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現代社会の質問です。

日本が輸出のしすぎでアメリカと貿易摩擦になったときに日本はアメリカに直接投資しましたよね?それってなぜですか?アメリカに直接投資するとドル高になってもっと輸出しやすくなってしまいませんか?

A 回答 (2件)

アメリカに直接投資をするということは、日本企業が生産を現地に移すということですが、確かにそれはドル高の要因になると思います。

しかしアメリカにとっては、日本製品を国内で購入できるようになるので、日本としては輸出が減ることになります。当然アメリカはそれを望みますが、当時の円安ドル高の状況ではそういう動きは起こりにくかったのです(企業にとって高コストなので)。

実際にアメリカのドル安政策が成功して(プラザ合意)、円高ドル安となって日本は輸出が厳しくなり、アメリカへの工場移転を加速させました(自動車)。直接投資をする動機としては、自国通貨が相対的に高いことが追い風になると思います。現在韓国に生産拠点を移す動きも、円高ウォン安という背景があるからです(法人税優遇など制度面も大きいと思いますが)。
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1985年ころの状況で言えば、アメリカの要請は「アメリカでの雇用の創出」


日本側の考えは、為替変動によるリスクヘッジ。
アメリカで販売する台数をアメリカで生産すれば、為替変動によるリスクは原理的にはなくなる。
あるいは
販売総数 100台
日本での生産能力 60台
アメリカでの生産能力 60台
為替の様子を見て、安く売れる方でより多く生産すれば、利益は上がる。
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