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ランニングをしていて、膝を痛めてしまいました。
ランニングをした理由は以下の通りです。
 ・運動不足であったため
 ・体力づくりのため(体重は基本値であるため、ダイエット目的ではありませんでした)

痛めた理由をネットで調べると「運動不足の人は大腿四頭筋がきちんと鍛えられていから。」
のように書かれているサイトが多かったです。

そこで、疑問に思ったのですが、この筋肉を鍛えることと膝痛の関係がよくわからないので、教えていただけないでしょうか。
私は、大腿四頭筋が大きくなり、重くなると、余計、膝に負荷をかけるのではないかと思ったのですが、たぶん違うんですよね。

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

膝の骨は基本的に三つ存在し、関節は二つ存在します。



一つは大腿骨。腿の骨ですね。二つ目は脛骨。すねの骨です。三つ目は膝蓋骨。お皿の骨です。その三つの骨でそれぞれ構成される関節は、大腿骨と膝蓋骨の膝蓋大腿関節、大腿骨と脛骨で大腿脛骨関節です。そしてこの二つの関節を総称して膝関節、 “膝” と呼んでいるわけです。

大腿四頭筋は骨盤から始まり、大腿骨、膝蓋骨を経由して脛骨に付着しています。大腿四頭筋の機能は膝を伸展(伸ばす)させることです。この機能を有しているのは大腿四頭筋だけです。ですから四頭筋の力が低下すると、完全に伸ばすことが難しくなります。これはどういうことか言いますと、そのままだと身体が後ろに倒れてしまうのです。人形なら立つことはできませんが、人間はできますよね。どうしてか?人間は股関節を後ろに倒すことでそれを代償するわけです。イメージしやすいように簡単に言えば後にのけぞる感じです。骨盤を後ろにのけぞらせ、上体をさらに起こすわけです。

上記のような状態になると四頭筋が弛緩ているため、膝を安定させる言わば安全装置の一つが働きません。膝という関節は股関節や足関節など他の関節と違い、骨と骨のかみ合わせがありません。骨だけ見れば骨の上に骨がのっかている格好になります。それを靭帯や関節包などで繋ぎ止めているのですが、その大きな役割の一つを担っているのが、膝蓋骨を介している四頭筋になるわけです。


また膝が伸びていない状態では、関節にかかる圧が違ってきます。簡単なイメージで言えば、大きな柱を支える為には一人より二人、非力より剛力の方がいいわけで、医学として考えるのではなく人間も一つの構造体ですから物理学で考えると理解しやすいと思います。


少し分かりにくい文章になってしまいました(汗;
分かりにくいところがあれば補足ください。
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 おそらく複合的な要素が働いていると、個人的には考えています。


 二番目まで上げるとして(その二つが大きいかな、と今の所思うので)。

 第一は、もちろん膝への負荷を筋肉へ分散させることです。歩く、走るを含めた動作は、基本的には全身の協力で行われます。従って、全身が負荷を受けると言えますが、走るときは一瞬でも空中に浮きますので、着地時の衝撃があります。
 一瞬とは言え、体重の3倍とも言われるこの負荷、最もダメージとして発生しやすいのが膝です。この負荷をを直接に分散できるのが大腿四頭筋なのだろうと考えます。

 もう一つは、大腿四頭筋の強化には、衝撃ではなくゆっくりとした動きと負荷が膝にかかることです。これは、余程の負荷でない限り、ジョギングよりずっと弱いものですので、故障を起こしにくいですが、膝を適度な負荷で充分に動かしますので、毛細血管の発達から始まる膝自体の強化につながると思われます。

 実際、以前は膝痛に対しては安静が原則でしたが、近年では負荷を考慮しつつ動かしていく療法も広がりつつあります。これはどのタイプの膝痛にも有効というわけではありませんが、血行改善から始まる膝機能修復を狙ったものです。患部の写真例では、ダメージで棘だったような状態が、なめらかに改善している様子が分かります。

 他にもあるのでしょうけど、とりあえず上記二つはあるだろうと思います。
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トレーニング経験が無かったり、普段運動不足の場合(筋肉量が少ない)や中高年の場合はいきなり走る事から始めると膝を痛めやすいです、膝関節の関係(軟骨が擦り減ってる)も伴いますので、ウォーキングから初めて徐々に身体を慣らしてからジョギングへと移行されると良いと思います。



大腿四頭筋を鍛えて筋肉が付く事により膝部への負担をカバーします、腰も腹筋や背筋を鍛える事でカバーされますので筋肉を鍛える事は必要です。
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ご質問者さんと全く同じ事情で膝を痛めました。


10年近く全く運動をしない期間の挙句、退職後に思い立ってランニングを再開した途端のことです。
立ち上がり時、歩き始め時に痛みます。日常生活に不便を感じるほどでした。病名は変形性膝関節症という事らしいです。

一般的に原因は関節軟骨の老化、外傷、肥満などのようです。私の場合は老化と共に関節軟骨が弾力性を失い関節変形をおこしたようです。

医者の説明では負荷を骨に負担させるばかりでなく大腿四頭筋にも負担させてやれば良い。その為に筋トレをせよ、との事でした。湿布も貰ってかなりの期間貼りましたが、これは効果があったように思えません。

アドバイスに従い、ジムで3~4日に一度程度下半身の筋トレを行い(正しい筋トレをしないと逆に体を痛めます)運動はランニングは止めましたがその代わりエクササイズウォーキングは歩き始めなどの痛みを超えてほとんど毎日距離も時間もスピードも少しずつ負荷を増していじめて行きました。なお、特定の筋肉ばかり強化していると他のマイナスが出てくるのは経験上知っているのでウェイトを掛けたスクワットだけでなく下半身の筋肉は均等に鍛えています。

一膳の箸みたいに細かった足の筋肉は4カ月で驚くほど戻りました。そして歩行時膝の痛みはいつの間にか消え、膝を動かす時に気になるコキンと言う音もほとんど解らなくなり、痛んだ方の足だけを使って立ち上がる事も出来るようになりましたので、訓練の為に殊更その膝を使って立ち上がるようにしています。ウォーキングは11月にレースに出るつもりです。

医者でないので医学的な説明は出来ませんが、治癒の過程をご紹介しました。
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