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MOSFETについてですが、一般的にNchの方がPchよりも値段が安いのは何故なのでしょうか。
以前Nchの方がチップの面積が小さく作れると聞いたこともありますが、本当でしょうか?

A 回答 (2件)

MOSFETは多数キャリア素子であり、Nchは電子でPchは正孔が多数キャリアだとゆうことはご存じですよね。


シリコンの場合、電子移動度は1500[cm^2/Vs]で、正孔移動度は600[cm^2/Vs]です。
つまり、同一構造で同じON抵抗を実現するには、Pchは1500/600≒2.5倍の面積が必要になります。
そのチップ面積の差が価格の差に大きく影響するわけです。
その手の一般的なことは、この本が参考になります。
http://www.amazon.co.jp/dp/4526049751
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
キャリアの移動速度の違いを補う為にサイズを大きくする必要があったのですね。
教えて頂いた書籍確認してみます。

お礼日時:2011/10/23 09:22

大量生産の結果と言って良いでしょう



N-chの方が沢山使われる事が多く製造コスト&販売コストが安くなります
これはMOS-FETに限らずトランジスタでも同じです
ですからN-ch&NPNが種類も多く性能も良いのです P-ch&PNPは高価で性能が悪いです 
つまり需要が少ないので開発コストを掛けられません
 
これは半導体に限りません 沢山売れる物は競争も激しくコスト競争になるのです
その為に自動化され更にコストが下がります 要は沢山売れるかどうかです

製造コストには材料、加工、検査コストも含みます その他経費
自動検査でも二十年前アナログICで一秒あたり1円とか言いました
自動製造&検査は大量生産出来る程の需要がないと設備投資出来ません。
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