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実在気体が理想気体に近ずくには、高温低圧ならよいということはわかっていますが、高温にすると粒子の活動が活発になって高圧になるんじゃないしょうか?あと、なぜ低圧ならば理想気体に近ずくと書くんでしょうか?だって低圧にする理由は粒子の数が少ないために粒子自身の体積が全体に比べ無視できると言うことなんだから、低圧の代わりに「粒子数が少ない」と書けばいいんじゃないですか?

A 回答 (3件)

体積V,圧力p,温度T,は互いに関係していますから


(その関係をつけているのが状態方程式),
何かを固定して話をしないと意味がありません.

pを固定すれば,Tが大きいほど(同じことですがVが大きいほど),
理想気体に近づくことになります.

普通は気体のモル数は一定(すなわち粒子数は固定)としていますから,
粒子数が少ないなどは意味がありません.
1モルあたりの体積 V/n なら意味があります.
実際,ビリアル展開は
(1)  pV/nRT = 1 + B(n/V) + C(n/V)^2 + ・・・
というように,n/V が小さい(つまり1モルあたりの体積 V/n が大きい)
方からのべき展開の形になっています.
高温で低圧なら,当然 V/n は大きくなるわけです.
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この回答へのお礼

詳しい解説どうもありがとうございました。私、受験生(医学部を目指しています)をやっていますので、これからも質問をすると思いますので、その時はよろしくお願いします。

お礼日時:2001/05/04 04:49

低圧の場合は分子自身の体積が無視できるからです。

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この回答へのお礼

私も受験生をやっていますので、一緒にがんばりましょう。

お礼日時:2001/05/04 04:52

「高温低圧ならよい」というのはどのような状態(雰囲気)に持っていくとよいかという説明ですよね。


低圧の代わりに「粒子数が少ない」と書く場合には「粒子の活動が活発で、粒子数が少ないほうが良い」という表現になると思います。
全体の状態で表現するのか粒子の状態で表現するのか表現方法の違いだと思いますよ。
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この回答へのお礼

質問した途端の早い回答ありがとうございました。表現方法の違い・・・・、とーってもわかりやすかったです。これからもよろしくお願いします。

お礼日時:2001/05/04 04:54

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