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真空管のゲインについて教えて下さい。

12AU7/ECC82の交換管を探しています。

同じ真空管で「低・中・高」ゲインと3週類ある商品などがありますが
また、価格もピンキリでちょっと困惑してます。まぁ価格はメーカーや品質かと判断
しておりますが。。。

同一メーカーでゲインの違いよる使分けはどのように考えれば良いのでしょうか?

ちなみに真空管の用途はオーディオ用2chプリメインアンプ用になります。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

真空管の型番は形状的な構造と基本的な電気特性幅で規格化されており、材質まで規定されているわけではありませんので、耐圧に優れた金属化合物やノイズの少ない化合物、更には規格化されていない部分での形状的な改良などによって特性が変わってきます・・・しかし、12AU7/ECC82 の交換管と称する限りは 12AU7/ECC82 で規定される電気特性の範囲を大きく逸脱して 12AU7/ECC82 とは言えないものになるほど改変することはできないでしょうから交換管である限りは交換可能になっている筈です。

・・・例えば同じ 12AX7 でもローノイズ特性に優れたものは 12AX7A などと末尾に A が付いたりもしますが、規格上では 12AX7 であることに変わりありません。

耐圧の高い管をより高圧でドライブすればゲインを大きく取ることができるでしょうし、ロー・ノイズ管ならば Phono イコライザなどの低電圧入力回路に向いているでしょう。

コンピュータの CPU チップでは全く同じチップでも 1.25GHz、1.33GHz、1.67GHz といったように駆動できる周波数が異なるチップが販売されていたりするものですが (昔は 12.5MHz、13.3MHz、16.7MHz のメモリー動作速度に合わせて選別されていました)、これは全く同じチップであるにもかかわらず、精度を選別する際に高周波で駆動できると判別されたものを高周波用チップとして選別していました・・・現在は 3 種類どころかもっと細かく分類して、使用時にの状態に合わせて周波数を可変するものまであります。

真空管はペアで用いるために 2 本の管の特性が揃ったものを販売しているものもあり、基本的に工場出荷時や販売店で特性をチェックしていますので、同じ真空管でもゲインを高く取れるものやそうでないものを選別できます。

価格の違いはメーカーのブランド力や製造コストも反映されるでしょうが、無チェックのバルク品みたいなものから工場出荷時に加えて販売店でも多重チェックを行っているものまで途中でかかるコストの大小も大きく影響しているでしょう。

1 本しか使わない限りは特性が多少変わっても交換管ですので音色が変わるだけのことで、そこがまた真空管の面白いところなのですが、ペアで用いたり、精密な回路設計にしているマニアの中には交換時に 1 つ 1 つ自分でチェックしている方もいらっしゃいますね。

古い機器部品というのは現代の IC みたいな厳密な規格で作られているものではなく、極端に言えばソケットにさえ合えばあとはどうとでも調整できる(笑) みたいなところが電気機器はおろか内燃機関エンジンや光学機器に至るまでかなりアバウト(笑)な場合がありますので、厳密に分類すると同じ商品でも複数の特性帯 (規格) に分けることができありするのでしょうね。・・・まあパイプの径さえあれば他のエンジン用パイプをジェット・エンジンに取り付けたり、穴を板金補修して使い続けるジェット戦闘機(笑) なんてのも前戦では当たり前みたいでしたし・・・。
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この回答へのお礼

いつもありがとうございます。

なるほど、いい意味でのアバウトがいい音色につながれば良いですね。
勉強がてら高ゲインと低ゲインを2本づつ入手して、違いが分かるか挑戦してみます。

お礼日時:2011/09/24 13:56

質問文の中の‘同じ真空管’とは12AU7 で、ゲインの違うものがあるという意味でしょうか?


そんなもの あるんですか?
向学のため教えていただけませんか?

それとも、おなじ双三極管でゲインの違う、違う型番のものがあるという意味でしょうか?
後者の意味にとれば、意味も解らず違う真空管に差し替えるのはまずいです。
真空管のゲインはそのアンプの回路設計で決まるので設計者の意図しない結果になる可能性があります。
最悪、発振して音質が最悪になることもあります。
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真空管はギターアンプに使用される事で生き残りました。


ギターアンプは音質重視のオーディオアンプと違い、ギターリスト
の音作り重視なので、真空管の製造技術、品質管理が厳しくなくても
よい物でした、往年の東芝、NECなら規格外れの製品は出荷しません。

特性がバラバラなので、ステレオアンプであれば、特性の揃ったペアーチューブ
を使用しましょう。
パワーアンプの製作記事でプシュプルよりシングルの方が良い、などの
記事は特性がバラバラが故に来るものでしょうね。

使用法は#1のHALTWOさんの回答の通りです、各増幅段の役目に合った、
物を使用します。
価格の安い物は内部雑音が大きいものがあるので、避けたほうが良いです。
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今、刺さってる管は何でしょうか??


12AU7、安いもので1000円~10000円
無難なのはエレクトロ・ハーモニクス(EH)のGOLD
よくビンテージ物とか出てますが
気をつけなければいけないのはピン?の接触不良などで
箱泣きとか、断音することがあります
色々試してみてはどうでしょう??

参考URL:http://www.wakamatsu-net.com/cgibin/biz/page.cgi …
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