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Sパラメータの透過特性と反射特性の和が1とならないのはなぜなのでしょうか?

解析ツールで配線のSパラメータを抽出しているのですが、
2ポートSパラメータでも、反射特性と透過特性の和が全周波数帯域で1となりません。
また共振周波数も若干のずれがあります。

透過しなかったものは全て反射して返ってくるのではないでしょうか?

A 回答 (3件)

>透過しなかったものは全て反射して返ってくるのではないでしょうか?



2 - ポートだとしましょうか。

皆さんのコメント通り、
 (負荷側に透過しなかったもの) = (電源側に反射したもの) + (2 - ポート内での消費されるもの)
なのでしょう。

簡単な 2 - ポート、例えば入出力間に抵抗をつないだだけの場合で勘定してみるとわかります。
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もし、Sパラメータの単位が電力の次元ならば、ロスの無い配線回路の場合は


S11+S21=1になりますが、実際は電力の0.5乗の次元なので
S11^2+S21^2=1になります。
解析ツールの結果を二乗して確認してみて下さい。
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反射以外に損失(熱や力学的なエネルギーとして吸収される)がある場合があるので、必ずしも和は1になりません。

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