結合性物質の水溶性
-
5
イオンの個数の求め方教えてく...
-
6
水には電気が流れる?流れない?
-
7
塩化カルシウムCaCl2 3.0molに...
-
8
窒素のイオンの結合次数
-
9
オクテット
-
10
電子親和力とイオン化エネルギー
-
11
三価クロムイオンに水酸化ナト...
-
12
固体イオン伝導体のイオン導電...
-
13
シリカイオンの除去方法
-
14
化学の問題教えてください。
-
15
マンガンイオン Mn2+について
-
16
o-CPC法によるカルシウム定量
-
17
共存イオン効果
-
18
愛知のイオンショッピングモー...
-
19
KI(ヨウ化カリウム)について
-
20
クロムイオン(Cr3+)の色
おすすめ情報