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中原永世十段は桂の使い手として有名。
そういわれるゆえんを表す対局はどのようなものがありますか?
また、エピソードなどありましたらご紹介ください。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

棋戦詳細:第43期名人戦七番勝負第6局


「中原 誠王座」vs「谷川浩司名人」
http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmd …

これじゃないかな。中原王将・王座(当時)が谷川名人(当時)に挑んだシリーズです。このシリーズは谷川名人が先手番だと相矢倉で中原二冠王が先手番の時は相掛かりのパターン。ここで第6局の41手目の▲5六飛の局面が中原流相掛かり。局面だけを見ても、とてもプロの将棋とは思えない。居玉でぽんぽんと桂が跳ねて、歩越しに▲5六飛。どうみてもアマの田舎初段の将棋にしか見えない。こんな攻めが続くのか!?という感じですが、これがリズミカルに最後まで続くのでありました。なんど並べなおしてもほれぼれします。

エピソードというのとは違うかも知れないが、今度は中原棋聖(当時)のポカ。80手目の▽2五桂打が打った直後に只取られという初心者みたいなポカでありました。
棋戦詳細:第48期名人戦七番勝負第2局
「谷川浩司名人」vs「中原 誠棋聖」
http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmd …

先番谷川名人の角換わり右玉に後手中原棋聖が棒銀で挑み、80手目が問題の局面。この後取られた桂馬を同じ位置に▲2五桂と打たれて、あっという間の寄り形にされて中原棋聖の敗局となっただけに酷い。

この2局はどちらも有名だと思う。ちなみに谷川名人も桂馬は好きな駒だと思います。

おまけに谷川名人の名局も。
棋戦詳細:第09期竜王戦七番勝負第2局
「羽生善治竜王・名人」vs「谷川浩司九段」
http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmd …

中盤から終盤にさしかかる辺り、谷川九段が74手目に▽7五歩と銀頭を叩いたのに構わず、羽生竜王は▲8一角成と飛車取りで切り返す。これには▽6二飛と逃げつつ飛車をぶつけ、羽生竜王が▲6三馬で飛車交換を拒否しつつ飛車取り。これには▽5九角と飛車取りに角を打ち込む。羽生竜王が▲6九飛と角の当て返した80手目が問題の局面。ここで飛び出したのが鬼手▽7七桂。▲同桂と只取りすると今度は銀を取りつつ▽7六歩が桂に当たって後手の攻めが速くなるという意味です。羽生竜王はやむなく▲5九飛と角の方を取ったのですが、以下は光速の寄せが炸裂、106手目の▽6三桂で羽生竜王が投了しました。

以上3局是非並べられたい。

この回答への補足

mekuriya さん、こんにちは
3局目:羽生竜王はどうして投了したのでしょうか?
63桂同角成同竜となって、例えば63銀などと粘ると後手大変じゃないでしょうか?
それより106手目は83桂のほうがいいようにおもいますが・・
以下、85玉84歩86玉74銀89飛85銀97玉95歩となって後手の勝ち。
どこか抜けていますか?

補足日時:2011/12/04 11:38
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この回答へのお礼

mekuriya さん、こんばんは
3局も興味深そうな棋譜(まだ並べていないのでわからない)のご紹介、ありがとうございます。
時間をかけてじっくり鑑賞させていただきます。

お礼日時:2011/11/06 18:45

ひとつ紹介しているサイト



参考URL:http://blog.goo.ne.jp/handoroya/e/8e0736590d2a65 …
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この回答へのお礼

面白いサイトのご紹介、ありがとうございました。

お礼日時:2011/11/06 18:40

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