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七つの大罪はキリスト教で定められたものとありますが、それぞれ付随する悪魔などもキリスト教が由来なのでしょうか?
もしくは七つの大罪が描かれている神話はありますか?

宗教上、悪魔が出るのは理解できるのですがしっくりこないのです
聖書には特に名前など書いてありませんし
どの話から引っ張ってきた悪魔なのかを教えてくださるとうれしいです

お願いします

A 回答 (4件)

AD590年に教皇グレゴリー一世が、それまで西ローマ教会内部の修道僧の学説をまとめて、新たに正式に七つの罪を決めました。

その際に、新たに妬みが付け加えられたそうです。

中世の絵画や彫刻を見ると、生き生きと地獄の様子が描かれていますが、現在のホラー映画のような役割をつとめたと聞いています。毎週教会に通う信者の人たちには、ずいぶんと刺激的なものだったでしょう。実際に、黒死病などでバタバタと死人の出ていた時代には、説得力のあるお説だったに違いありません。

その地獄や悪魔を、現在の私達の思うような姿に描いたのは、二人の詩人でした。

一人はローマ教会のため、故郷のフィレンツェから離れざるをえなかったダンテ・アリギエリの”インフェルノ”で、素晴らしい創造力を持って九つに分かれた地獄の様子を描写しました。その筋立てに、七つの大罪が使われています。

もう一人はミルトンで、自分自身を内省することで、”失楽園”のなかでルシファーの堕落を描き、サタンの性格付けをしました。

聖書では、ヨブ記では神に挑戦する悪魔が、イゼヤ書では”朝の星”が、黙示録の22章ではルシファーが活躍します。

自分自身の内面の見苦しさや罪深さ=悪魔を、教会内で最初に看破し、それを果敢にも、”告白”として書き残したのは、ピッポのアウグスティヌスだったということです。
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カテキズムが手元にないので


間違っているかも知れませんが
「七つの大罪」ではなく
「七つの罪源」だったと思います。
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そもそも七つの大罪というのが聖書には厳密に書かれているわけではありません。


似たようなことは書かれていましたが、「七つの罪」と明記されているわけではなかったように記憶しています。

wikiを見ると、詳しいことが解説されています。
元々はエジプトの修道士の著作に出てくる枢要罪というのが起源のようです。
それが、いくつもの時代を経ていろんな人の考えに触れるうち変化し、現在の形になったのですね。
対応する悪魔については、16世紀になってようやく言われだしたもののようです。
"人が背負った業は、悪魔の介在があるに違いと思えるほど深い"といった感じでしょうか。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E3%81%A4% …
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ブラッドピッド、主演の、セブンという映画を見ると、良く分かりますよ。

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