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関係代名詞と関係副詞の違いがわかりません。
どっちも先行詞を説明しているから違いなんてないのでは…………

教えてください!!

A 回答 (3件)

まず,生徒や学習者のレベルで勘違いするのが


先行詞が「時」「場所」などが関係副詞,「もの」なら関係代名詞 which
というだけで考える。
day, country のような語は「時」「場所」であると同時に「もの」でもある。
やはり,関係「代名詞」なのか,関係「副詞」なのか,という違い。

そこで,よく説明されるのが関係副詞=前置詞+関係代名詞というもの。
私も学生時代はそんな感じでしか理解していませんでしたし,
確かに when/where は at/on/in which で書き換えることはできます。
ただ,これでは根本がわかったことにはなりません。

関係代名詞の場合:
先行詞は名詞です。
この先行詞(名詞)を人称代名詞 he/she/it/they で受けるのと同じで,
関係代名詞を用いる。
名詞→代名詞,先行詞=関係代名詞が成り立つ。

関係副詞の場合:
先に関係副詞から行くと,その名の通り,副詞の一種です。
じゃあ,先行詞は?というと,やはり名詞です。
関係代名詞と同じように,先行詞=関係副詞が成り立ってもいいのに。
この点を無視して,先行詞が the country としたら,
the country → it → which として,
the country in which … = the country where … とする。

実際には,関係代名詞を介さず,関係副詞のまま説明できます。
そのために,there という副詞を考えてください。
I bought a house last year. I live there.
この there は a house を指しながら,「そこに」という副詞の役割を果たす。

He lives in a nice house. I want to go there.
この there は in a nice house 全体とイコールでなく,
a nice house を指しながら,go とつながる「そこへ」という副詞の役割を果たす。

このように,there というのは名詞を受けながら,there 自体は副詞の役割を果たす,
主格・目的格でなく,副詞的な格をもつ代名詞が there という言い方も可能です。
(あるいは there は目的格で,副詞的目的格とも言えます)

このような there と同じ役目を関係副詞 where は果たします。
This is the house と来て,the house を「それ」と代名詞的に受けず,
「そこで」という there 的に受けるのが where です。
the house which he built なら,
家,それを彼は建てた
the house where he lives なら
家,そこに彼は住んでいる

こうすると,先行詞=関係副詞が成り立ちます。
ただ,そのものとして代名詞的に受けるのでなく,副詞的な役割を付加して
受けるのが関係副詞。
前置詞を用いることなく,関係代名詞を持ち出すことなく説明できます。
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この回答へのお礼

わざわざこんなにも長くありがとうございました!!
おかげさまで数年の悩みが消えました!

ありがとうございます!

お礼日時:2011/12/12 07:34

「代名詞と副詞の違いが分からない」ということ?

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この回答へのお礼

それも若干ありました……
説明不足すいません汗

お礼日時:2011/12/12 07:35

下記のサイトを見ると、



  前置詞 + 関係代名詞 → 関係副詞

であると説明されています。

 → http://www.englishcafe.jp/english/day53.html

つまり、

  at the time → when

となるわけです。なるほど、です。
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この回答へのお礼

なるほど驚

ありがとうございます!

お礼日時:2011/12/12 07:36

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