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浮遊粒子状物質(SPM)についてなのですが、粒径分布を図に表す時に横軸に粒径(対数表示)、縦軸はdM/dlogDa(μg/m3)で表してあるのを見るのですが、どう意味かわかりません。何をどう計算しているのでしょうか、教えてください。
もう一つ、nssSO42-の求め方はどうやっているのでしょうか?非海塩起源のSO42-の濃度をどう計算するのでしょう?

よろしくお願いします

A 回答 (2件)

非海塩起源の硫酸イオンの大気中の求め方は以前yasuさんが質問したのに答えたのがあるので調べてください。

その他のはわかりませんがnss硫酸イオンも硫酸イオンと同じではないですか?
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粒径分布についてですが、たとえばDMAなど何かの装置で


1マイクロメートルの粒子を計数したとします。
しかし、その1マイクロメートルの粒子というのは
本当に1マイクロメートルなのでしょうか?
もしかしたら0.99000かもしれませんし、0.99999かもしれません。
つまり純粋に1.00000…(永久に続く)マイクロメートルの
粒子というものは存在しません。

ということはその装置で1.0マイクロメートルというのは
ある幅を持った形で1.0と呼んでいるわけです。

ここで、グラフを書くことを考えます。
上述した通り、純粋に1.0000…マイクロメートルの粒子は
存在しないこととなります。よって、採取した粒子の中で、
1.0マイクロメートルの粒子の質量、といった表現でグラフを
書くことは不可能になります。よってある幅に区分して
(たとえば0.99マイクロメートルから1.00マイクロメートルなど)
ヒストグラム化するのが適切ではないかということとなります。
このとき、当然幅を多く取れば質量は多くなることは当然です
(たとえば粗大粒子について1マイクロメートルから
2マイクロメートルを1つの区分、もうひとつを2マイクロメートルから
100マイクロメートルとした場合、当然後のほうが質量は
多くなりますよね)。
そのことから、区分の幅で割るのです。つまり、ヒストグラムで
あろうと、スムージングしたものであろうと、その幅において
グラフと横軸で囲まれた面積を見た場合に質量となるように
グラフ化するのです。そのため、グラフの縦軸はdM/dlogDaなどの
割った形で表現してあるわけです。なお、この場合dlogDaなのは
横軸が対数軸であるためです。普通の軸ならば、dM/dDaと
なります。

nss=SO42-の求め方は、
1.Na+は海塩以外から来ないと考えます。
2.採取した粒子のうち、イオンクロマトグラフィーなどで
Na+、SO42-の質量を求めます。
3.海塩組成比(海水の各イオンの組成比)からNa+が1あったら
SO42-がいくらあるかを求めます。つまり、Na+がこれだけあったら、
海塩粒子がこれだけあるはずだから、それに伴い、SO42-も
これだけ出ているであろう、という比を求めます。
4. 2.で求めたNa+、SO42-の質量より、
[SO42-]-{[Na+]×SO42-の組成比}で求めます。
当然、この式の第2項はss-SO42-ですね。

長文で申し訳ありません
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