No.7ベストアンサー
- 回答日時:
静電気なんかどうでしょうか。
物を擦り合わせると、物が帯電することがありますね。冬などは特にどうで、少し歩いてから、指先で何か触る(エレベータのボタンを押すとか)と、バチッという感じで痛かったりします。古代ギリシアでも、既にこの現象は知られていて、どういう物と物を擦るとそうなるか、調べていました。ずっと、調べて考え続けられてきました。
しかし、現在でも、よく分かっていません。観測不可能なタイプの電磁場やら電磁波のモデルまで作って、説明を試みているようですが、成功していません。
摩擦もそうです。こんな身近で当たり前のことが、どういう仕組みでそうなるのか分かっていません。細かい凸凹のせいとか、削り取られているとか、いろいろ説明が試みられていますが、どれもうまく摩擦を説明しきれていません。
筋肉痛も科学で解明されていません。主な仮説は、乳酸が筋肉に溜まる、筋肉が細かい断裂を起こす、の二つですが、それならばどうして翌日になってから起こるのかを説明できていません。どちらも、運動していれば、即座に筋肉痛を起こすとなってしまうからです。
生命はもっと謎です。単純な単細胞生物がどうして生まれたのか分かっていません。分かっていないからこそ、単細胞生物すら、作れないでいます。
地球型環境であれば、生命が発生するのは、偶然なのか必然なのかも不明です。
生物が進化するかどうかも、偶然か必然か分かっていません。
進化の方向として、人間のような知的生命体にたどり着くのが、偶然か必然かも分かっていません。
周りには、微生物から大きな動物までわんさかいるし、人間は多過ぎるほどいるのに、何も分かっていないのです。
人間は誰でも他の動物を圧倒するほどの頭脳を持っていますが、頭脳がどう働いているか、ごく初歩的なことしか分かっていません。
たとえば、目で見たり、耳で聞いたり、匂いとか触った感触どか、五感を通じて、周囲の状況は考えずとも分かりますが、どうして分かるのかが分かっていません。だから、人工知能って難しいんですけど。
そんな基本的な事すら不明なので、ましてや自我とか心とか感動とか、科学では手の出しようもない状態です。
もっと当たり前過ぎることも分かっていません。物がどうして重力で落ちるるのか、分かっていません。どう落ちるかという、重力の性質はかなり分かっています。難しい一般相対性理論までできています。
でも、そもそもどうして、物を引きつける重力というものがあるのか、それは全く持って分かっていません。
ここいらで止めますが、身の回りだけでも科学で分からないことだらけですよ。
回答ありがとうございました。ご意見は参考になりました。僕は文系で科学オンチなんですけど、生命とか生物の進化って必然のような気がします。猿にパソコンをいじらせていたら偶然シェイクスピアの全集が完成する事があるかと言うと、永久にそんなことは無いと思うので、進化って偶然ではないような気がします。あくまでもド素人の考えですけど(^-^;
No.16
- 回答日時:
結局、大御所樣がたのお話ですと、
>みんなが知ってるような身近な現象だけど、実はまだ科学で完全には解明されていないという現象
は、この世にはないのだという結論なのでしょうか。わたしは
結構たくさんありそうだという印象なのですが、私の学がないということなのでしょうね。
確かに分類は理解の第一歩だと思います。科学の方法もわかるような気がします。
私がわからない第一のものは、やはり電気ですね。
これほど普及して、あらゆるところに応用されているのですが、よくわからないものの代表です。
電気の働きは電線の中をじわっと動く電子が熱やら光を発することでなされるそうですが、聞くところによればそれとは別に電線をつたって光に近い速さで伝播してくるものがあって、それによって電子が動かされ、色んな仕事をするようです。その恐ろしい速さで発電所から走ってくるものの実体は電場とか磁場とかいわれていて、光と同じ性質のもののようで、それらの動きや性質、ふるまいについての理論はかなりしっかりと出来ているようですが、では、それは何なのか?と問うと、それは目に見えないし、私たちの常識外のものに違いないと思わざるを得ませんね。それとも、光も電磁波も本質的に同じものだということを理解するのは、ただ数式だけしかないのでしょうか。電場とか磁場、それがパーツなのでそれで解明は終わりということなのでしょうかね。これは力の一種である、で納得しなければならないのでしょうか。
どこかにわかりやすい回答があるのかもしれません。ここ数年調べているのですがないようです。
回答ありがとうございました。確かに電気もそうですね。根本的な原理が分かってないのに、それを実用化して社会が成り立っている所がちょっと不思議です。
No.15
- 回答日時:
Mo.9 ORUKA1951様が、大変興味深く、また高い見識で科学そのものについて考察されておられます。
乗っかるわけではないですが、私もちょこっとやってみたくなりました(面白そうなことは、食いついてしまう性分でして ^^;)。
私が「科学」にイメージするのは、「素朴な還元主義」です。
これは、ある事物を見て、もしそれがすっきり、そして(まずまず)完璧に説明ができないとしたら、その事物を観察した結果から、その特徴を頼りに、それを構成している幾つかの要素に分解(分類)します。
そして、その各々の要素について、同じことを繰り返して行きます。
これを、妥協することなく、とことん突き詰めて行きます。
そして、「どうしても、これ以上分解できない。これをあるがままに受け入れるしかない」というところまできたら、それを「原理」として認め、分解していくことの行き止まりとなります。
原理といっても、簡単には諦めません。分からないなら分からないで、どの程度分からないのか、誤差があるならあるで、どの程度誤差があるか、そういうことすら、上記の意味で、科学していきます。
また、いったんそれ以上の追及を諦めて原理としたものでも、その後の研究で、まだ先まで理解が進むこともあります。古くは「てこの原理」が、実際は力学により原理から証明できる定理と分かっていますし、比較的近年では、不確定性原理も、もっと先まで背t名できることも分かってきました。
原理と言えども、絶対のものではありません。それは当然で、それ以上は思いつかなかったというだけのことですから。
そして今度は、これ以上分解できないところまできた「パーツ」を、元来た道を帰るように、再び組み上げて行きます。
そして、元の事物まで行きついたら、それを「科学的に解明した」ことになります。
これは手間のかかることですし、原理は受け入れるしかありませんが、そこより上であれば、どうなっているか説明することができます。
また、上記の過程は、原理から元の事物に至るまで、必要な勉強は前提条件となりますが、全て他人にも分かるような形で公開されます。だから、追試で検証したり反論したりと、知識の正確さを向上させることも、容易に行われます。
再現性があれば実験や観測に便利ですが、考古学や地球物理学等々、再現はできず、せいぜい過去の痕跡を探すしかないものもあります。
非常に典型的な例では、地上での物体の落下があります。古くは「重い物ほど速く落ちる」ということは原理でした。しかし、矛盾も抱えていました。
そこに、ガリレイ以降、ニュートンに引き継がれる流れがあり、万有引力と空気抵抗の二つの要素で説明できるようになりました。
これで以前の「原理」では矛盾であった、たとえば重い物を更にパラシュートを付けて重くしても、実際にはゆっくり落ちて行くことも無理なく矛盾なく説明可能になりました。
つまり、合理性は大前提として、一つ一つが理解可能かそれ以上の理屈をこねられないまでに細かく分けて理解し(あるいは原理とし)、そうして理解できたものを組み上げ直して、全体のどこでも理解できるし、全体も理解できて、そのどこもが他人に分かるように検証できるように、そして活用できるように公開されている。それが私のイメージする科学です。
対象が、幽霊でも、魂でも、宇宙人でも、生命でも、宇宙の根源や未来でも、ミクロからマクロまで、上記の手法を採用しているなら、私はそれを「科学的」と判断します。
No.12
- 回答日時:
統合失調症の原因は、ドーパミン仮説などが提唱されていますが、
科学ではまだ解明されていません。
ところで、2006年12月13日に、米国陸軍省情報公開プライバシー局(日本の防衛省情報公開室に対応する)スーザン J.バターフィールド局長は、極秘事項を機密解除し、カリフォルニア州ナッパに住んでいるドナルド・フリードマン氏に対して、マイクロ波を用いて幻聴を発生させる装置が実用化されている事実を情報公開しました。この文献は、「非殺傷性兵器の一部の生体効果」"Bioeffects of Selected Non-Lethal Weapons"という題名です。参照URLに記載しています。
この文献の6ページから8ページに、マイクロ波聴覚効果、フレイ効果について説明されています。
8ページの第1段落には、マイクロ波の照射の結果、頭の中で声が聞こえる現象が起きる旨が記載されています。
8ページの第2段落に、数百メートル離れた距離からターゲットに選択的にマイクロ波を照射して、一人の人質のみに音声を認識させることができる旨が公開されています。
マイクロ波聴覚効果は、世界保健機構(WHO)もレーダーが公衆に対して健康リスクがあるという観点で紹介しています。下記にリンクを紹介しますが、googleでwho.intのサイトの内部を検索してもヒットします。
http://www.who.int/peh-emf/publications/facts/ra …
マイクロ波聴覚効果を利用すると、幻聴発生装置を作成することができるということです。
米国ネバダ州に本社があるシエラ・ネバダ・コーポレーションが、MEDUSAという商品で、マイクロ波で脳内に音声を送信する兵器を開発しました。米国海軍がMEDUSAの開発に資金提供しています。
「マイクロ波 脳 音声 兵器」で検索すると、この記事がヒットします。
軍隊が国民を弾圧するために、マイクロ波を照射して、統合失調症を作出しているのですが、
現代の科学では解明されていないことになっています。
シリアは、反体制派を弾圧するために、軍隊が国民を銃殺していますが、
米国、日本などの先進国は国家が弾圧に関与していることを秘匿すべく、
眼に見えないマイクロ波を銃弾の代わりに使っています。
参考URL:http://www.freedomfchs.com/usarmyrptonmicrowavef …
回答ありがとうございました。事実だとしたら驚きです。日本でも行われているとのことですが、具体的にどんな思想を弾圧しているのかが気掛かりです。
No.11
- 回答日時:
銅はなぜあの色に見えるか?
というのはいかがですか?
プラズモン共鳴やら出てきますし,
それどころか,銅の表面は自然酸化でできた酸化銅I薄膜が,
酸化銅IIでコーティングされています。さてこれに自由電子も
加えて説明すると どうなるんでしょう ^^
10円玉はなぜ,梅肉やソースできれいになるか
このQ&Aでも数多くのご質問とご回答が寄せられていますが,
グルコースや有機酸による錯体についての記述はありません。
某大学の研究室では上記のご研究がなされていたりします。
No.10
- 回答日時:
>No.3さんの月の大きさは完璧に科学で説明できています。
え! 決着ついたんでしょうか?
いわゆる「地平線の月の錯視」がなぜ起こるかという
話なんですが・・・ 脳科学の領域だと思います。
ポンゾ錯視説とか、赤色膨張説とか、天空扁平説とか
20以上の説が有ったと思います。
私は「天空扁平説」がもっともらしいと考えていたんですが・・・
「ムーン・イリュージョン」
http://www12.plala.or.jp/m-light/notebook/Moon_I …
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