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慢性的に上肢が痛く 保険適用の整骨院へ行ってきました 鍼灸を希望したところ 担当の人に
針は急性期にしか効果が無いと言われ マッサージを勧められました 胡散臭いので通院は考えてます 急性期じゃないと鍼灸は効果が無いって本当ですか?

A 回答 (1件)

鍼灸ではなく、整骨の保険を使いたいがために嘘をついているんでしょうね。

何故なら整骨の保険の方が高いからです。整骨の保険は施術部位数が二つ、三つすれば3000~3500円ほど、鍼灸は1500円以下だからです。

しかし、ここからが大問題です。整骨院(接骨院も同じ)は柔道整復師という資格で、独断で健康保険が使えます(鍼灸師やあんま師は医師の同意が必要)。しかしこの柔道整復師という国家資格は、肩コリや腰痛など治療するものではありません。柔整師は 捻挫、挫傷、打撲、(脱臼、骨折) などのいわゆるケガを治療するライセンスです。しかも国から 「急性期に限る」 とお達しがあります。一週間以上経ったものは、整骨院・ 接骨院で治療はできません。
   
腰痛や肩コリの治療(要するにケガ以外の治療)は 「歯医者で眼の治療」 をするようなものです。しかし、全国の整骨院はこれを平気で犯し、慢性上肢痛を「首のねんざ、肩の打撲」など嘘の受傷理由を添付したり、施術部位数・治療日数の水増しなどの手口で健康保険を偽装請求し荒稼ぎしています。全国に約4万件と整骨院はあり、不正は業界ぐるみで行われております。政府管掌系の社会保険から約400億円、老人保険系から約800億円、保険はさらに数種類あり、2007年度で約3000億円、直近の試算では4000億円かかっています。わずか数年で約1000億円という急増ぶりです。言うまでもなく、保険料は我々の毎月のお給料から払われているものです。しかしそのほとんどが、不正請求ですから、医療費、消費税が上がるのも妙に納得です。ちなみに病院から患者を追い出し、自宅で介護する制度にして浮いたお金が3000億円です。


鍼灸の保険適応は以下の通りです。
(1)神経痛 
(2)リュウマチ 
(3)頸腕症候群 
(4)五十肩 
(5)腰痛 
(6)頚椎捻挫後遺症 
(7)その他 保険者が適当と認める疾患症候群

この病名からも分かる通り、全て慢性疾患であることがお分かり頂けるかと思います。保険のこととは関係なく、術者の治療方針、治療理念から 「急性期しか効果がない」 という発言になった可能性も考えられますが、そうだとしたらあまりにもお粗末な術者です。鍼灸は慢性疾患を改善できるかが腕の良しあしを左右すると私は思っています。確かにギックリ腰など急性期疾患における鍼灸の効果は目を見張るものがあります。ただこれは言い方を変えれば 「急性期は素人が打っても一定の効果がある」 ということです。


これらの情報を勘案すれば、おそらく保険の取り分がいいので不正に手を染めている可能性が非常に高いと思います。ご質問の症状からしても鍼治療の方が絶対にいいと思います。マッサージは神経の傷を広げる可能性がありますので、絶対に避けた方がいいと思います。鍼以外であれば電気治療の方がいいでしょう。このことからもこの治療院は医療からかけ離れ、金もうけに走っている可能師があり、個人的にはやめた方がいいと思います。


そもそも整形外科にはいかれましたか?あなたの症状は頚椎が傷んでいる可能性があると思います。たとえば頸椎椎間板ヘルニア、頚椎症、後縦靭帯骨化症などです。まずはレントゲン検査をされることをお勧めします。


長文、乱文失礼しました。ご参考になれば幸いです。お大事にどうぞ。
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