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上の質問にもあるとおり、「大学の実習で行うべき研究」について悩んでます。そこで、質問です。


―――赤松 健先生、『ひと夏のKIDSゲーム』『AIが止まらない』
          『いつだってMyサンタ!』『ラブひな』
          『陸上防衛隊まおちゃん』『魔法先生ネギま!』、その他色々
   こんなコトバを聞いて、皆さんは何を思いますか?―――


【 賛 成 派 な 意 見 】
 ・物語の中で、それぞれのキャラが互いに成長していく(=心が動いていく)プロセスが
  好き。
 ・一見レベルの低い漫画に見えるケド、実は意外とレベルが高そうだから、けっこう好き。
 ・ストーリーが「ラヴコメ」ってカンジで、面白い。
 ・女の子が多い。しかも、かわいい。「萌え~」ってカンジ。
 ・サービスカットが多くて好き。

【 反 対 派 な 意 見 】
 ・男の子が、軟弱すぎ。「男らしさ」のカケラもない。女の子に振り回されすぎ。
 ・「女の操(みさお)」、なさすぎ。女の子は、もっと「女らしく(おしとやかに)」
  あるべき。
 ・サービスカット、多すぎ。女の子は、もっと「恥じらいの文化」を持つべき。
 ・ストーリーが、ご都合主義(同人誌的?)。主人公が、あんなに多くの女の子に囲まれる
  なんて、あり得ない。
 ・女の子が全員カワイイなんて、あり得ない。かわいい女の子、多すぎ。


一応、私なりに【賛成派】と【反対派】の例を考えてみました。が、コレ以外にもたくさんの視点があるかと思いますので、別に「上の例の中から選べ」というワケではありません。ですので、どんな回答でも構いません。いろんな回答の程、よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

私見ですが・・・



(1)異端の作家である
ただし週刊少年マガジンという雑誌に連載をもっている作家の中ではという条件付きで、ということですが(個人的にマガジンって硬派なイメージがあるので・・・)。「ラブひな」の連載が終了したとき「次回作はマガジン本誌じゃ無理だろうな」なんて思いましたし。

(2)時流の乗っている
ここでいう時流とは主に「絵柄・作品ジャンル」の点からだと考えてもらって結構です。講談社漫画賞を受賞されたときの審査員の方々のコメントにもありましたね。というか、あのコメントは仮にも賞をとった作品に対するコメントとは最初思えませんでした。

質問者さんが例示されている賛成派・反対派ともに一理ある意見だとは思いますが、個人的には「空想世界を現実世界の尺で測る」ことはあまり意味をなさないと思っています(反対派のことを言っているのかと思われるかもしれませんが、この場合は賛成派にも当てはまる点があります)。その作品世界における設定あるいは約束事といったものを、いかに違和感なく見せられるかが作家さんの腕の見せ所だと思うのですが。そういう点では赤松先生は「惜しい、あと一歩。」といった感じかと思います。
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この回答へのお礼

お礼の方が遅れてしまい、大変、大変に申し訳ありませんでした。

鋭いご考察、ありがとうございました。特に、「「空想世界を現実世界の尺で測る」ことはあまり意味をなさない」という書き込みには関心されられました。おっしゃるとおり、「その作品世界における設定あるいは約束事といったものを、いかに違和感なく見せられるかが作家さんの腕の見せ所」であり、それが【説得力】になりますからね。

ですが、赤松先生の場合に限って言えば、《【説得力】を持ちすぎてしまうと、逆に漫画が不利になってくる》ようにも思えてくるんです。というのは、現実と空想の狭間にある世界を描いているような彼の作品が、【説得力】を持ちすぎることによって現実味を帯びてくると、その世界観が破綻してしまうような気がするから。従って、「惜しい、あと一歩。」という評価は、例え赤松先生ご本人が避けたかったとしても、どうしても避けられようがなかったのではないかと。というよりも、「惜しい、あと一歩。」という評価そのものが、赤松先生の長所でもあり、また短所にもなりうるのではないでしょうか。

そうした特徴を持った漫画家サンは、現時点ではかなり少数派だと思われます。その点では、赤松先生は「時流の乗っている」作家であり、また「異端の作家」なんでしょうね。ゆえに、どうしても評価が二分してしまうのかもしれません。講談社漫画賞での審査員の方々のコメントも、面白かったですよね。評価が(笑)

お礼日時:2003/11/27 22:34

 多くの読者からはかなり否定的な意見が多く見受けられるようですが、


それでも自分は応援し続けていこうと思います。

 といいますのも、コミケ(1998年の夏コミ)で色紙を持ち込んで
サインを頂いたこともあり、漫画家からサインを頂いたのは生まれて初めてのことでもあり、
そんな一生ものの思い出もあって、新連載が始まったらまた応援してやろう、
と心に誓ったものでした。

(※98年当時は、週刊少年マガジンでまた新連載(のちの「ラブひな」)を始める、といった程度の
情報しかなく、まだタイトルも決まっていない状況でした)

 話は逸れましたが、
最近の「ネギま!」も単なるラブコメにとどまらず、
派手な戦闘や冒険の要素まで取り入れるあたり新鮮味も感じられましたので、
たまにはそうしたアクションの要素もあれば、もっとメリハリがついて
面白くなりそうだと思います。

参考URL:http://www.ailove.net/

この回答への補足

(4番の方の補足欄、お借りします)


皆様、お礼が遅れてしまい、大変申し訳ありませんでした。実は私、『サンデー』ファンなので、赤松先生の漫画をほとんど読んだことがないんです。てことで、書店に『週マガ』を買いに走り、『ネギま!』を読みながら「お礼」を書きました。一応、「頑張って書いたツモリ(というより、頑張りすぎちゃったカナ? 長すぎるし(笑))」ですが、間違ってたらゴメンなさいです。こんな風に、色々と考えすぎるあまり、お礼が遅れてしまったんですよね。「考えすぎは禁物」ですね。

肝心な研究テーマは、おそらく「規範」というものに着目しそうですが、まだまだ未決定です。なので、皆様のご回答を参考にして、ゆっくりとやっていきたいと思います。

ポイントは、いつも通り独断と偏見でもって付けさせて頂きました。もらえなかった人、すみませんでした。

皆様、ご回答ありがとうございました。

補足日時:2003/11/28 00:13
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この回答へのお礼

う~、コミケですか…。私、コミケは未経験なんで、詳しいコトは分かんないです(笑) でも、赤松先生がコミケに出没されるのは知ってます。サインもらえて、良かったですね!

実は、私も《赤松先生の肯定派》です。「萌え」「ご都合主義」といった否定派の意見は一理ありますし、とても否定できるモノではありません。が、それだけで売れるほど、漫画業界というのは甘くはありません。《売れている》という客観的な事実がある以上、そこには、何らかの《売れる要素》が介在しているのではないかと。

例えば、『魔法先生ネギま!』。一見すると、あり得ないくらいサービスカットしてますよ(笑) でもね、よーく見ると「派手な戦闘や冒険の要素(by 回答者様)」も介在している。それによって、一人一人のキャラが成長していく。

ダメな漫画の場合はね、この点がダメダメなんですョ。その典型例が、『週刊少年マガジン(2003年52号)』に載っていた『たんぽ』とかいう駄作。これはね、「男性読者に媚び売ってるだけ」の話。だから、それなしでは存在することすらできない。よって、人気が出そうもない。つまり、『同人誌――かわいくて、エロけりゃ売れる――』と『商業誌』とを勘違いし、その結果、独善的になってしまった駄作。

これとは反対に、赤松先生の場合は、下手な同人誌レベルにまで堕落することはない。また、読者と同じレベルにまで成り下がることもない。あくまでも《プロの作家》として、読者の少し先を歩いて――《読者が色々と展開を想像できるようなスキ》を読者に与えながらも、《読者に完全に展開を読まれてしまうようなこと》もしないで――いる。さらに、【漫画の本質(キャラが、肉体的・精神的に成長していくこと)】も、ちゃんと描いている。つまり、決して《【萌え】だけで売っているダメ漫画家》ではないような気がする。

読んでるとコッチが恥ずかしくなるので(笑)、赤松先生の単行本は持っていませんが、『AI Love Network』の日記は読んでます。漫画業界の裏話が載ったりして、面白いですよね。

ご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2003/11/28 00:00

基本的にはファンなんですが、


・絵がかわいい。
・AI止まは連載時最後まで読んだ気がする。
・ラブひなはストーリーがばかばかしくて
ご都合主義なので途中で読むのをやめてしまった。
・ネギまはようやく最近面白くなってきたのか?といったところ。
・個人的には伏線好きなのですが、あまり張られてなくて不満気味

以上を踏まえて、No.1さんの
>優柔不断を優しさと勘違いしている世界観が最悪。
>男女の比率がおかしい。ただ、読者に媚売っているようにしか思えない。
まったくその通りです^^

まとめると、絵がかわいいからという理由だけで読んでます。
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この回答へのお礼

お礼の方が遅れてしまい、大変、大変に申し訳ありませんでした。

確かに、「ご都合主義」や「絵がかわいい」といった特徴はありますね。ですが、それだけで億万長者になれるほど、漫画業界というのは甘くないような気がするんです。《売れている》という客観的な事実がある以上、そこには《売れる何か》が介在しているのではないかと。

その一つが【伏線】であるワケですが・・・。赤松先生の場合、あまり張ってないような…(笑) というよりも、あえて張ってないようにも思えてきます。つまり、読者が毛嫌いしてしまうような難しいストーリーは考えずに、分かりやすさ重視で描く。それによって、《読者が色々と展開を想像できるようなスキ》を読者に与える。とは言っても、完全に読者と同じレベルにまでは堕落しない。下手な同人誌レベルになることもない。あくまでも《プロの作家》として、読者の少し先を歩いている。これこそが、赤松先生の長所ではないかと。もっとも、【伏線】好きな方にとっては、逆に短所になってしまいますケドね(笑)

話は変わりますが、「優柔不断」というコトバにも惹かれました。詳しくは、1番の方のお礼欄に長ったらしく書いてますので(笑)、もし興味がおありでしたらお読み下さい。

ご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2003/11/27 22:58

萌え絵は、嫌い。


優柔不断を優しさと勘違いしている世界観が最悪。
男女の比率がおかしい。ただ、読者に媚売っているようにしか思えない。
興味の無い漫画家です。
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この回答へのお礼

お礼の方が遅れてしまい、大変、大変に申し訳ありませんでした。

確かに、《【萌え絵】っポイ絵柄》ですからね。その点では、「読者に媚売っている」面も否定できません。事実、「萌え~!」という理由だけで、赤松先生のファンなさっている方々もいらっしゃいますし。ただ、広義で《【萌え】という概念》を考えた場合、これが意外と多くの漫画に使われているような気がするんです。『マガジン』で言えば、『クニミツの政』や『探偵学園Q』などが、その例ではないかと。とすれば、《【萌え】が一切無い漫画》を探す方が、逆に難しいことになる。よって、多少の【萌え】であれば、個人的には認めてます。

とは言っても、《狭義の【萌え】》は嫌いですケドね(笑) ここでの狭義とは、《ギャルゲーや下手な同人誌に出てくるような【萌え】のこと》です。これは、読者を限りなく限定しかねず、また、どこか独善的になりがちなので、商業雑誌には不向きな気がするんですよね。それに、【萌え】だけで億万長者になれるほど、漫画業界は甘くはないですし。

あくまでも個人的な考えですが、赤松先生は【広義の萌え】で漫画を描かれているように思えるんですョ。のみならず、漫画の本質から逸脱することなく、また、下手な同人誌レベルにまで成り下がることもなく。さらには、読者と同じレベルにまで堕落することもない。つまり、決して《【萌え】だけで売っているダメ漫画家》ではないような気がするんですよね。

さて、話は変わりますが、「優柔不断」というコトバに惹かれました。我々がこういうコトバを口にするとき、我々は無意識のうちに「規範(=世の中における善悪の判断基準。つまり、ジョーシキ)」というものを利用しているような気がするんです。つまり、「優柔不断=男らしくない。だからダメ」という規範意識が働いているのではないかと。また、こうした規範意識という概念は、時代の変遷によっても変化すると思うんです。赤松先生自身も、「今は昔と違って、ナヨナヨした男の子の方が売れる。読者の目線に沿ったストーリーにすべき」とおっしゃってましたし。

とすれば、漫画における規範の変遷から、逆に現実社会の変遷を捉えられるのではないかと思えてくる。それを研究してみようカナと勝手に考えているんですケド・・・。難しいですね(笑)

ご回答、ありがとうございました。と、お礼長すぎてゴメンなさい(笑)

お礼日時:2003/11/27 22:08

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