推しミネラルウォーターはありますか?

こんばんは。
ご覧いただきありがとうございます。

私は習い事はしておりませんが、着物が好きでお出かけの際によく着ております。
仕事が在宅のフリーランスのため、そう滅多に遠出は出来ず外出頻度も少ないので、お教室には行けず独学での着付けを2年勉強してきて、やっと最近こましに着つけられるようになりましたが、着付けに関する疑問を誰にも聞けずに、今回質問させて頂きました。

さて、質問の本題は衣紋の抜き具合なのですが、現代ではだいたいがこぶし1つ分・・と言われております。私もそのように守ってきたのですが、この前ネットで添付写真のようなたおやかな着付けを見て以来、憧れております。

ここまで抜くのは玄人さんのようだと分かっているのですが、非常に女性らしさを感じ、自分でもゆったり合わせる抜き衿をしてみたいと思っているのですが、やはりおかしなことでしょうか?

首回りがやや太めなのと、あとうなじによく汗をかくので衣紋を少し抜いていないと襟まわりの汚れも気になるのですが、先ほども書きましたように教室に通っていないため、そのあたりのさじ加減が分かりません。

着物は現代ものが多く、アンティーク系のレトロなものではなく正統派の柄合わせ・・・だと自分では思っております。帯を派手な刺繍ものにするのが好きなコーディネートの仕方なのですが、着物に慣れ親しんだ方はこのような抜き衿についてどう思われるのか疑問で、質問してみました。

蛇足かと思いますが、私は今年25歳になる女性です。
長文になりましたが、どうぞよろしくお願いいたします。

「着物の着付け 衣紋の抜き具合について」の質問画像

A 回答 (4件)

同士が増殖するのは大歓迎なので(笑)




【現代ではだいたいがこぶし1つ分・・と言われております。私もそのように守ってきたのですが、この前ネットで添付写真のようなたおやかな着付けを見て以来、憧れております。】

高校生だって、おいらん着付けで浴衣を着たいと昨今では希望しますので、
ファッションとして「着物」にもトレンドがあってもいいと、私は思います。
オバサンだって、細帯軍団を銀座で見ましたし。

長羽織だって、なにやらの応援団のチョウーランみたいで、それなりに流行でしたでしょう?(笑)
洋服がそうであるように、着こなしが「着物」にあって、何の不思議もありません。

【ここまで抜くのは玄人さんのようだと分かっているのですが、非常に女性らしさを感じ、自分でもゆったり合わせる抜き衿をしてみたいと思っているのですが、やはりおかしなことでしょうか?】

今は多少、ゆったり、半襟も2cmぐらいは見せる・・・のがスタンダードですが、
それこそ、着付け教室ができ40年ぐらい前は、半襟をほとんど見せないような着付けが「スタンダード」として「着付け教室」では
教えていたみたいです。
実際には、私は「着付け教室」を体験してませんのでわかりませんが、そのころは、お茶、お花、着付け教室と
これが女性のカルチャー教室でしたので。
いまどきの、「英会話、ヨガ」とは隔世の感がありますが。

それとセピアカラーの写真を見ると、素人でも昔はゆったりと着てます。
後ろはそれほど抜いてないでしょうが、首巾のあたりはゆったりです。
それに、半襟は当然ながら、たっぷりと見せて、汚れは、半襟が受け持っていたんですね。

【首回りがやや太めなのと、あとうなじによく汗をかくので衣紋を少し抜いていないと襟まわりの汚れも気になるのですが、先ほども書きましたように教室に通っていないため、そのあたりのさじ加減が分かりません 】

まったくの私の憶測にすぎませんが、当初の着付け教室を「茶道」関係のお人がやったものだから
庶民の「あのだれた着付けは、だめだ!」とばかりに、襟モトも窮屈に、ぴったり。
たっぷりだった、半襟もほとんど見せないという
方向が「正しい」という、継承になったのだと思います。
私の祖母などは着物で生活してましたし、それなりのうちの「奥様」でしたが、ここまで後ろは抜いてませんが、ゆったり、
たっぷり・・・という感じでした。

今は、振袖なども半襟はたっぷりですよね。
昔の中振袖ぐらいのころの写真を見るとわかりますが、ほとんど半襟、出てませんから。
だから、着物のほうの襟を引っ張って、寄せるという動作がとても、多かったと記憶してます。

というわけで私は良いことだと思います。

ただし、条件があります。
フォーマルはだめです。
今は、結婚式でもお若い人はキャバレーのホステスのようなワンピースをお召しになりますが、
私は個人的に好きじゃないですから書くわけでもないですが、
しかし、着物でアーいうのは、だめです。
だから、プライベートで・・・というときに限定。
TPOとして。

それと、着物の構造として、いささか問題もあります。
たくさんの着物を解いてますが、昔は繰越を1寸(4cm)取っていたものも多いです。
今は5分(2cm)です。
繰越ってわかりますか?
首での切れ込みの位置として、女性は前後身頃の真ん中から後ろに移動させます、これを繰越といいます。
ちなみに、男性は、真ん中そのままです。
デ、移動させたとしても、袖山として袖の中央と、身頃の中央の山があうように仕立てますので、
最初から繰越として後ろに仕掛けておかないと、この袖山ごと後ろに移動します。
多少、後ろにずらしたほうが袖の線がきれいだと思うから、全部を繰り越しにしないで、着付けとして後ろに引っ張るのでしょうが。
すると、着丈の短い着物だと、前があがって、前のオハショリが短くなって、窮屈になり、後ろが下がるのはマァ、問題はないですが。
・・・というのが一つ。
それと、袖山自体が後ろに回転移動するので、袖ツケどまりが前は上がって、後ろは下がってということになります。
すると、どうなるかですが。
帯を高く巻かないと、腕が見えるようになります。
袖付けがあがるから、動かす腕が見えます。
ところが、後ろの袖付けが下がることで帯は後ろは高く上げられない・・・高とまり?でしょうか?

ご自身で、お手持ちの着物を思いっきり後ろにエモンヌキして、前をあわせて、簡易着付けして、
さて、帯を巻くと・・・わかるでしょう。
これが二つ目。

こういう着付けをしていたからなのかモトモト小柄だからなのかわかりませんが、昔の袖付けは割合今より、短めです。
マァ、男性がてを入れやすい構造とでも言っておきましょう。

多少とも、ラシイことをオタメシになるなら、後ろではなく、横のゆったりに挑戦されたら?
半襟をたっぷりと見せる。
その分、着物の襟は横スライドです。
半襟の台はアノウスペライ襟芯では役不足です。
多少とも、厚めにしつらえるとしっくりきます、イメージ舞妓さんとかですが。

最後に3つ目として。
お若い人はあまり、気にならないのかもしれないですが、
よく、バーさんが手ぬぐいとか、何か布などをかけていたりする絵を、写真を見たりしませんか?
イメージとして。
あれね、ウシロ首が冷えるのです。
つまり、衣文を抜くと、首が冷える。
これは、結構、体にきついです。
背中出しても、髪をダウンしていると保温になりますが、着物はアップでしょう?

近頃では、「そうか、こうやって、男は女をコントロールしていたのかもしれないなァ」と思い至りました。
室町時代ぐらいの小袖は、男女ほぼ同じ着付けです。
江戸も、元禄くらいから、帯は幅広に、襟を抜いて・・・が女性のスタイルです。
するとね・・・・、わかりませんか?
封建制度と着付けとがマッチしてます。
余分ですが、このころから着物が長く、引きずるように、細身になりました。
それ以前はもっと、男女とも身幅があって、丈は男女とも、つったけでした。
これもどうしてか・・・考えてみてください、政治的な理由があるんです。
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衣紋の事ではないですが、半襟のことで、聞いた話を一つ!参考までに…



ビーズの半襟ご存じですか?
あれはさっと拭くだけで汚れが拭き取れて、
普通の半襟より汚れが目立たないそうです。

着物のアドバイザーの仕事で、毎日着物を着る友人が話していました。

私の実体験ではないので確実とは言えませんが(^_^;)
良ければ試してみてください☆

ただしビーズの半襟は重たいので、肩凝りの方はやめた方がよいと思います…
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詳しくは前の御二方が解説されてますので多くは申しませんが。


衣紋の抜き加減は、若い女性は少なめ、年輩女性は多め、細い方は少なめ、ふくよかな方は多め、という法則?があります。
そうするとつまり若くてふくよかな女性は少なめと多めの中間?
年輩女性でも細い方は同じようにやや少なめ?
という感覚でしょうか。
また、髪型のボリュームにも大きく左右されます。
言葉では伝わらないですよね。

写真の着付けはかなり「アダっぽい」着付けになると思います。
時代劇に出てくるような着付けですね。髪を大きく結い上げた妙齢の婦人といった。
言葉を変えると粋筋っぽいと言いますか。
粋筋とは花柳界やその世界に通じた人という意味で、つまり今で言う水商売。
着物を着て出かけるとよく「粋だね」と着物に詳しくない方から褒め言葉として言われるのですが、自分としては若干の違和感を感じています。
ちっとも「粋な」着物を着ているわけではないからです。
もちろん衣紋を抜き過ぎてもいません。
まあわからない方には紬を着ていても「これから結婚式?」なんて言われますのでそのレベルだと聞き流しますが。(笑)

結論としてはTPOをわきまえれば時には冒険もして結構です。
ただ正統派の着物でこの着付けをすると単に無知な人と思われかねませんから着物も選んでください。
思いきり着崩して「今日は遊んでいるのよ」とアピールできれば問題ないと思います。
若いうちは失敗を恐れずいろいろ楽しんで欲しいと思います。
見る方も寛大ですから。
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40過ぎ、遊びで着物を着ている者です。


着物を着始めて、しばらくすると、他人の着方に目が行きますよね。
結構有名な方でも「なんか、この着付けキライ」と思ったり、道行く人を「すごい~、綺麗~」と後を付けそうになってしまったり、「ルール違反のはずなのに、なぜこんなに粋なんだ」としげしげ眺めたり。

添付のお写真は、上から撮っているので余計にゆったり見えている分もあると思います。とは言え、確かに深く抜いていますね。
普通に仕立ててある着物では、こんなに抜くと肩の線がきれいにならないと思います。襟をぐっと抜きたい人は、そのように仕立ててもらうそうですよ。

ここまで抜いていると、どちらの玄人さん?と思ってしまいますが、こぶし1つよりも少し多めに、こぶし1つ半くらいに抜いてみてはいかがでしょう?
髪をあまりアップにしていると首筋が大きくみえて玄人さんっぽくなりますので、うなじのあたりでまとめると、少し多めに抜いていても綺麗だと思います。

首回りが太く見える場合は、ほんの少しだけ襟を首元からはずし、立て気味にするとスッキリ見えるのだそうです。
また、襟を広めに開ける場合は、帯をあまり胸高に締めていたり、裾が短かったりするとアンバランスに感じます。全体的にゆったりと、江戸の粋な着方というより京都の粋(すい)な着方を目指す方が、素人が着るなら全体の印象が合いそうです。帯も太鼓よりは角だしなんかの方が似合いそうですね。

自分にどんな着付けが似合うかは、やってみないと分かりません。
最初は変なように思っても、何度もチャレンジしていると絵になってくることもあります。だって5mm違うと全然感じが変わってしまいますから。
同じ着方でも体型や雰囲気でまるで違うものに見えます。
少しづつ、お試しでチャレンジされてはいかがでしょうか?
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