プロが教えるわが家の防犯対策術!

7歳10キロのミックスわんこです。
僧帽弁閉鎖不全症で血管拡張剤を服用中です。

1年前(2011年1月)、初めて受けた健康診断のエコー検査で脾臓に影が見つかりました。
悪性の場合は転移等も早く危険だが良性の可能性もあるとのことですぐには摘出せず(麻酔が怖かったため)、最初は1ヶ月後、その後2か月ごとにエコー検査を続けたところ、特に大きさに変化もなく、おそらく良性のものだろうという先生の診断でした。

ところが、先月の再検査で、脾臓にもう一つ影が見つかりました。
もともとあったものは大きさに変化ないため、転移は考えにくい、新しくできたものだろうとのことで、新しくできたものに大きさに変化がないか、2週間後に再検査をしたところ、大きさに変化なしでした。

もし2つ目の影が大きくなっていたなら、すぐに脾臓摘出をと思っていたのですが、変化がないため迷っています。

そこで、2点についてご意見をいただきたいと思っています。

[1]大きさに変化がなければ、良性だと考えてもいいのでしょうか。
小さな臓器に2つも良性のものができるということは、まれではないのでしょうか。

[2]1年間、いつも脾臓のことが気になりながら生活し、やっと良性らしいと診断受けて安心していたところにまた影がみつかり、毎日毎日気になっています。
いっそ摘出したほうが安心だと思うのですが、やはり麻酔の事故が怖いのです。
担当の先生は、健康な犬でも麻酔時の事故は0.05%前後だとおっしゃっていました。
我が家の犬は、弁膜症閉鎖不全症以外は検査結果から特に問題はないと思われます。
麻酔事故のリスクと、脾臓の影(良性?悪性?)の危険性、どちらを優先すべきでしょうか。
担当の先生も、どちらともいえないとのことでした。

個人的なご意見でもちろんかまいません。
周りに相談する人もなく悩んでいます。
どなたかご意見よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

>初めて受けた健康診断のエコー検査で脾臓に影が見つかりました。



エコー検査で見つかる脾臓の異常な影は、脾臓の腫瘍ではなく、
血管性の腫瘍ですね。(脾臓そのものは癌にならない)
多くは良性の「血管腫」なのですが、後に悪性化して「血管肉腫」と
なることもあります。
これを、一般的に【脾臓腫瘍=ひぞうしゅよう】と呼びます。

紛らわしいことに【脾腫=ひしゅsplenomegaly】というものがありま
すが、これは脾臓が腫れて大きくなった状態をさします。
巨脾症(きょひしょう)とも呼びます。

脾腫は大きくなるので、エコー検査で容易に鑑別できるのですが、
良性の「血管腫」なのか、悪性の「血管肉腫」なのかは、超音波像
からは分かりませんね。。。

心臓疾患もあるので、それなりに負担もかかる精密検査(MRIやCT
など)や「生検」はなるべく避けたい、という判断も場合によっては妥
当なものだったかもしれません。

>[1]大きさに変化がなければ、良性だと考えてもいいのでしょうか。

おおむね、そのようなものですが、2ヶ所にできたとなると、悪性化して
浸潤(にじんで広がる)したか、転移した可能性もあると思われます。
転移というと、血液やリンパの流れによる、異なる臓器への「遠隔転移」
がイメージされますが、「局地転移」もありますからね。

>いっそ摘出したほうが安心だと思うのですが、やはり麻酔の事故が怖いのです。

よく分かります。
全身麻酔においては、「術前評価」というものがあり、年齢、体力、アレル
ギー、心臓疾患、その他の病歴などによって、最終的に可能かどうかを
決定します。おそらく獣医さんも、判断しかねるのでしょう。

>麻酔事故のリスクと、脾臓の影(良性?悪性?)の危険性、どちらを優先すべきでしょうか。

あくまで私見ですが、獣医さんもApple_latteさんも決断できないという
のであれば、【僧帽弁閉鎖不全症】がいつ頃発症したかで判断されるの
が良いように思われます。

この心臓疾患は進行性ですので、比較的最近(1年前後)になってからの
ことなら、今後も利尿剤、血管拡張剤などの内科的治療と、食事療法、運
動制限などで、進行を遅くさせることは十分可能です。
「血管肉腫」は脾臓だけでなく、心臓にも好発しやすいので、その場合は
致命的にもなるでしょうし。。
できるだけ早いうちに手術に踏み切るほうが良いと思われます。

一方、数年も前から発症していた場合は、おそらく麻酔手術に耐えること
は大変に難しく、仮に切除手術に成功した場合でも、正直なところあまり
良い結果は得られないと思います。
治療費も高額になりますし、つらい思いをさせたまま逝かせてしまうこと
が多いですからね。

お悩み、お察しします。。
(元 飼育屋)
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この回答へのお礼

丁寧なご回答ありがとうございました。

僧帽弁閉鎖不全症の病状は、先生に聞いてみたところ、今の段階だと手術に影響はない程度だそうです。

いろいろ考えた末、今週、脾臓摘出をしようと思います。

お礼日時:2012/01/22 21:40

そもそも麻酔による事故のほとんどは適切なモニタリングを行うことで防ぐことができます。


ですから心臓の状態にもよりますが麻酔のリスクを前に出すのは
術中のモニタリングに不安があるのか、手術そのものがお好きじゃない(自信がない)?

ご存じとは思いますが脾臓の腫瘍はたとえ良性でも
常に出血や破裂といった「爆弾」を抱えているようなんですよね。
それなのにいたずらに麻酔のリスクを持ち出し患者の不安をあおる病院(獣医師)、
信用できないな・・・

ちなみに私の愛犬も脾臓に腫瘍(良性)がありましたが、
質問者さんのご愛犬同様に我が愛犬の脾臓の小さな腫瘍も変化なく経過観察でした。
主治医にはたとえ小さくても「爆弾」を抱えてるようなもので、
お腹に強い力を加えないよう注意することと
出血があると貧血がみられるので歯茎のチェックを指示されていましが、
肝臓にも小さな腫瘍が見つかったため脾臓と肝臓の摘出に踏み切りました。
13歳で既に心臓の状態は万全といえなかったものの
高齢でも腎臓は全く問題なかったし肝臓も機能的に問題がなければ
十分手術に耐えれるとのことでしたのでお任せしましたが、
肝臓の腫瘍が悪性でしたから、手術せずにいたら今頃は…

別の病院、できるなら腫瘍に詳しい獣医師に診てもらっては?
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この回答へのお礼

>お腹に強い力を加えないよう注意することと
>出血があると貧血がみられるので歯茎のチェックを指示されていましが、

この件は知らなかったので、参考にさせていただきます!

担当医はたぶん手術をすすめたいけど、私が麻酔を怖がっているので強く勧めない感じです。
でもいろいろ考えてみた結果、麻酔のリスクより、その他のリスクのほうが恐ろしいと思いますので、今週摘出をお願いしようと思います。

ありがとうございます。

お礼日時:2012/01/22 21:44

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