タイムマシーンがあったら、過去と未来どちらに行く?

恐れ入ります。

当社で利用している基幹システムがあるのですが、担当している開発会社様にいくつかの機能改修を依頼したところ、今までよりかなり高い改修費用で見積もりが来ました。
びっくりして確認したところ、開発会社側で当社のシステムに熟知していたエンジニアが退職したことにより違うエンジニアが対応することになったためだそうです。また、今まではその熟知したエンジニアが特別価格で改修をしてくれていたが、今後はその会社標準の改修費用になるということでした。

私(及び当社)としてはそんな開発会社側の都合、及びエンジニアのスキルで費用が変わるというのは納得がいかないということで向こうに返して再見積りを依頼してます。

お聞きしたいのは、
・システム改修において、こうした開発会社側のエンジニアのスキルで費用が変わるというのは普通な話なのでしょうか?
・この件で念のため開発会社との契約内容も確認したほうがいいかと思いましたが、契約書には普通、改修費用の基準について記載があるものなのでしょうか?
・このような場合に備えて、改修費用についてやシステム開発の契約について分かりやすい説明があるサイトがあれば教えてください。

すみません、当方システム担当になってまだ間もないので、一人時??というところから勉強しているレベルです。

的外れな内容等あったら申し訳ありません。
また、不足した情報がありましたら追加いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

No4だけではあまり参考にならないと思うのでちょっと追加です。



今回改修するポイントが複数あり、かつ見積もりは一括でいくらともらっている場合には、個々の改修するポイントごとの費用を確認してください。

その上で、この改修にはそこまでかからないのではないかと改修するポイントごとに交渉するなり、費用の割に効果の低い改修ポイントがあったら「そこはやらない」として、そこの部分の費用をカットしてください。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

システム開発の原価等、私が知りたかった内容を分かりやすく噛み砕いて
ご説明頂き、とても参考になりました。

他の方のご回答もとても参考になったので、みなさんベストアンサーなのでは
ありますが、ほぼ素人の私には一番分かりやすいご回答でしたので、
sppla様をベストアンサーにさせていただきます。

お礼日時:2011/09/27 18:33

私はもともとはこのような受託開発を仕事としていました。



先に結論を言うと、あなたの会社と開発会社との交渉次第ですね。

少し背景をご説明しますと、システム開発の原価の大半は人件費です。
ですので、見積もりの際ににも、開発には10日かかるから、1日あたりが5万円だから5万円×10日=50万円と見積もろう、というようなことになります。

ところで、このように見積もりを行う場合には、できる人間が仕事をすれば早く終わり、できない人間が仕事をすると時間がかかる・・・できない人間がやった方が見積金額が高くなる?ということにもなります。

これを避けるため、またあくまで納品物の対価としてお金をいただくために調整を行います。
つまり、できる人間が8日で仕事を終わらせられるとしても10日分の費用を請求し、できない人間が12日かかるとしても10日分までしか請求しないといったようなやりかたです。
考え方としては「平均的な能力の人間ならどの程度の日数がかかるか?」もしくは「できる人間は単価が高く、できない人間は単価が低い」という考え方です。

>今まではその熟知したエンジニアが特別価格で改修してくれていた
ここがポイントですね。実際のところは部外者である私にはわかりません。開発会社のただの言い訳かもしれませんしね。ただ、上の例での10日分の仕事を8日でこなせるからと8日分しか請求していなかった場合には、開発側としては今後は同様にはやっていけません。(利益が出ないもしくは赤字確定の仕事にしかなりませんから)

>システム改修において、こうした開発会社側のエンジニアのスキルで費用が変わるというのは
>普通な話なのでしょうか?
本来は、上記のように「平均的能力の人間を想定」するか「スキルが変われば単価で調整」するかとして同じ納品物に対しては同額を請求するべきです。

>契約書には普通、改修費用の基準について記載があるものなのでしょうか?
通常はないと思います。改修時の単価に関する取り決めはあったとしても、改修費用は個々の回収作業次第ですので「作業工数」は事前に取り決められないからです。
改修費用=単価×作業工数ですので、単価側が固定されていても作業工数が可変である以上改修費用自体も可変となります。
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・システム改修において、こうした開発会社側のエンジニアのスキルで費用が変わるというのは普通な話なのでしょうか?


→開発に関わる費用(原価)が変わるのは当たり前です。
 ただしそれをお客様にとらせるか請負側がとるかは、ケースバイケースでしょう。
 優秀なエンジニアが担当するので原価は下がるが売値は変えないで儲けを出す、逆に浮いたコストでお客様には安く提案して受注を確実にする等いろいろです。

・この件で念のため開発会社との契約内容も確認したほうがいいかと思いましたが、契約書には普通、改修費用の基準について記載があるものなのでしょうか?
→基準なんてありません。ただし費用の条件は記載され、その条件を越脱するようなら再見積りということになります。当初仕様が作業進捗に伴って変わって(一般的にはお客様の要求事項が増えてくる)きて費用が大きく違ってくるなんて良くありますから。

・このような場合に備えて、改修費用についてやシステム開発の契約について分かりやすい説明があるサイトがあれば教えてください。
→経済産業省を中心に関連サイトがありますので調べてみて下さい。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

>→開発に関わる費用(原価)が変わるのは~

そのようなケースもあるのですね。参考になりました。 経済産業省のサイトも早速確認してみます。

ありがとうございました。

お礼日時:2011/09/22 20:07

> システム担当



私も一般企業でシステム全般を担当しています。前職では開発側にいましたが、それはともかく。

> ・システム改修において、(略)
> 費用が変わるというのは
> 普通な話なのでしょうか?

んなわきゃないですョ。ソモソモそれは業者側の事情であって、客側には関係のない話。高額な見積りを出すのであれば、修正内容があまりにも多岐に渡るとか大幅な改修と工程増(=コスト増)を理由にするはず。第一(真偽はどうアレ)その方が客側にわかりやすいじゃないですか?

こんな理由を言われたら、私なら業者の方にナメラレテルと判断します(汗)

> ・この件で念のため開発会社との
> 契約内容も~(略)
> 契約書には普通、改修費用の基準に
> ついて記載があるものなのでしょうか?

普通はないと思いますよ。両者協議の上…とか書いてあるのが関の山(汗)

> ・このような場合に備えて、~(略)
> サイトがあれば教えてください。

サイトで勉強することじゃないですよ~
修正費用が高額だと思うなら、その理由を聞き出し、納得いかないとか上司に説明できないと思うのであれば、納得いくまでトコトン説明を求めるもの。説明を求めるトリガとしてのIT知識とか技術とかは不要のはず。質問者様が納得する、同時に上司や社内に説明できる理由が無ければ、それはボッタクリと判断するべき。

交渉の振りとして各修正項目の人日を聞き出しましょう。そうすれば(前述の5万円/人日とか使って)概算で人月とか換算できますよね。人日が高いのか?それとも修正項目が多すぎて高額になっているのか?判断ができるはず。そうすればある程度の判断基準ができ、値下げとかに進みやすいのでは?


忘れてはならないのは、我々ユーザーはエンジニアの質にお金を払うわけではないということ。

お金は成果物や納品物件に支払うものですよね。エンジニアの質=納品物件の質になりやすいですが、エンジニアの質というのはユーザー側には見えないし、何より関係の無いこと。たとえエンジニアの質が悪かろうと、極論(暴論?)納品物件が高レベルならユーザーとしては言うこと無しですよね。そこだけは忘れてはならないと思うのです。

長文駄文失礼致しました。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
「エンジニアの質にお金を払うわけではなく、あくまで成果物に対して支払う」
その通りだと思います。
おっしゃる通りエンジニアの質は我々ユーザー側には関係ないことなので。高レベルな改修ならそれに見合った金額をお支払いしますが、今回は当社は軽微な改修と考えておりますので、それに見合った額でないと支払えないという考えです。

>交渉の振りとして各修正項目の人日を聞き出しましょう。~
このあたりの知識・経験が私に不足しておりますので、もう少し学習して見ます。

ありがとうございました。

お礼日時:2011/09/22 19:14

随分年代物の工作機械をグループ会社の親会社から譲ってもらったことありますが・・・


機械自体は相場でしたが設置調整費用が驚くような価格でした。しかし、親会社との関係で経理を説得するのに苦労した記憶あります。

設置調整は、新人1名と品質保証部の部長1名の2名で、部長曰く「この機械の設置調整できるのは自分しかいない!」でした ^ ^;


>今まではその熟知したエンジニアが特別価格で改修をしてくれていたが、今後はその会社標準の改修費用
そんなことがあるかも知れません。
どちらにしても「基幹システム」という特注システムとは、そんなものです。
そのような事もあって、メインフレーム離れ、特注システムからパッケージ製品へと流れていますが、パッケージ製品でも開発メーカが販売や開発を中止すれば、同じ問題になるので、システム担当者としては、自分が担当者である期間は、サポートして!とお願いするしかないと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

ご回答者様も費用で上司説得に苦労したご経験がおありなのですね。

「特注システムからパッケージ製品へと流れて~」からのアドバイスが大変参考になりました。実は当社のシステムはパッケージではなく、特注システムなのです。しかし過去の改修と比べて軽微の割には額がべらぼうなのでびっくりしました。

参考にさせていただきます。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/09/22 19:24

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