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説明には
5-HT3受容体および5-HT7受容体拮抗薬、5-HT1A受容体作動薬、5-HT1B受容体部分的作動薬およびセロトニン輸送体阻害薬として作用
と記述されているのですが
セロトニン輸送体阻害薬ってなんでしょうか? セロトニン再取り込み阻害とはまた違うのでしょうか?

再取り込み阻害と受容体作動という2つの薬理作用と記述されているのですが
やっぱり輸送体阻害=再取り込み阻害なのでしょうか?

A 回答 (1件)

回答が無いようなので「多分の範囲」で書きます。



一般的にSSRIと呼ばれる抗うつ薬は、
貴方が書いたとおり
セロトニン輸送体阻害=セロトニン再取り込み阻害で、
脳神経細胞のシナプス間(神経と神経の繋ぎ目)の
セロトニン量を増やすことによって、
抗うつ作用を発揮させようとしています。

貴方の言われるところの「多重作用メカニズム」とは、
[1] SSRIの再取り込みを抑える作用に加え、
[2] 薬自体が、積極的に(直接的に)セロトニン様に、
セロトニン受容体に作用し、さらに効果をあげようといった
2つの作用を持った薬と思われます。

文面を簡単に訳すと、
「(SSRIにありがちな)吐き気やムカつきは抑え(5-HT3)、
最近うつ病の原因と推定されている所に効果をあげ(5-HT7)、
抑うつや不安を解消し(5-HT1A、5-HT1B)、
従来のSSRI作用(セロトニン再取り込み阻害)もあります」
となります。

ただ、これは、あくまでも宣伝文句です。
セロトニンに対する刺激は、易怒・興奮などを招きます。
SSRI服用で自殺者が出たりしたのも、
過剰な刺激が誘因では無いかと推測されています。

セロトニンが多ければ、ドパミンという物質が減り、
それが意欲低下、感状の平板化を招くとも言われています。

貴方が、記した薬のみならず、
まだまだ、これから検討されるべき課題は、
決して少なくないのが、現状です。
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