アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

変わったミステリ小説のお勧めを教えてください。
(必ずしもミステリでなくてもOKです。)
西澤保彦のようなSFミステリという設定で変わった小説ではなく
麻耶雄嵩(夏と冬のソナタ)のような小説を探しています。
また、和書、洋書は問わないです。

以下は既読小説の一例です。
・夏と冬のソナタ
・姑獲鳥の夏
・四大奇書

以上、よろしくお願いします。

A 回答 (12件中1~10件)

安部公房『箱男』新潮文庫。

覗き穴をこしらえた段ボール(冷蔵庫が入っていた縦長タイプ)をかぶったまま屋外で生活する箱男。箱男の手記に見せかけ、偽の箱男が出てきたり、途中で誰が書いているのか混乱させる記述が仕掛けられているため再読を迫られるトリッキーな作品。

アントニー・バークリー『毒入りチョコレート殺人事件』『二つの銃声』。どちらも短編、長編があり、それぞれ違う解決を提示しています。

バリンジャー『歯と爪』。最終部は数十ページにわたり別の用紙に覆われ、破らないと読めないようになっています。破らないままなら返金に応じますというのが宣伝文句。

都筑道夫『猫の舌に釘をうて』。「私はこの事件の犯人であり、探偵であり、そしてどうやら、被害者にもなりそうだ。」で冒頭始まる意欲作。犯人、探偵、被害者が同一人物というミステリを書けないかという考えから生まれた作品。

泡坂妻夫、日影丈吉ほか『秘文字』。暗号化されて書かれた暗号ミステリ短編集。暗号解読しないとまるで読めないという趣向。のちに収録作品は平文でも発表された模様。暗号化には暗号研究者の長田順行が協力。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

毒入りチョコレート殺人事件は名作だということは知っていましたが
今まで読んでいませんでした。
が、今改めて調べましたが、かなり私好みの小説かもしれません。
是非買いたいと思います。

その他の紹介も色々ありがとうございました。
箱男なども面白そうですね。

お礼日時:2011/10/03 23:16

四大奇書に戦前の作品が二点入っているみたいですね。

となると、竹本健治『ウロボロスの偽書』、笠井潔『哲学者の密室』『天啓の器』をあげておかないとまずそうです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ウロボロスの純正音律の方は読みました。
偽書はあまり評判がよくないようだったので・・・。

『哲学者の密室』『天啓の器』は二つとも面白そうですね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/10/05 23:07

・高橋克彦 浮世絵師シリーズのミステリーは、結構変わっています。



 写楽殺人事件
リンク:
 http://www.amazon.co.jp/%E5%86%99%E6%A5%BD%E6%AE …

 北斎殺人事件
リンク:
http://www.amazon.co.jp/%E5%8C%97%E6%96%8E%E6%AE …

 広重殺人事件
リンク:
http://www.amazon.co.jp/%E5%BA%83%E9%87%8D%E6%AE …

 歌麿殺贋事件
リンク:
http://www.amazon.co.jp/%E6%AD%8C%E9%BA%BF%E6%AE …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

紹介文みた所、なんとも言えないので、とりあえず写楽殺人事件を買ってみようかと思います。
乱歩賞受賞作が私の探しているのものと一致するかは微妙ではありますが・・・。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/10/05 01:49

挙げられているもののうち読んだことがあるのがドグラ・マグラだけなのでつらいものがありますが、四大奇書に挙げられている作家はおそらくいずれもエドガー・アラン・ポーの影響を受けていると思います。

基本すぎるのでとっくに読まれてるかもしれませんが・・・。。

ボルヘスという作家も不気味で黒いです。この人も有名ですね。
ウンベルト・エーコの薔薇の名前の犯人はこの人がモデルだそうです。
代表作は『伝奇集』です。
ボルヘスが編纂したバベルの図書館という文学全集も、読破したらしばらく黒い夢がみれそうです。。。

いずれもミステリというより幻想作家、ダークホラー系です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ポーはモルグ街の殺人しか読んだ事ありませんねー。
洋書は結構読んでいないのが多いです。(一番読んでるのはカーかな?)

ボルヘスも名前は知っていますが読んだことはないです。
伝奇集面白そうですね。今度読んでみます。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/10/05 01:03

柄刀一の『OZの迷宮』。

短編集で、名探偵使い捨て型の連作仕立てになっています。この使い捨てっぷりに唖然とさせられます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

柄刀一=密室=物理トリック=ガチガチ本格のイメージがあります。
(本格が嫌いという訳ではないです)
柄刀一の小説はあまり読んだ事ありませんが
紹介文は凄く面白そうな雰囲気をかもし出しているように思えます。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/10/04 22:44
    • good
    • 0
この回答へのお礼

密室殺人ゲームは私も好きで全部読んでます。
確かに設定は変わってるのですが、今私が求めてるのとはちょっと違うかもです。
(簡単にいうといわゆるアンチミステリと言われているようなものが読みたい)

ぼくらの時代は紹介分だけじゃなんともいえないのですが少し普通っぽいきがします。
贋作師は結構面白そうですね。機会があれば見てみます。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/10/04 22:37

回答#5の訂正です。



× アントニー・バークリー『毒入りチョコレート殺人事件』『二つの銃声』
○ アントニイ・バークリー『毒入りチョコレート事件』『第二の銃声』

『毒入りチョコレート事件』は犯罪研究会のメンバーが事件の推理―誰がなぜチョコレートに毒を入れたのか―を各自披露するスタイル。アシモフ(伝記なんかでは正しくはアジモフらしいです)の『黒後家蜘蛛の会』が類似スタイルで男性限定の会合。そのぶん、扱う謎も痴情のもつれ、愛憎がらみを排除してますね。
    • good
    • 0

追加で、正攻法のものを。



鋼鉄都市 と 裸の太陽
ロボット3原則を作ったSFの巨匠、アジモフは、黒後家蜘蛛の会などのミステリの名手でもあります。その彼の、SFの推理小説です。
正統派推理小説であり、ロボットSFの代表作でもある、という、本来ならあり得ない設定での名作です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

少し今求めてるのと違うっぽいですが(SF自体を私があまり見ないというのもある)
二つとも面白そうなので今度買ってみますね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/10/04 22:27

一風変わった町で起こる奇妙な事件をモチーフにしたファンタジィックミステリで


小路幸也 空を見上げる古い歌を口ずさむ 講談社文庫
http://www.amazon.co.jp/dp/4062757362 

ミステリの要素はあまりないのですが、幻想的な和風ファンタジー作品で
梨木香歩 家守綺譚 新潮文庫
http://www.amazon.co.jp/dp/4101253374 
    • good
    • 0
この回答へのお礼

空を見上げる古い歌を口ずさむはメフィスト賞受賞作なんですね。
メフィスト賞は結構好きなのでチェックしてみたいと思います。

家守綺譚は紹介分見る限り私が普段あまり読む本ではなさそうですが
AMAZONを見ると物凄く評価が高いのですね(というか本屋大賞)
機会があれば買ってみます。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/10/03 22:59

『五十円硬貨二十枚の謎』。

競作ミステリ短編集。なぜこの出来で発表するのか首を傾げる苦し紛れの珍作揃い。

清涼院流水『コズミック』。話題の種にはなりますが、次代のミステリはどうあるべきかに関心がない方には読むのは苦行に近いでしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

五十円硬貨二十枚の謎、WIKIで調べましたが少し興味を持ちました。
買ってみようかと思います。

コズミックは余りにも評価が低いので敬遠していました。
ジョーカーはそれなりに楽しめたんですが・・・。

お礼日時:2011/10/03 21:15

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!