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筋肉や靭帯を痛めた際の痛み止め(飲み薬でも注射でも)ですが、これは一時しのぎで、治してくれているわけではなく、むしろ治りが悪くなると聞きました。

痛みが一時的に消えるので、動けてしまい、感じないうちに患部はもっと悪くなってしまうと思うのですが、ひどく腰を痛めた際に、一度注射を打ち、飲み薬をその日だけ数回服用しただけで、あとは何の問題もなく治って(?)しまいました。
その間、激しい動きをしていたにもかかわらず。

これはどういうことなのでしょうか?
痛み止めをしなかった場合、かなり長い期間、痛み続けたと思います。
注射などによって痛みを感じなくなっている期間は、想像以上に長く、治りが悪くなるとはいえ、やはり自然に治っていくまで効いていたということでしょうか?

また、薬を使わないほうが治癒後の状態はいいのでしょうか?それとも変わらないのでしょうか?

痛みを感じなくなり、動いてしまうので、実際にはどんどん状態は悪くなっていくように思うのですが、どなたか教えていただけますでしょうか?
よろしくお願い致します。

A 回答 (8件)

No.2です。

補足ありがとうございます。


>>あまり激しいと飲む以前より痛みが増す可能性はあります。
>これはどういうことなのでしょうか?
なぜ痛みが増すのでしょうか?
痛みがますのは、事前に服用した場合のみだけでなく、ケガをした後であってもその可能性があるのでしょうか?

それが質問タイトルの 「痛み止めが効いている最中に動くと、もっと悪くなる?」 に直結しますね。痛みが残っているうちは、組織は回復過程にあるということです。そこで過剰な外的ストレスを加えると、炎症がぶり返したり、傷が広がったりする可能性は高いのです。簡単に言えば顔をパンチで切ったボクサーが、二三日でまた試合を行ったら再度出血する可能性は高いですよね。薬を飲んでいる最中は痛みがあるという前提の生活を送るべきです。ただ勘違いしていただきたくないことは 「だから薬は飲まない」 ということにはなりません。薬を飲まないことは半ば治療を放棄していることと同等で、 「薬を飲んで安静」 が治療の基本になります。

上記の理由から、筋トレなどの運動も整形外科的疾患には予防として非常に重要ですが、痛みがあるうちは治療に専念するべきです。


>ところで、痛み止めでは患部の血流を抑えるため冷えており、それは体全体も多少冷えることになるということを聞いたことがあるのですが、このあたりはどうなのでしょうか?

NSAIDsは血流を阻害して痛み抑えているわけではなく、過度の炎症を抑えること(炎症の原因になる物質を抑える)を目的にしています。整形外科的疾患においては“痛み”を治療の第一目標に置き、患者さん側は血流を云々は考えなくてもいいと思います。


>そうだとしますと、ある程度痛みが残っていても、冷えが強い(血行の良くない)タイプの人の場合は服用を止めたほうがいいということも考えられるのでしょうか?

NSAIDsはあくまでも炎症を抑えるものです。炎症は痛みの原因ですから痛みがないものに対しては服用する必要はありません。血行が良くないもの例えば脊柱管狭窄症を例にとりますと、NSAIDsの他にPGE1製剤という血行を良くするお薬を同時に処方します。痛みはNSAIDsでコントロ-ルし、血行に関しては他の薬剤で対処するという考え方です。

前にもお話ししましたが、痛み(炎症)を放っておくのはデメリットしかありません。炎症による組織の悪化や、疼痛による宿主の肉体的・精神的ストレスなどです。医療では疼痛のコントロールという大きな目標があります。


お分かりいただけたでしょうか。他にも何かあればどうぞ。

この回答への補足

丁寧にありがとうございます。


>NSAIDsは血流を阻害して痛み抑えているわけではなく、過度の炎症を抑えること(炎症の原因になる物質を抑える)

冷えが生じるわけではないのですね。正しいことを聞くことができ、良かったです。


>「薬を飲んで安静」 が治療の基本

これが厄介なところなんでしょうね。痛みの感じ方が弱くなくなりますと、どうしても無理がきいてしまいますからね。


最後に、確認をさせて下さい。
飲む以前より痛みが増すというのは、”薬の効き目が切れたときには”という解釈で良いでしょうか?
つまり、ケガをする前に服用しておくと、ケガをしてもその痛みは服用していなかった場合に比べて、痛みは軽く感じ、それはケガの大小には関係ないと考えて良いと?

よろしくお願い致します。

補足日時:2011/10/01 07:30
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No.2です。

補足ありがとうございます。


>質問の本筋ではないですけれど、どのうように思われますでしょうか?

私は治療する側の立場の人間ですので、正直あまりお勧めはしません。スポーツ中の患部保護はテーピングが基本だと思います。どこのケガかにもよりますが、テーピングや圧迫で痛みが取れ、動きやすくなると思います。その効果は一時的ではありますがお薬を超えるものがあります。それにお薬や坐薬を加えてもいいと思いますが、強行出場によるその後の選手生命などを勘案しなければいけませんよね。
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この回答へのお礼

長いこと、都度丁寧にご回答下さいまして、ありがとうございました。

痛み止めに対する理解が、私なりに深まりました。
薬との付き合い方は、素人では難しいものがありますが、今後に活かしていきたいと思います。

本当にありがとうございました。

お礼日時:2011/10/01 23:22

No.2です。

補足ありがとうございます。


>ただ、、、ごめんなさい。スーパーマリオが分らないので、ちょっとピンとはきづらい面は否めないのですが、元々の私の質問が伝えきれていないようで・・・

そうなんですね。かえってややこしくしたようですいませんでした。


>仮に、炎症抑える薬を炎症がない状態で飲んだ場合、その後、30分とか1時間くらいして捻挫や肉離れをしたとし、痛みの程度は軽くなるのか?、それとも飲んでいなかった場合と変わらないのか?
ということなのですが、どうなんでしょうか?

一口にNSAIDsといってもその薬の種類は沢山あります。薬とは摂取後、消化吸収されていきます。薬の成分が血液に取り込まれ、患部に到達して初めて効果を発揮します。薬がどのくらいの時間で最高濃度に達するか、濃度が半分になる時間、ほぼ体外に排出される時間は薬によって違います。例えばNSAIDsの代表格であるロキソニンは摂取後30分で最高濃度に達し、一時間を過ぎれば半分になります。またセレコックスというお薬は摂取後2時間で最高濃度に達し、5~9時間で半減します。前置きが長くなりましたが、仮にスポーツの前に服用しておれば、ケガをした時ロキソニンでは鎮痛作用が低く、セレコックスでは高い可能性があります。ただNSAIDsはケガの予防にはならないので、あらかじめ飲んでおく意義はないように思えます。


いかがでしょうか?まだ合点がいかないことがあればお聞きください。

この回答への補足

いえ、いろいろと分りやすくして下さろうというお気持ちに感謝しております。

このケガの前に服用云々の件は、もし仮に格闘系スポーツでこうしたことを実行した場合に、非常に有利になるのではないかと思ったものですから。(試合後の本当のダメージを考えると、危険だとは思いますが。)
ケガの予防というよりも、ケガ(痛み)を感じずにすむのは、戦意喪失にならずにすみますし。実際にはダメージを受けているにもかかわらず、思いっきり動けるのなら、実行する人がいてもおかしくないと思うのです。

質問の本筋ではないですけれど、どのうように思われますでしょうか?

補足日時:2011/10/01 22:36
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No.2です。

補足ありがとうございます。


>飲む以前より痛みが増すというのは、”薬の効き目が切れたときには”という解釈で良いでしょうか?

言葉にする難しさはありますね。激しい運動によって薬で治りかけていたものを悪化させてしまったわけです。薬の効き目自体はそんなに長いものではないですから、薬が効いている間がいいというわけではありません。薬はスーパーマリオのスターではないということになります。スーパーマリオで例えるのもおかしいですが、ファイヤーフラワーぐらいです。ファイヤーマリオ(薬服用状態)になっても敵に当たれば、ちびマリオ(激しい運動によって悪化)になりますよね。仮に薬なしで考えれば両者を比べると運動後の方が悪化しているケースの方が多いですね。


>つまり、ケガをする前に服用しておくと、ケガをしてもその痛みは服用していなかった場合に比べて、痛みは軽く感じ、それはケガの大小には関係ないと考えて良いと?

ケガをする前に服用する必要はありません。前もお話ししましたが、NSAIDsは炎症抑える薬です。炎症がない状態で飲んでも意味がありません。例えば捻挫や肉離れをしたときはRICEが原則ですが、あまり知識名のない方がやるとかえって悪化する場合があります。知識のない方は患部に湿布を貼り、早めに病院にかれることが肝要です。

NSAIDsは通常受傷後の服用します。もちろん同じ種類のケガであれば軽い方が痛みは軽いです。


貴方の疑問に100%答えることができているか少々不安はありますが、お分かりいただけたしょうか。何か不足があればお聞きください。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

ただ、、、ごめんなさい。スーパーマリオが分らないので、ちょっとピンとはきづらい面は否めないのですが、元々の私の質問が伝えきれていないようで・・・

仮に、炎症抑える薬を炎症がない状態で飲んだ場合、その後、30分とか1時間くらいして捻挫や肉離れをしたとし、痛みの程度は軽くなるのか?、それとも飲んでいなかった場合と変わらないのか?
ということなのですが、どうなんでしょうか?

(風邪予防のために、風邪薬を飲んでおいて効果があるか?というような、変な質問だとは思うのですが・・・)

貴重な時間をとらせてしまい、申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。

補足日時:2011/10/01 13:16
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No.2です。

補足ありがとうございます。


>さて、ここからはちょっとおかしな質問になりますが、激しいスポーツの試合の直前に(つまり筋挫傷や打撲、捻挫をする1時間ほど前に)痛み止めの飲み薬、あるいは座薬を服用すると、痛みを感じずにいられるのでしょうか? (良い悪いは別として)

その可能性はありますが、あまり激しいと飲む以前より痛みが増す可能性はあります。普通の仕事(事務、接客、営業)ならば薬を飲むことによって楽に仕事ができると思います。ただ100%痛みを抑えれるケースは稀です。もちろん病名や状況によっても違いますが、傷みが半分になればよしとした方がいいかもしれません。


>仮にそうだとした場合、筋挫傷や打撲、捻挫の部位はどこであっても関係なく効くということでしょうか?

飲み薬や坐薬ならどこでもききます。例えば腰が痛くて飲んでも、同時に歯の痛さにも効きます。同じ成分で色々な湿布が出ていますが、貼り薬、塗り薬は患部にしか効果がありません。逆に言えばこれらは正確に患部に貼らなければ意味がないということになります。


長文、乱文失礼しました。ご参考になれば幸いです。他にも何かあればどうぞお聞きください。

この回答への補足

補足を投稿したつもりだったのですが、投稿できていなかったようです。。。


>傷みが半分になればよしとした方がいいかもしれません。

半分で良しとするとなりますと、激しい運動はきつそうですね。


>あまり激しいと飲む以前より痛みが増す可能性はあります。

これはどういうことなのでしょうか?
なぜ痛みが増すのでしょうか?
痛みがますのは、事前に服用した場合のみだけでなく、ケガをした後であってもその可能性があるのでしょうか?

ところで、痛み止めでは患部の血流を抑えるため冷えており、それは体全体も多少冷えることになるということを聞いたことがあるのですが、このあたりはどうなのでしょうか?

そうだとしますと、ある程度痛みが残っていても、冷えが強い(血行の良くない)タイプの人の場合は服用を止めたほうがいいということも考えられるのでしょうか?

また、いろいろとすみませんが、よろしくお願い致します。

補足日時:2011/10/01 00:12
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No.2です。

補足ありがとうございます。


>ところで、炎症が抑まった際でも、例えば、筋肉の小さな段裂のようなものは残っているのでしょうか?

これは状況によって違いますね。たとえば骨折は数日すれば痛み自体はなくなりますが、骨がくっつくまでは数週間かかります。筋挫傷や打撲、捻挫であれば完治していることもあります。痛みとは安静時痛、動作時痛、圧痛などあります。安静時痛はお薬で抑えられても、動作時痛や圧痛がなくなるのには時間がかかる場合があります。捻挫などは圧痛がなくなれば完治とみなしますが、捻挫による靭帯の影響は見て取れます。例えば車をぶつけて治しても、修理個所が分かるのと似ています。


>また、炎症を抑えることがイコール治癒であり、痛み止めがそれを促進してくれるのであれば、痛みがひくまで使用し続けたほうが良いということになりますか

そのとおりですが、あくまでも処方通り飲むことが基本です。例えば腰痛を例にとりますが、急性腰痛であれば数日飲んで傷みがなくなれば飲む必要はなくなりますが、慢性の腰痛疾患であれば長い期間飲み続けることになります。痛みの度合いに応じてお薬の量を調整して、完全に痛みがなくなるのを確認するのがいいと思います。ただここまで丁寧にコントロールしてくれる医師が少ないのは否めません。


>それとも、副作用(どんなものがあるのか分りませんが)を避けるために、多少の痛みは我慢したほうが良いのでしょうか?

炎症による生体への悪影響は前回回答したとおりです。NSAIDsの副作用で一番多い副作用のは胃への負担です。ですから必ず食後に服用と、胃薬の併用が一般的です。胃に全く不快感などの症状がなければ、副作用は気にされなくてもいいと思います。炎症の悪影響の方を恐れた方がいいと思います。


長文、乱文失礼しました。ご参考になれば幸いです。お大事にどうぞ。

この回答への補足

詳しくありがとうございます。
非常によく分りました。

「車をぶつけて治しても、修理個所が分かるのと似て」というのは、特になるほどと思わされました。
古傷が痛むというのは、やはりその修理箇所はあくまで修理箇所であって元の通りではないということなのですね。

さて、ここからはちょっとおかしな質問になりますが、激しいスポーツの試合の直前に(つまり筋挫傷や打撲、捻挫をする1時間ほど前に)痛み止めの飲み薬、あるいは座薬を服用すると、痛みを感じずにいられるのでしょうか? (良い悪いは別として)
仮にそうだとした場合、筋挫傷や打撲、捻挫の部位はどこであっても関係なく効くということでしょうか?

バカな質問かと思いますが、痛み止めの薬というもの理解したいものですから、ご回答いただけたらと思います。

補足日時:2011/09/30 16:30
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痛みの原因は炎症です。

皆さん痛み止めといっているものは、主に飲み薬だと思いますが、同じ成分でシップ・テープなど貼り薬、ローションなどの塗り薬、座薬などあります。これは全て “消炎剤” で、正式には非ステロイド性抗炎症剤(NSAIDs)といいます。これは患部の炎症を抑えるの主たる目的で、その結果(副産物的)に痛みが取れています。決して何かを麻痺させているわけではありません。


>また、薬を使わないほうが治癒後の状態はいいのでしょうか?それとも変わらないのでしょうか?

飲まない方が悪いくなります。炎症とは腫れも伴うので、腫れの為に患部の血行不良が出てきます。炎症を放っておくと患部の組織や構造、状態は悪くなります。ですから早期にお薬で炎症抑えれば、良い状態で完治を目指せます。

治療の目標は “炎症” になります。この炎症をどうにかしたいわけです。NSAIDsはその炎症を抑えるお薬です。全ての痛みの原因は炎症ですから “炎症がなくなる=痛みがなくなる=完治” になります。お薬は痛みがなくなるまで(処方通りに)しっかり飲まれた方がいいでしょう。NSAIDsは痛み止めの一時しのぎではありません。立派な治療になります。


>筋肉や靭帯を痛めた際の痛み止め(飲み薬でも注射でも)ですが、これは一時しのぎで、治してくれているわけではなく、むしろ治りが悪くなると聞きました。

負荷の程度によって無いこともないですが、だからと言って治療である薬を放棄するのはナンセンスです。 「おなかが空いているけど、食べすぎて太るのが嫌だから一切食べない」 と言っているようなものです。

炎症は湯船やアルコールでも悪化しますので、十分注意されてください。治療は病院のリハビリ(電気や牽引)、鍼治療などがいいと思います。


長文、乱文失礼しました。ご参考になれば幸いです。お大事にどうぞ。

この回答への補足

詳しく、ありがとうございます。

痛み止めとは、麻痺させることではなく炎症を抑えるのですね。

ところで、炎症が抑まった際でも、例えば、筋肉の小さな段裂のようなものは残っているのでしょうか?

また、炎症を抑えることがイコール治癒であり、痛み止めがそれを促進してくれるのであれば、痛みがひくまで使用し続けたほうが良いということになりますか?
それとも、副作用(どんなものがあるのか分りませんが)を避けるために、多少の痛みは我慢したほうが良いのでしょうか?

補足日時:2011/09/30 15:09
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確かに痛み止めは一時的ですがその間体は筋肉とか修復してますので悪化すると言う事はないでしょう


悪化するように感じるのは痛み止めが効いてる間は行動が多くなりそれだけ筋肉等に負荷をかけてるからだと思います
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この回答へのお礼

早々にありがとうございます。

痛みを感じないだけで、その間もできるだけ安静が必要ということですね。

お礼日時:2011/09/30 15:01

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