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吉本隆明『悪人正機』(新潮文庫)に、鋭い刀よりも鈍い刀のほうがよく切れると小林秀雄がいっていた、という話が載っていました。
これについて質問です。

鈍い刀は本当によく切れるのでしょうか?
私見では、鋭い刀は切れやすい分傷口がきれいなので治りやすいが、鈍い刀は傷口がめちゃくちゃになりやすいので、切れにくいが殺傷力があるように思います。
ですから、鈍い刀のほうが「強い」ならわかりますが、「切れやすい」というのは考えにくいです。

A 回答 (4件)

 木を切るときはのこぎり使いますよね。

引き切るのなら刃先に細かい凹凸があったほうが切りやすいというのはあるでしょう。鏡のように綺麗に研ぎ上げたものよりも多少粗いほうが実戦向きといえるかもしれません。のこぎりほどではなくとも波刃にしたナイフもありますね。
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質問から離れた回答になるだろうけど・・・



ナイフを研がせると5度から10度の鋭い刃を付けたがる素人さんがいるけど、実は、それだけ「鋭利な刃」は非常にデリケートで余程のナイフ使いのプロじゃないと使いこなせるシロモノじゃない。
で、一般に扱いやすく、良く切れる角度と言われているのは15度。

そういった意味では、微妙なレベルではあるけど「刃の角度が」鋭い刃物よりも鈍い刃物の方が良く切れるのは事実。
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鋭い刃が切れるというのは、力を入れると鋭角になった部分に力が集中するので切れるんですね。


鈍角だと力が分散してスパッと切れることはありません。
>小林秀雄
彼が言ったのならば、物理的なことではなく違う理由(例えば文学的な理由)だったのかも知れません。
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 小林秀雄を読んだことがありますか?


 批評家である小林秀雄が、なぜ刀が切れるとか切れないとか
形而下のことに言及すると思うのでしょう。
 鈍い刀と聞いて、『よき細工は、少し鈍き刀を使ふ、といふ。
妙観が刀は、いたく立たず。』という文章を思い出しませんか。
 失礼ながら、小林秀雄全集を読んでください。
 
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