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江戸幕府5代目将軍 徳川綱吉が行った【貨幣の質を低下させてどうなったか】という仕組みを子どもに簡単に教えたいのですが、以下の内容であっていますでしょうか?

その頃のお金は、例えば10gに何g金や銀が含まれているかどうかで質が決まっていた。
「お金を増やせば、経済が良くなる」と、考えた綱吉。
今のお金でいう10円が、当時1枚10gだとしましょう。
去年まではその10gに含まれていた金の量が1gだとしたら、お金を倍に増やしたいとき、金の量は、少しケチって0.5gにすれば、今までの倍のお金を作ることができます。

しかし、いままで1杯10円で売っていたおそばやさん。
【去年までの金が1g含まれた10円】と、【今年の金が0.5gしか含まれていない10円】
同じ10円を支払ってもらうときに、どちらが欲しいかといえば去年のお金が欲しい。
確実に金が1g含まれた貨幣を手にするには、今まで10円で売っていたそばを、20円にすれば手に入れることができます。
なので物価は上がり、人は物を買わなくなり、経済が悪化する一方でした。

知人から聞いたのですが、うろ覚えで自信がないのでお願いします。

A 回答 (5件)

物価が下がるような相当なデフレ状態であった所へ改鋳+小判の増量(+165%)


を行ったのでギャロッピング・インフレを引き起こし、一時期、経済パニックに陥りました。

その後経済回復した。(物価が安定し、流通量も増えた)のです。
(元文のインフレーション)


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC% …
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまって申し訳ありません。
リンクなどありがとうございました。
参考にさせていただきました!

お礼日時:2011/12/12 01:18

ご質問の意義からズレた回答ですが。



同時に錬金術、化学や科学技術の発展も教える方が良いかと思います。

金を作り出そうと色々な金属や薬品を色々な方法で組み合わせた過程の副産物で発見された技術や薬品など。

使用する金の量を減らしていかにして質の良い高機能な物を作るか。
半世紀ぐらい前の大量の部品が使われたいたコンピュータの性能と比べ物にはならないぐらい軽量化され高機能になった現代のコンピュータを比較した科学技術の発展も同時に教えた方が全体的な歴史や科学、文学の繋がりも見えて来て良いかもですよ。

金を貯める方法プラスアルファでさらに使い方、増やすための運用方法も同時進行で説明された方が聞く側も興味を持ちそうですしね。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまって申し訳ありません。
予備知識どうもありがとうございました!
参考にさせていただきました。

お礼日時:2011/12/12 01:19

後半がおかしい



一年間で そばが 1000杯売られている時に必要なお金が 10g(金)名目
だとしたら、翌年 2000杯売られるために必要な流通貨幣は20g(金)名目が必要です。経済規模に対して流通するお金が不足すれば、金詰りになります。

家綱の時代までは、家康がため込んだ金があったので、どんどん設備投資しましたので、お金が世間に流通しましたが、金も産出量が減り、経済規模が大きくなったので、お金が不足したので、綱吉はお金の流通量を増やしたのです。

んで経済音痴がそのあと金融政策をしたので、デフレになりました。お金を使わない方が、将来物価が下がるので、あとで たくさん買える。ということで不景気になります。

さすがに吉宗も反省して
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%83%E6%96%87% …
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまい、申し訳ありません。
リンクまでありがとうございました。
参考にさせていただきます。

お礼日時:2011/12/12 01:21

質問者の方の認識は、正しい認識です。


たとえば、1両に1gの金が含まれていたものを、1両に0.5gに金の量を減らしたらどうなるか。
想像しただけでわかりますね。
ここで問題になるのは、2011年発行の1両には、1gの金が含まれているのに、2012年の1両には、0.5Gの金しか含まれていないとなった場合、経済はどうなるでしょうか?
買い物をして、値段が、2011年以前の金貨では1両なのに、2012年以降の金貨では2両となってしまいます。
2011年以前の金貨を使う場合と、2012年以降の金貨を使うのでは、価値がことなってしまいます。
店では、2011年以前の貨幣では、同価格ですが、2012年以後の貨幣は2倍に設定します。
しかし、給金を現金でもらう人は、同一価格として、新しい2012年通過でもらうことになります。
これにより、物価は、実質2倍に跳ね上がることになってしまいます。
すると、当然庶民の購買力が落ち、経済が悪化することになります。
2011年通過で給金をもらっていれば、物価水準は上がっていないのに、2012年通過でもらうと物価が2倍になるという現象がおきるのです。

江戸時代、藩札が失敗したのは、みなこれが原因です。
藩が藩士に支給するのは藩札で、藩札と市場通貨との乖離で、藩士の貧困がより進んでしまったのです。

1番の方の理論は、近代経済学の理論ですが、近代経済学は、机上の空論であり、現実との乖離がはなはだしい経済理論です。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまい、申し訳ありません。
簡単な説明で、歴史に詳しくない私にもわかりやすいご回答、ありがとうございました!
よってベストアンサーにさせていただきます。

お礼日時:2011/12/12 01:23

 荻原重秀が金貨を改鋳したのは正解です。

経済が発展して来るとGDPの大きさに比例して通貨の量が増えてくれないと景気を冷やしてしまい、折角の好景気をフイにしてしまいます。よく通貨の質を悪くするとインフレが起きると言われますが、これは経済オンチの人が言う世迷い言であり、インフレが起きるのは通貨の発行量が多すぎたときに起きる現象なのです。その事は現在では表示価格よりは明かにうんと安い紙製の通貨でも立派に通用しているのを見ればよく分りますよね。

 紙幣の場合は必要などんどん印刷できますから、発行しすぎによるスーパーインフレを起こさないよう、日銀は細心の注意を払っています。しかし江戸時代には金貨、銀貨ですから、おいそれとは増やすわけにはいかず、通貨を増やすには改鋳しかなかったのであり、その発行量が適切である限り、これは正しい経済政策なのです。

 これによって幕府は多大の財源を得ることになるのですが、実は世界の通貨を発行している米国は同じ利益を蒙っています。ドルをどんどん発行して経済を維持しており、実はこれは発行量が世界のGDPの伸びに見合っている限り、むしろ必要不可欠な行為なのです。

 通貨は価値の証明書であり、それ自身が価値を持っている必要は何もないのです。そしてその証明書は政府の保証という裏付けがあるので皆が安心して使っているのです。もしジャンジャン刷って発行するようなら、インフレで価値がさがりますから信用を失ってしまい、大変なことになります。実は終戦直後の日本でそういうことが起きたのですよ。その名残りが1ドル100円というとんでもない交換率になっているのです。

 江戸時代は世界でも希有なほどの発達した経済社会が実現していました。ですから、改鋳で起きたのは比較的緩やかなインフレであり、それはむしろ望ましいことであったといえるのです。借金が目減りしますから、みんなが積極的になれますからね。日本の高度成長期がこれでした。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ありません。
丁寧にご回答いただきありがとうございました!
参考にさせていただきました。

お礼日時:2011/12/12 01:20

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