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以前テレビで、「プラスチックごみを一瞬で石油にする」装置が紹介されていました。
本当ならすごい機械だと感心していましたが、その後、廻りでこの装置を使っての「ごみ処理」をしているとの話は聞きません。番組自体はバラエティにも見えなかった(=記憶は曖昧です)のですが、あの装置は何だったのでしょうか?ご存知の方がいらしたら教えてください。
宜しくお願いします。

A 回答 (6件)

プラスチックは石油から作るので、プラスチックから人造石油を作る事ができます。



元々はナチスドイツが開発した石炭のガス化から人造石油を作るGTLと言う技術があり、その応用でバイオ原料やプラスチック等もガス化して人造石油を作る技術が多種存在します。

九州大学や北九州市立大学等の大学教授が其々別の研究を行い、その特許を受けた企業が小規模な実機を販売しだしているのが実情です。

実機を見学に行った事がありますが、「一瞬で」と言うのは大げさで、プラスチックを入れて人造石油として出て来るまで1時間弱です。
何億年かかって原油が出来た事を考えれば、そう言えるかもしれません。

勿論東北の瓦礫処理に使う事も考慮されていますし、その装置を利用する色々な構想はあるのですが、まだ現存あうる実機の大きさが1日数百Lの処理能力しかないので、本格活用までの道は遠いと言わざるを得ません。
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私はその番組を見ていないので、「一瞬で石油にする」という原理が分かりませんが、一般にプラスチックは500℃程度に加熱すると、容易に分解して(解重合といいます)石油のような液体物に変わりますので、プラスチックを石油(のようなもの)にすることは難しいことではありません。

実際に日本国内でもプラスチック油化施設が何か所か建設され、稼働しています。
ただ、プラスチックを液化したものは、夏に温度が上がったり、光があたったりすると再び固体に戻る性質があるので、自動車燃料として使うと故障の原因になります。以前、一部の業者がガソリンにプラスチック液化油を混ぜて販売して問題になったことがありますが、このときは、脱税行為となり罰せられました。また自動車が故障して消費者からクレームが続出しました。
プラスチック液化油はボイラーの燃料などに使われますが、塩素が含まれる場合があり、このときはダイオキシンが発生します。
このようにプラスチックを石油(のようなもの)にすることは難しいことではありませんし、実際にテレビで紹介されたのとは別のほ法で実用化されていますが、液化油を使うときにいろいろ問題が発生します。プラスチックを「一瞬で石油にする」ことよりもプラスチックからできた石油(のようなもの)を石油と同じように使う技術の方が、はるかに難しいのが現状です。
おそらく貴方がテレビで見た技術はプラスチックを石油(のようなもの)にするだけだったと思いますが、それだけではちっともすごい機械でもなんでもありません。
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ググったらこ言うのが出てきた



http://ekojin.com/?cat=4
↑のサイトで動画の会社
http://www.blest.co.jp/
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 家にテレビが無いので番組の内容は知りませんが廃プラスチック油化装置はディーゼル燃料を精製することが出来ますが小規模な実用段階となって各地で使用されています。

各社の事例をご覧下さい。

http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclien …
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 日本の報道の悪い点は紹介しても正確に伝えなくて偏って報道される点が米国、欧米と大きく違います。

ある機械が紹介されても採算性や悪い点などの報道が抜けているのが殆どです。
 「プラスチックごみを一瞬で石油にする」装置(瞬間にはできませんけど大笑いです)、不思議に思いませんか石油意外の成分どうなってるんですか・・・・・報道には出て来ませんよね、その部分は濃縮された害がある物ができるんです。
 例を出すと判り易いです、放射能物質は地球上に普通に存在します、単に濃度が低いぶんには人間に影響はありません。これを一旦高濃度で集めるとまあ、人間が一瞬で死ぬって猛毒に成ります。実はプラスチックごみを石油にする装置はかなり昔からあるんですが採算性などの問題により現時点では無理ってことです。
 では実際に出回っているので見てみると再生紙ですが実際はエコでは無いんですな。再生紙を作る工程を見ればよく判ります。簡単に書けば紙を水に入れてグラグラ煮ます。当然印刷されていますから綺麗な白には成りません。そこに漂白剤(化学薬品)を投入して白くします。最終的に使うエネルギは普通に木から作るより5倍程度かかりエネールギがかるます、それに尚且つ大量の化学薬品に汚染された水がでますのでこれを処理するために再び化学薬品を投入します。残った汚泥には大量の化学物質が集まりこれを埋め立て処理しますので環境に非常に悪影響を与えます。
 まあ、アルミなどのほんの一部を覗いての再生品はエコでは無く地球環境を破壊しているんです。エコに騙される報道するから実態が知られない日本の報道は最悪なんです。
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多分それは「プラスチックゴミを一瞬で【石油っぽい液体】にしかできない」装置だと思われます。


プラスチックにはいろんな種類があるのはご存知だと思いますが、その種類の組み合わせによってできる液体の性質は当然異なります。
そのまま石油としてリサイクルできるような液体ならいいのですが、逆に手を色々加えなければリサイクルできもしない代物なら意味はありません。
結局分類して利用するのであれば、現状となんら変わらないのでその装置を使う意味がありません。
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