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放射性ヨウ素 南方向でも高い濃度
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110922/t100157 …
文部科学省は6月から7月にかけて福島県を中心に2200地点で土に含まれる
放射性物質の量を測定し、汚染状況を6月14日の時点に換算して地図に
示しました。新たにまとまった放射性ヨウ素の地図では、ヨウ素131の
半減期が8日と短いため、全体のおよそ5分の4の地点で有効なデータが
得られなかったということで、400余りの地点に限って分析しました。それに
よりますと、すでに公表されたセシウム137の地図と同じように原発の
北西方向に汚染が広がっていましたが、南方向にも比較的高い濃度の汚染が
確認されました。また、北西方向と南方向でヨウ素131とセシウム137の
比率を調べたところ、北西方向に比べて南方向の海岸部でヨウ素131の
比率が高かったということです。文部科学省は「原発から放出された
放射性物質を含む雲は時期によって放射性物質の比率が異なるとみられ、南側
の海岸部に流れた雲はヨウ素131が多く含まれていたと考えられる」としてい
ます。ヨウ素131は内部被ばくによって甲状腺がんを引き起こすおそれがあり、
文部科学省は事故直後の3月にどの程度の濃度で広がっていたかについてもでき
る限り解析したいとしています。


6月から7月にかけての放射性ヨウ素の汚染状況を9月に発表したのでは
遅すぎて、国民に役にたつ情報とは言えないと思います。
 「南方向の海岸部でヨウ素131の比率が高かった」とありますが、
6月の時点で、南方向の海岸部あたりの高濃度の地域の皆様は、
ヨウ素剤を配布されたりなどの、当然受けるべき国からの、県からの、
市町村からの、適切な情報伝達や手当はあったのでしょうか?
ご存じの方はぜひ教えてください。

A 回答 (6件)

そもそも「ヨウ素剤」は人体がヨウ素131を取り込んだり、セシウム137をヨウ素だと間違えて取り込んでしまい、その結果内部被曝することを防止するために、「事前」に投与されるべきものです。


つまり爆発が起きる前に投与してこそ効果があるのであって、爆発が起きて何ヶ月も経ってからでは効果は無いのです。
事故が起こったらすぐにヨウ素剤を配布し、爆発が起こったらすかさず「今すぐ飲んでください」というべきでした。
政府は「直ちに影響は無い」とか責任逃れの発表ばっかりして、現場の人のことを考えない対応に終始しました。
その責任は重大だと思います。

この回答への補足

http://atmc-tokyo.com/radiation/12086/
最も高濃度だったのは、原発から南南西約6キロにある福島県富岡町大菅川田付近で、
1平方メートル当たり5万5400ベクレルだった。

具体的な数字と地名がある記事を見つけましたので、
ベストアンサーを選ぶにあたって、記載させて貰いました。
NHKの情報では、具体的なことが書かれておらず、
たまたまぼかされたのでしょうか?
お答え、とても参考になりました。

補足日時:2011/09/25 06:51
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この回答へのお礼

確かに、おっしゃるとおりですね。
ありがとう。6月14時点で、という文科省の発表と聞いて、
なんと現実味のない対応だろうと怒っていたので、「事前に」
という基本を忘れていました。
直ちに影響はないと言い続けた当人が、今大臣で、
本当に、なんと無責任で、国民不在の政府かと情けなくなります。
そしてその枝野さんとか、同じ責任といえる野田さんらの内閣の
支持率が高いときくと、スピーディを活用せず、無駄に放射能被曝
を受けた方々の無念さがふつふつと湧き上がります。
まとまったいいお答え、とても参考になりました。ありがとう。

お礼日時:2011/09/22 16:01

追加の回答です。



ヨウソ剤の配布は、事が起こってから配布する場合と、事が起こる前に事前に配布しておく場合の2通りが有ります。
どちらにするかは自治体が予め決めておきます。
ヨウソ剤の投与のタイミングは、まさに数時間前後の範囲内で決定されますので、事後の配布では投与のタイミングを逃す恐れがあるため、事前の配布が望ましい。

だが、そもそも全国的にヨウソ剤の量が足りておらず、事故の規模も過小に見積もっている為、事前配布し切れていません。
福島原発の事故の際、ヨウソ剤が足りなくなるかもしれないとして、他県の原発地域の自治体からヨウソ剤を大量に狩り集めて福島に送ってましたよ。
日本では原発事故は絶対起こらないとする事前の取り決めがあったため、ヨウソ剤の配布に関しても、それを行なう可能性が無いとして充分な準備がとられていません。
原発事故の訓練も殆どされていません。

福島でも事前配布されたヨウソ剤を持つ地域もあったり、事後に独断で急遽配布した地域もあったりで、「飲め!」との指示があれば飲めた人たちも居たのですが、その指示は国が遅れて出したが、その指示は途中で消えてしまいました。
事後の配布に関しても同様ですね。

http://www.asahi.com/national/update/0827/TKY201 …
原発周辺住民に「ヨウ素剤を飲ませるべきだった」 識者が指摘
 3月17、18日に福島県で実施された住民の外部被曝検査の数値から内部被曝による甲状腺への影響を計算すると、少なくとも4割が安定ヨウ素剤を飲む基準を超えていた恐れがあるという。

福島県が国からのヨウソ剤の投与指示を「拒否」したのですが、その理由は、
20Km圏内からの避難が全て完了していたため、「今更、服用させても効果がないと判断した」からなんだそうです。
ところが20Km圏内から飯舘村へ向けて避難して来た人々が沢山居た。
避難後に高濃度の放射性物質が飯舘村近辺に降り注ぎ、元からいた住民も、後手から避難してきた避難民も、高度被曝をしました。
避難後に被曝してるのです。ヨウソ剤投与も考慮してみるべきで、国の指示が出た3月16日でも決して遅くは無かった。

飯舘村近辺に高濃度放射性物質が到来したのは3月15日の18時。
国のヨウソ剤投与の指示が出たのが3月16日。
まだ充分間に合ったタイミングです。(事後投与であっても、遅れた時間が短ければ何割かの効果が出る)

また、南方向の海岸沿いに放射性物質が飛散して行ったのが3月21日の朝方ですから、この方向にも国の投与指示は間に合っていたはず。
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この回答へのお礼

追加の回答有難うございます。当時の混乱ぶりがわかります。
国、県、市町村、各リーダーの判断力、理解力、実行力、全てが
試された事象だったんですね。
次の選挙で国民がどう判断し、どういう結果を生むのか
しっかり見ていきたいと思っています。
ありがとう。

お礼日時:2011/09/25 06:43

またまたデタラメ・当てズッポウを回答している人が居ますね。


いつもの人が。


昨日(9月22日)の夜9時からのNHKニュースをご覧になりましたか。
このニュースを特集でかなり長い時間を掛けてやってましたよ。

国に助言を与える立場の学者が、原発事故発生直後にヨウソ剤の住民への投与を国に勧告していたが、それを受けた国は「連絡の不徹底」でそれは無視された。
該当の自治体は、「国からの指示があれば即座に住民へヨウソ剤を配布できた」と言っている。
既に配布済みの住民からは 「服用の支指示があれば即座に飲んでいた。飲めという指示があってから服用するように言われていたので飲まなかった」と言っている。

こういう錯綜した状況の中で、独断でヨウソ剤の配布を強行した市町村が現れた。中には服用の指示を徳治に出した自治体もあった。
担当者に聞くと、「我々は自信を持って配布しました。もう一度あれば、もう一度やります!」と答えた。

国からヨウソ剤投与の指示が出たのは、ずっと遅れた3月16日になってからで、20Km圏内からの避難者を対象にした。
ところがそれを受けた福島県は、20Km圏内からの避難が全て完了していたため、「今更、服用させても効果がないと判断し、実施を見送った」と言う。

子を持つ親は、「今になっても、ヨウソ剤を飲まなくても絶対大丈夫だ!と誰も断言してくれないので心配だ」と不安がる。

参考↓
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110321- …

http://www.asahi.com/national/update/0827/TKY201 …
原発周辺住民は「ヨウ素剤飲むべきだった」 識者が指摘
 3月17、18日に福島県で実施された住民の外部被曝検査の数値から内部被曝による甲状腺への影響を計算すると、少なくとも4割が安定ヨウ素剤を飲む基準を超えていた恐れがあるという。


福島の原発事故によって放出された放射性物質は、事故の事象によって異なる放射性物質比が有るようですね。
南方向にヨウ素131が濃いというのなら、3月21日以降の数日間に渡るダラダラ流出がそれに当たるのかな?
とすると、国が3月16日になってからでも南方向の住民には間に合ったはずで、SPEEDIの運用と合わせ、適宜のタイミングで服用指示も出せたはず。
この時、福島県側が配布・服用指示を拒否した訳だが、これも放射能飛散状況がはっきりしなかった為です。

「南方向の海岸部でヨウ素131の比率が高かった」← これは3/21からの数日間の流出によるものだと思う。
ヨウソ剤投与はこの地域の住民向けなら3/21あたりに投与指示かと。
また、茨城県では例の茨城県の原発も事故を起こしてベントをしていたとの話もありますね。
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この回答へのお礼

有難うございます。外出していてニュースは見ていなかったので、
参考になりました。識者や専門家の話もさまざまで判断に迷い
が生じます。国民はのんびりとした意識でも、
国家や政府は最悪の事態も考え、その対処法も何パターンも
持ち、実行力もあるものと過信していました。その国の力に
疑問を持ち出したのは、地震や津波の被災地への対処の遅れ、
さらに福一の対応。菅や、斑目など、個人が出てくるだけで、
政府や安全委員会という組織の持つ英知や行動力という
全体像が全く見れませんでした。無能なリーダーがいたための
人災だと思います。
汚染水を止める、流れを突き止める際に、新聞紙と入浴剤を使った時、
ヘリコプターからの放水を決めた時、
あまりの幼稚で、無駄な、(命令を受け実行された方には頭がさがります)
対処法を見て、日本はこんな技術力しかないのかと唖然としました。
おそらく、3.11のあと、多くの場面で多くの専門家、政治家、
役人、民間人、知恵や力を持っていた大勢の方々が地団太踏んで、
無策無能を嘆いていたのでは。その時の主要メンバーが今も国の
中枢を担っていますから、今後も期待できず、今は自分で出来ることを
こつこつやるしかないのか、という諦めも感じ始めています。
そんな心構えからの質問でした。ありがとうございました。

お礼日時:2011/09/23 08:44

安定ヨウ素剤についてですが、原発が立地している自治体は必ず備蓄していて、福島県の各自治体も当然備蓄があり、事故の発生と同時に検討は行われています。

結果的には一部の自治体が「安心のため」と配布しましたが、ヨウ素剤の配布は不必要と判断されました。
安定ヨウ素剤には副作用があるため、放射性ヨウ素被曝のリスクが一定以上でなければ服用するべきではありません。目安としてはヨウ素131の摂取が経口、吸入合わせて3kBq(3,000Bq)というのがラインです。20km圏内の避難は速やかに完了し、危険な食品、飲料などの摂取制限も迅速に行われたため、ヨウ素被曝のリスクがヨウ素剤の副作用リスクを上回ることはないと判断されたわけです。
3月末に甲状腺被曝が疑われる地域の子どもを対象とした検査が行われ、約半数で検出限界を上回る被曝が確認されて大きなニュースとなりました。このときの検査で最高値を記録した子どもでも安定ヨウ素剤を服用するべきレベルではなく、結果的に判断は正しかったことが証明されました。
ちなみに、体内に摂取されたヨウ素が甲状腺に集まるのにはある程度時間がかかるため、被曝から2日程度であればヨウ素剤服用の効果があるとされています。
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この回答へのお礼

有難うございます。知らないことが書かれていて
参考になりました。安定ヨウ素剤は、自治体がもっていること、
副作用があること、配るにも飲むにも、考慮しなければならない
面があるんですね。
福島第一の3,11より、ドイツが原発廃止の声明を出し、
イタリアの国民投票で「NO」が出たころ、
テレビ局が、フランスの原発の近くの住民を取材した映像をみました。
にこやかに「全く心配してない」と話す女性。
フランス文化やフランス人の気質、取材された方の価値観など、
短時間の映像で推測するのは無理があるかもしれませんが、
「慌てず、騒がず」という雰囲気でした。
酪農もやっているとか。そのインタビューで
「ヨウ素剤も持っているし、何かあったら飲めばいい・・」
という部分がありました。
そういう記憶もあっての質問でした。ありがとう。

お礼日時:2011/09/23 08:16

で、高いって言ったって、どれだけ人間の体に健康影響があるの?全く、関係ないんだよ。

それを一寸検出されたからって慌てふためいて・・・無理解、無知識、無能な姿に哀れみを覚えるね。

1960年代のソ連やアメリカ、フランス、中国の核実験の時は、今の濃度よりももっと高い放射線がジェット気流にのって日本に降ってきたんだよ。しかもそれが10年も続いてね。でも、その時、日本はおろか世界でも放射能のことで騒がなかったし、健康被害も無かったんだよ。

それを、一寸検出されたからってヒステリックに騒ぐのは、自らの無知を示しているもんだよ。
いったい、健康にどれだけの被害が出たっていうのかな?計算したことあるのですか?ぜんぜん、問題ないんだよ。だから、気にする必要はないんだね。

「適切な情報や手当てがあったのでしょうか?」とか言うだけ、野暮な話だね。それより、あなたの周りの喫煙の副流煙の方が、発癌性や生活習慣病に、はるかに悪影響を及ぼすのを知ってますか?

もっと、大人の判断をして欲しいですね。

この回答への補足

早朝は、このNHKの資料しかなかったのですが、午前3時過ぎは、
汚染レベルの具体的な数字、最も高い地域の地名まで書かれた記事を
グーグルで読みました。コピペしてなかったので、質問には書きません
でしたが。ヨウ素何万ベクレルという数字で、「全く関係ないレベル」
ではないでしょう。放射線の汚染量は1960年代の核実験の時の何百倍、

「10年も続いてね」と教えて下さっていますが、
現在の日本の放射能汚染のレベルは100年単位。
完全に廃炉になるのは今生きている人間には見れないそうです。
なら、0歳の赤ちゃんでも見れないという、気の遠くなる話なのです。
そして、それを知りたくない、理解したくない、というなら
それはそれでいいと私は思います。人の考えや価値観は人それぞれですから。
ただし、あなたは個人ですからそれでかまわないのですが、
国、政府のレベルの話になると、
「健康被害もなかったんだよ。ぜんぜん問題ないんだよ。気にする必要はないんだね」
ではすみません。政府にしかできない判断や法律やいろいろな対応を
速やかに国の権力と責任でやらないと、全てに問題が生じます。
国際的に世界中が日本を注視しており、日本の対応はもうすでにアメリカ、
フランス、ドイツ、イギリス、ロシアなどなど、多くの国々から失望されています。
憐憫すら持たれているかも。国際的に日本がどう評価されているかの記事を読んでいると、
国民が自国の政府から軽視されているのが、一番悲しくなります。
タバコの副流煙の方がはるかに悪影響というのは、どなたの説でしょうか。
3,4月ならまだしも、現段階で、そういうことをおおっぴらにお話しされると、
「大人の判断」と見てくれる方々は少数だと思います。
外国の大使館員やそのご家族、有名私立学校の生徒、正しい情報と経済力のある方々がどれだけ日本から
脱出しているのかご存じないですか?
脱出できなくても、健康被害を受けない、精神的不安やストレスをなるべく受けない
ような社会を作り、長く放射能とつきあっていくための質問でした。
全く気にならない方は、それでいいと思います。
5年後、10年、20年後に悲しくなるのは、
あなたと私のどちらでしょうか?

補足日時:2011/09/22 18:35
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No1です。



質問者さんの書かれたとおり
あの枝野さんが経産大臣になるんですからね。
まさに「巨悪は問われず?」
http://takedanet.com/2011/09/post_15e3.html

A級戦犯のくせして大臣になったとたんに
「東電の株主や取引銀行も負担すべき」と言ったり
引っ込めたりと相変わらずいい加減な人です。
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この回答へのお礼

私も読んでいました。耳に聞きづらい事を言う人は
一般的には嫌われがちなので、ふつーは当たり障りのない事や
ぼかして言ったりとかしますが、武田先生は、ほんとそのもの
ずばりとおっしゃいますね。でも聞いている側にははっきり
理解できて、頭の中を整理するには、最適です。
武田先生と小出先生は毎日読んだり、聞いたりして
参考にしています。ありがとう。またよろしく。
枝野さんは以下の意見映像を見てから、全く信頼ができなくなりました。
ご存じかもしれませんが書いておきます。
http://www.youtube.com/watch?v=I42g843fngw

お礼日時:2011/09/22 18:46

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