プロが教えるわが家の防犯対策術!

■概要
OSやHDDが読込不可能なセクタを発見すると,HDD内に用意されている代替領域と差し替えるかと思いますが,この代替領域はどれぐらいのサイズが確保されているのか,確認する方法を教えてください.

■質問
(1)
HDDから異音がしたのでchkdsk /r をかけたところ,477MBの不良セクタが見つかりました.
これは,代替領域が477MB使用されている,という認識ですが合っていますでしょうか?

※chkdskコマンドの結果で不良セクタが約477MBある→代替領域が約477MB分使われる,という単純なロジックは成り立つかどうか気になっています.
※簡単のため,マッピングなどを管理する領域については考えていませんが,もしご存じの方がいれば,後学のため詳細をご教授頂きたいです.

# chkdsk結果
1953512000 KB : 全ディスク領域
138915464 KB : 3028 個のファイル
2000 KB : 50 個のインデックス
477804 KB : 不良セクタ
173200 KB : システムで使用中
65536 KB : ログ ファイルが使用
1813943532 KB : 使用可能領域

4096 バイト : アロケーション ユニット サイズ
488378000 個 : 全アロケーション ユニット
453485883 個 : 利用可能アロケーション ユニット

(2)
代替領域が事前にどれぐらい確保されているのか気になりました.
いくつかググってみましたが,代替領域の実容量にまで言及しているページは見つかりませんでした.
ディスクによって異なるとは思いますが,用意されている代替領域のサイズを確認する方法はあるのでしょうか?

■環境
OS:Windows Vista HomePremium
対象HDD:Western Digital社の WD20EARX [2TB SATA600]

■備考
既にデータはバックアップしており,単純に興味本位で聞いております.

A 回答 (3件)

> この代替領域はどれぐらいのサイズが確保されているのか,確認する方法を教えてください.



代替用セクタ容量を明記した記事はないと思います。
これは、ある意味企業秘密に入ることかもしれないからです。
多く設定していることを公にすると、不良品が多いのではと変な疑いをもたれては損だということかもしれません。

余り公にしていないのは、リトライ回数です。
一般的には、2のn乗だと思います。
これも、回数と、時間指定があるようです。
例えば、リトライ回数、64回とか、リトライ時間5秒とかです。
リトライで成功した場合は、不良セクタ扱いにはならないため、リトライばかりやっているパソコンでは、HDDの交換をしたほうがよい場合があると思いますが、このリトライ回数も公には分からないようです。

代替セクタを使うか、不良セクタとしてOSに知らせるかといったことは、HDDのファームウェアの仕様で決まるため、これも余り公には分かっていません。詳細なエラーコードによるものと思われます。
よって、
> これは,代替領域が477MB使用されている,という認識ですが合っていますでしょうか?
は、違います。
正確には、Windows OSに知らせたものだけです。
代替用セクタは、ファームウェア側で、「こっそり」と交換しているものです。

> ディスクによって異なるとは思いますが,用意されている代替領域のサイズを確認する方法はあるのでしょうか?
上記に記述したとおり、「企業秘密」ではないかと当方は個人的に思っています。

メーカー側のOSを担当していた経験では、ハードウェアの仕様書は、持ち出し禁止事項が多かったです。

次のところは、少しだけ参考になるかも。
不良セクタがあるハードディスクを再生(再利用)する
http://hddbancho.co.jp/the_hdd_withthebadsectori …
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前回記載したURLは、同じものを間違って貼り付けてしまったようです。



同じ人の異なったページを貼り付けるつもりでした。

不良セクタ・不良ブロックとはなにか
http://121.1.248.187/hdd_badsector.html

ローレベルフォーマット(Low Level Format)-物理フォーマット
http://121.1.248.187/hdd_lowlevelformat.html
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代替セクタ情報を入手する唯一の方法はS.M.A.R.T.情報


参考URL
chkdsk /r→
リジェネレータ(HDD Regenerator)実行、不良セクタを修復
ローレベルフォーマットを実行


代替領域の空きが既にない場合もあります。アンコレクトセクタ(回復不能セクタ)発生

参考URL:http://hddbancho.co.jp/the_hdd_withthebadsectori …

この回答への補足

早急にご回答頂きましてありがとうございます.

参考URLのS.M.A.R.T情報に関する記述によれば,ID=C5の「Current Pending Sector」が,代替セクタ情報に該当するようですね.

フリーソフトのHDD Smart AnalyzerにてS.M.A.R.T情報を取得してみました.
---------------------------------------------------------
ID  属性名        現在値 限界値 最悪値 生の値
197 代替処理待ちセクタ数 196   0   196   1442
---------------------------------------------------------

ご紹介いただいた参考URLでは,この項目の「現在値/最悪値」は,空き領域の割合として100~0(%)の値をとると記載されていますが,現在値を確認したところ196となっています.
割合表示で196というのはおかしいと思いますが,この項目から「代替セクタとして事前に確保されているサイズ」がわかるのでしょうか?

補足日時:2011/11/15 09:39
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