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「澤」の新字体の「沢」はいつ頃から使われていたでしょうか?
江戸時代(幕末)に使われたという事はありますか?

A 回答 (5件)

澤→沢など、新字体が使われ始めたのは戦後からだそうです。


文部省が昭和21年に当用漢字表、昭和24年に当用漢字字体表を告示して、そこから新字体が使われ始めました。
なので江戸時代に新字体が使われていたというのはないのではないかと思います。
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この回答へのお礼

早速ありがとうございました。投稿初心者で使い方がわからず御礼が遅くなりました。

お礼日時:2011/12/08 08:28

江戸時代の写本で見たことがありますから、幕末なら充分、使っていたと思います。



現在使われている「新字」の多くは、古来使われてきた「略字」が採用されています。
「沢」も昔から使われている「略字」の一つだと思います。

専門家ではないので、どうしてそのような略字になったのかまではわかりませんが……。
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この回答へのお礼

早速ありがとうございました。初めての投稿で使い方がよくわからず、御礼が遅くなりました。

お礼日時:2011/12/08 08:27

沢は澤の草書からできたようですが,どう見ても沢に見えません。

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この回答へのお礼

早速ありがとうございました。質問初心者で、使い方がよくわからず御礼が遅くなりました。おっしゃるとおり、どう見ても澤は沢に見えませんね。

お礼日時:2011/12/08 08:26

「沢」の字源としては、「釋」に同音の「尺」を当てて「釈」としたことから、その他の漢字で、「譯」「驛」「澤」など、「睪」が旁になっているものは「尺」の文字を当てるようになったようです。



いつ頃からかは、よく分からないのですが、「釋」→「釈」はかなり古く、少なくとも江戸時代には使われていたようです。
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この回答へのお礼

早速ありがとうございました。初めて質問したので、使い方がよくわからず御礼が遅くなってしまいました。これからもよろしくお願いします。

お礼日時:2011/12/08 08:23

当時の普及度までは定かではありませんが、


1658(万治1)年の早過ぎかもしれない下記の実例は例外としても、
幕末を待つまでもなく、遅くとも1800年代になると
「沢」の実例が散見されるようになります。

◆『庭訓往来/1658(万治1)』<33/40>
https://ir.u-gakugei.ac.jp/handle/2309/7392
<33/40>33コマ目左頁3行目「沢茄子」
http://ir.u-gakugei.ac.jp/images/EP20001206/kmvi …

◆『日用重宝萬文字尽/江戸・仙鶴堂・鶴屋喜右衛門/1806(文化3)』<25/28>
https://ir.u-gakugei.ac.jp/handle/2309/9383
<25/28>25コマ目左頁2行目「沢」
http://ir.u-gakugei.ac.jp/images/EP20001382/kmvi …

◇はりきゅう五臓六腑の庭
http://ameblo.jp/gozou/page-14.html
※現時点で原本による裏付けは取れていませんが
『庭訓往来/文化15年(1818年)版』1行目
http://stat.ameba.jp/user_images/20100521/21/goz …

◆『頭書訓讀庭訓往来精注鈔/黒田子謹編・黒田成章/
大阪・播磨屋理助/1843(天保14)刷年』<67/80>
https://ir.u-gakugei.ac.jp/handle/2309/106635
<67/80>67コマ目左頁6行目最下部「沢(茄子)」
http://ir.u-gakugei.ac.jp/images/19808602/kmview …

上記はネット検索の限られた範囲内の一例に過ぎませんが、たとえば、
繰り返し書写・印刷された『庭訓往来』の記述中の「澤茄子(沢茄子)」に着目して
----------------------------------------
菓子(くわし)者(ハ)柚柑(ゆかう)柑子(かうし)橘(たちばな)熟瓜(じゆくくわ)
沢茄子(さハなす)等(とう)可(べき)v随(したかふ)=時(ときの)景物(けいぶつに)-
也(なり)
伏兎(ふと)曲煎餅(まがりせんへい)焼餅(やきもち)粢(しとぎ)興米(おこしこめ)
索餅(さくべい)糒(ほしいひ)粽(ちまき)等(とうも)爲(ため)=客料(かくれうの)-
可(べし)v被(る)=用意(よういせら)-
http://www.komazawa-u.ac.jp/~hagi/ko_tame89.html
----------------------------------------
※庭訓往来(ていきんおうらい)…
室町時代の往来物。1巻。玄恵(げんえ)著と伝えられるが未詳。
応永年間(1394~1428)頃の成立か。1年各月の消息文を集めた初学者用の書簡文範。
擬漢文体で書かれ、武士・庶民の生活上必要な用語を網羅する。
江戸時代には寺子屋の教科書として広く用いられた。
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内容に差異もありますが、その変遷を時系列で調べてみるのも面白いかもしれません。
ちなみに一部調べてみたところ、リンクは省略しますが、
『庭訓往来/1520(永正17)年写』『庭訓往来注/室町末期写』
『庭訓往来/1689(元禄2)年刊』『庭訓往来/1726(享保11)年刊』
『庭訓往来/1811(文化8)年』『庭訓往来/(大坂)塩屋季助/1825(文政8)年』
『庭訓往来/(大坂)西海喜兵衛/1825(文政8)年』など
何れも「澤茄子」で記述されていました。

以上 少しでもヒントになれば幸いです^^
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この回答へのお礼

本当に詳しく教えてくださってありがとうございました。初めて質問したので、使い方がよくわからず、御礼が遅くなりました。とても助かりました。

お礼日時:2011/12/08 08:20

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