プロが教えるわが家の防犯対策術!

初めての質問投稿です!
私の息子は、中3です。
思春期、反抗期、受験生の真っ只中…
あんなに「ママ、ママ♪」って、我ながら他のご家庭の母子よりも、何でも話せて、分かち合える関係だった息子(第一子)が、つまらない理由の親子喧嘩をきっかけに、無口になり反抗的に…
しかも、もうひとつの問題が、パソコンにかじりつきコミュニティサイト、ゲーム等にハマり、勉強そっちのけ、友達や家族、世間、アナログな事柄をそっちのけでやる始末…
このまま放っとけばネット廃人になるんじゃ…
本来は純粋で素直で明るい子なはずなのに、最近では心ない言葉や、思いやりに欠ける言動に、私は心を痛めてます。
彼に家族や友人の大切さや、世間や周りの風景に目をやる様に、現実、愛、思いやりに気付かせられる様な本を紹介してください!!
31日は息子の誕生日。
以前までは欲しい物を迷う程だったのに、今年は「別にない」ってぶっきらぼうなんです…
では、本がわりと好きな息子に、受験勉強の気分転換にも、これから彼にも、私から本を送りたいと思いました。
どうか、こんな難しい彼を救う本を紹介してください!!
お願いします。心より…

A 回答 (6件)

経験者です。

但し子供の側での。
少し引っかかる部分があったので回答させて下さい。

>こんな難しい彼を救う
とあるのですが、そんな難しいとされる現行の息子さんはそれが自然な状態だと思われます。
中学あたりでは親に対して反抗しつつも、親への愛情をどうすれば良いのか煩悶する時期です。
中学くらいの男子であれば、自分の自己決定の確立(親からの要求に従わない)の欲求と、周囲への認知(親にべったりではない)の欲求を満たす為に、親というものが切り離されがちですが、それと同時に親への愛情も存在するので、この相反した心理が自分の中に発生して、ジレンマを抱えるのです。経験談になりますが、これは書籍によってどうとなる問題でもありません。同じ悩みを持つ同世代の友人によってのみ解決が図られる問題ですので、親御さんの出番はありません。

お母様であるPOTARINOさんにとって、素っ気無くされたり、冷たく接される事はがっかりされたと思いますが、ジョブズの自伝を読んでいる事で愛情が全くゼロであるという事は無いと思いますよ。
こうした失意や心配はどこの家庭でも持っているとは思うのですが、ただPOTARINOさんの質問からは今時分でも息子さんから「ママ、ママ」とまではいかずとも、昔通り慕って欲しいという欲求も見えますがいかがでしょうか。
そして、息子さんが中学にもなって「お母さん、お母さん」と今まで通り言ってくるのは本当に正しい事でしょうか? 

上記の心配やあるいは干渉が過ぎれば、良薬を通り越して息子さんの成長を妨げる害毒になりかねず、大人になった時、人間としてより良い判断を下す人間にはなれません。
男子であれば尚更です。大人になった際には時として涙を呑む英断、勇断を下さねばならないのです。
(私はこんな偉そうな事を言えた人間ではないのですが、こうした事はいずれ誰かが言わねばならないので、ここで言いました。)

20代や30代になっても、あるいは死ぬまで母親べったりの息子に成長させたいのであれば、それも宜しいでしょう。
ただ、子供は子供の立場から精神的に成長する事を欲しますし、あるいは大人の立場からは精神的に成長させねばなりません。

息子さんの将来を心配されるのもよく分かります。ネットやゲームにはまりやすい時期でもあります。
これは親がコントロールするしかありません。
私は小学生の頃は貧乏でしたのでファミコンを買って貰えなかったのですが、親戚からたまたまファミコン本体を譲って貰う機会があり、小学生の私はそれにのめりこんでいました。家族はこれはよくないと判断して、色々な所に隠しました。隠し場所は色々ありましたが、米びつの中に隠されていたのは今でも思い出します。
捨てられなかったり、あるいは壊されなかったりしたのは、親から見れば子供の娯楽として許容されていたからなのでしょうが、ある時、私と姉がお金を出し合って買ったスーパーマリオブラザーズ(当時は5000円前後したと思います。私からすれば物凄く高価なもので、今の感覚からすれば50万円くらい)で遊びまくっていたのですが、勉強もせずにファミコンで遊ぶ姿を見た私の父が、怒ってカセットを無理矢理引っこ抜き、力の限りに土間へ叩きつけ「こんなもので遊ぶな! 」と激しく怒られたのを思い出します。あまりの剣幕と、高価で大切なものでも親の怒りによって一瞬の内に破壊される事にビビりまくり、その後暫くは自粛しました。
※後日談:カセットは割れているが中のROMは無事という事が分かって、割れたカセットを指して見つからぬようこっそりと遊んでいた。

話しを戻すと、勉強時間を自主的に確保できるくらい自制が効くのであれば別に心配せずとも良いと思うのですが、自制が効かないのであれば強制的に従わせるしかありません。ただそれは小学生の頃から躾けておくべきだったと思います。

書籍の話しも少ししたいのですが、こうした問題に私が危機意識を発揮したのは「石川啄木の伝記」です。
幼少の頃は神童とも言われた石川が、自らの傲慢と増長、怠惰により坂を転げ落ちるようにして人生を転落して行くのです。
私はこれを読んで、自分自身と石川啄木を重ね併せて「これはまずい、このままではまずい」と危機感を募らせたのです。

マイナスになるのはまずいという危機意識を持たせるのも良いのですが、プラスの方向へ行く事も良いんだよ、という事を教えてくれる媒体も一応ご紹介しておきます。
こちらは誕生日のプレゼントとしては説教クサすぎるので、もしご覧になる機会があれば、卒業間際に見せた方が良いと思います。

いまを生きる
http://www.amazon.co.jp/dp/B000066A5L

ロレンツォのオイル-命の詩
※実話を基にしたお話しです。
http://www.amazon.co.jp/dp/B0000QWX2C


また、書籍紹介でほぼ必ず紹介しているのが
学問のすゝめ(伊藤正雄校柱版)
http://www.amazon.co.jp/dp/4061597590
です。一万円札の肖像でお馴染み、福澤諭吉の学問のすゝめですが、私は生涯の読書はこれ一冊で良いと思っているくらいです。
上記の伊藤正雄氏校柱版はほぼ古文に近いので難しいとは思うのですが、頑張って読めば読めない事はありません。
中学生には早いと思いますので高校卒業くらいでお薦めしたいです。
斉藤孝さんの全訳本も出ていますので、難しそうであればこちらを(ただ私としては心情的に伊藤校柱版を薦めたいです)。
全訳であれば高1~高2でも構わないでしょう。
なぜ勉強をするのか、というのが書かれているのですが、私は超がつくほど納得しました。
そもそもの「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」という言葉で始まるのですが、福澤が言いたいのは全く逆です。
簡単に概略だけ書きますと(私の脚色も少し加えました)、
「『天は人の上に人を造らず』と言っているが、『実際にはそうではない』。
 賢い人もいれば愚かな人もいる。貧しい人がいれば富む人もいる。それはなぜだろう。
 それは知識が有るか無いかの差だ。知識があれば難しい仕事ができる。難しい仕事が人に富貴を与える。
 天は人に対して富貴を与えるのではなく、その働きに富貴を与えるのである。
 ならば、その働きができるような知識を得るべく、学問をすべきなのだ。
 学問を勤めて物事をよく知る者は、貴人となり富人となり、無学なる者は、貧人となり、下人となる。」
「役に立たない学問は学問ではない。憶えるべきではない。」
「世間の事物、進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む。進まず退かずして瀦滞(ちょたい:その場所に留まって動かない事)する者はいない事を理解すべきである。」
「世の中のことはケガのはずみで出来るわけではない。良い事も悪い事も必ず人の意思があってできるものである。」
「日本中、日本一となる自分の腕をふるう舞台には困る事はない。場所に寄らず、どこでも自らの力をふるうべきだ。」


人を成長させる為には、良い人に引き合わせるのが一番なのですが、書籍の読了によっても人の意見を吸収したり、あるいは疑似体験を行う事によって読んだ人の精神的成長を見込む事ができます。そうした書籍は上記のものとあと数冊(ゲーテのファウストなど)があるのですが、まずは上記の媒体から見て頂く事をお薦めします。
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この回答へのお礼

3回読みました。
どうやら、私が原点に戻るべく、自分探しの為に読書でもしないとです(-_-;A
いつの間にか、頭の固い親になってしまったのかな…
転ばぬ先の杖じゃないけれど、心配しすぎて色々ごちゃごちゃ言い過ぎたかもしれませんね。
ビシッと叱りたい時には
「ああまた始まったか」
って事になってるかも。
まぁ、脳の発達では正常なんですよね。
身体の発育と共に、来るべき時に思春期を迎えてるわけです。
そう、学問のすゝめは難しかったけれど、目からウロコのフレーズがあった事を思い出しました。
ご紹介頂いた本、先ず私が読んでみたいと思いました。
ジョブズの本、読み終わった様です。
次は私がそれを貸してもらって読む番で、ご紹介頂いた本達を時間を掛けて噛み締める様に読めたら、次は彼に貸す事にします。
心の籠った素晴らしい回答ありがとうございました!!
感激です!

お礼日時:2012/01/31 00:02

う~ん・・・反抗期の子が親から読んでみなさいと本を渡されても読むでしょうか??


例えば図書カードを渡して好きな本を買いなさい、でも良いのではないかと。
たとえそれがマンガであっても雑誌であっても「息抜き」にはなります。
反抗期を過ぎてハッと「親に悪い事言ったな」って反省すると思いますよ。

今はアレコレ口出しをされているようでしたら、引いてみても良いと思います。
気に掛けられなくなると最初は清々した気持ちになりますが段々と寂しくなります。
特にこれまでの親子関係が良好だったら特に。


色々書きましたが、お勧めの本と言う事なので・・・
小野不由美「十二国記」
ファンタジーですが、突然異世界に放り込まれた少女が現地の人に犯罪者として追われ、親切な振りをした人に騙され人間不信に陥ります。
その後の出会いで、人間不信を克服しこれまでの自分の悪い生き方を省みて、強く生きて行くと決心する流れです。
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この回答へのお礼

ちょっと震えがくるご回答でした。そうですかね…いつか、私もそうだった様に、つっぱっていながらも割烹着の母の背中にそっと涙する日が来るのかしら…
9月に亡くなった、私の父にもよく言われました。
「おまえもよく、へりくつ言ってたねか。鳶から鷹は産まれないわな。いつか、こうしてちゃんと親になる日が来る。」って。
明日、本探しに言ってきます!!
ありがとうございました!

お礼日時:2012/01/27 22:59

本がわりと好きな息子さんとのことですが、反抗期の中3では、どんな本も親からのプレゼントというだけで反発されそうな気がします。

わたしも小さいころからの本好きですが、自分の中3時代に、もし親から本をプレゼントされたとして、それを素直に読む気になれたかどうか……。親の思惑通りになるのが何より嫌な時期ですから、どうかするとプレゼントで親子関係がよけい険悪になってしまうかもしれません。

息子さんは、最近どのような本を読んでいるのでしょうか?また、どのようなことに興味を持っているのでしょうか?好きでない本、興味のない本を読むのは、誰にとっても苦痛です。読んでもらうためには、まず、息子さんの嗜好を把握したうえで、それに沿う方向でプレゼントする本を選ぶべきでしょう。まあ、それでも読んでもらえるかどうかは微妙なところですけど。
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この回答へのお礼

本来は、私が彼にとっての一番の理解者だったはずなんです。今はこんな感じですが、たまに困った事があると、あの頃と同じ目をしながら言葉はぶっきらぼうに、話しかけてきてはくれるんです。
先日はジョブズの本を買い物ついでに買ってきたら、枕元にブックマークを挟んで置いてありました。
とりあえず、私のチョイスするものは読んでくれるのかなと。
ネットサーファーの彼には、興味があるのはわかるけど、とりあえず、ホラーものは避けたいかな…
あと、私的に自己啓発ものは、あまりに嫌みになるかもと。
私も今まである程度の本は読みましたが、どうも男の子で思春期のハートにヒットする系統がわからなくて。
とりあえずアドバイス頂いた本は手に取ってみたいと思いまして。
確かに、図書カードは職場の仲間にも言われて、良い方法だと思ったんですが、そう言えば、彼は外出もしないでパソコンに向かってるんですよ…
なにかこう…周りの景色に目を向けられるきっかけになる様な、そんな本とかあればなと思いました。
ありがとうございます。
またアドバイスしてください!

お礼日時:2012/01/27 23:17

 追記。



 私の回答した作品は、親御さんに読んで欲しい本です。
 ですので「回答でない」と通報していただいても構いません。
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 息子さんと近い立場になった事があります。


 喧嘩の原因を「つまらない理由」と思われているままでは、どんな物を贈っても逆効果、追い打ちになるだけです。

 それだけは分かって欲しい。

 救われるべきは、正常かつ順調に成長されている息子さん、ではなく、その事を受け止められない親御さんの方です。


 回答。

 映島 巡(原作かずはじめ)小説版MIND ASSASSIN 第2巻所収「父と子」

 結末部分をご覧ください。


 こちらの方こそ「心より」願っています。
 息子さんを私みたいな人間にしないで。
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この回答へのお礼

『私みたいな』とは…
ん…確かに、つまらない理由とは言え、私も親としてのプライドがあり、つい屁理屈に対して最後はねじ伏せるみたいな言い方をしちゃったかな…と反省し、そこだけは謝るもガードが固い。
いやいやまだ、私も歩み寄りきれてないのかな…
追記読みました。
探してみますね!
私自身も考え直さなきゃいけないかもしれません。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/01/27 23:26

子供は、年齢を重ねるにつれ、母親の手のひらから、部屋の中、家の中、地域、学校と、エリアを、親、家族、近所の友達、園、学校と、人間関係を広げていきます。



それにともなって、知識が増え、自我が育ちます。
成長に伴って、足りなくなったそれらを求め、範囲を広げていきます。その行為の足かせに親がなった時、反抗がおきます。逆に、その子の成長を超えて親がその子のネットワークを広げ続けると、起きないみたいですね。年齢に合わせて外に連れ出して人に会わせるなどで。

親を離れ、自分で世界を広げようとした時も、幼子と同じで、最初に出会った人やモノで世界観を作ってしまうことは、変わらないようです。良いモノや人に出会うこともあれば、そうでないことも。

私は、値ははりますが、お子さんには、百科事典のような大人が価値判断をしたきちんとした智が書かれたモノを与えることをオススメします。
ホントは、パソコンを与える前にしておくべきことだったかと。
お子さんは今、ネットの中で、智の防備なしで、旅をしている状態です。とても危ういと思いますよ。ネット内で落ちているつぎはぎの防具で必死に自我を育てているはずです。

ご質問者さんには、赤毛のアンシリーズをオススメします。
アンという少女が、自分の世界を広げ、家庭を持ち、次の世代に渡すまでが描かれています。
その中で、仕事を持ったアンを前に、マニラが私のアンがいなくなったとなくシーンがあります。アンは、途方にくれながらも、子供の時の自分は、変わらずに今の自分の中にいると、慰めます。
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この回答へのお礼

赤毛のアン、アボンリーへの道、大草原の小さな家、とか私が大好きです!
図鑑か…私も昔、百科事典が大好きで、息子にも、虫、宇宙、歴史上の人物、事典を買ってやり、目をキラキラさせてた頃があったんですけどね…
今はどうしようもなく、ネットの世界が勝っている様です…。
私はアンの発想や想像力に似た所があった子でした。トムソーヤやアンみたいなワクワクする発想の持ち主になって欲しいな…
赤毛のアンも読みやすいものを見てみようかしら。
ありがとうございました!

お礼日時:2012/01/27 23:41

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