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この「~なのであるが、~なのである」という言葉は最初の~を否定した感じの文を次の~でいうと思っていたのですが、たまに小説や教科書で「あるが」で否定しているのに「~ので、」とくっつくような文が書かれていることがあり、その度に違和感を感じます。

例えが難しいのですが極端に書けは「最近は山に行く人も減ったのだが、私は山に行かないことが多い。」など。

この使い方が変なのか私が知らない言い回しがあるのか、気になり質問させて頂きました。

A 回答 (5件)

前の文と逆のことを示すとは限りません。



前置き を示すことも多いのです。


例「最近はメールをする人が多いですが、私も手紙を書くことが少なくなりました。」


結論ですが、この使い方が変ということはありません。
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「最近は山に行く人も減ったのだが、私は山に行かないことが多い。


これだと違和感がありますが、

は を も に替えると自然です。「前置き」を示します。

「最近は山に行く人も減ったのだが、私も山に行かないことが多い。」



逆説の例「最近は山に行く人も減ったのだが、私は山に頻繁に行く。」
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だがは接続の助詞で、しかし、けれどものいみ英語で言えばbutです。


前の文章とは対立する関係です。
質問者さんの例文のだが以下の文章は、「私は山に行くことが多い。」が正しい文章です。


ので接続助詞でその前に原因とか理由が来ます。
明日は日曜日なので学校は休みです。

明日は日曜日なのである「が」学校は開門なのである。
ある「が」の「が」はしかしと同様の用法です。
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「~であるが」の後の文章が、「~ではない」とならないコトに、違和感を感じておられるのではないでしょうか?



まず「~なのであるが」自体は、否定文では無いですよ。

「~なのである」は肯定で、それを逆説の「が」で接続しているんです。
「Aなのである。しかし・・」と言う文章と同じです。

従い、普通は「が」の後は、前の文章とは逆のこと(相反すること)などが書かれることになります。

「(〇〇は)Aであるが、Bではない」(例:私は未成年であるが、学生ではない。)と言う用例が多いですね。
基本は「AであるがBではない」ので、「A ≠ B」(AとBは異なるモノ・コト)です。

ただ、後の文章を、否定文や打ち消し文にすれば、「~なのである」と言う文章は作れますよ。
ややこしい言い回しですが、「Aであるが、『Bではない』のである」と言う形になります。
上の例で言えば、「学生では無いのである」とすれば良いワケです。

あるいは、「~なのであるが」の部分に、否定的な意味を含ませても良いです。
たとえば「私は50歳なのであるが、学生なのである」と言う文章は、違和感が無いと思います。

これは一般的に「50歳で学生であること」が考えにくいからです。
「普通はA≠Bなのであるが、特例的にA=Bなのである」と言う様な文章です。

また「~ので」の部分は、「A≠B」である理由を説明している部分です。
「私は未成年であるが、大学に進学しなかったので、学生では無いのである。」
「私は50歳であるが、どうしても勉強したいことがあったので、最近大学に進み、現在は学生なのである。」

ご質問文の様に、「山に行く人も減った」=「私は山に行かない」と言う関係の場合は、逆説の「が」で接続すれば、基本は誤用です。
「最近は山に行く人も減ったし、私は山に行かないことが多い」など、順接的に接続すべきです。

ただし、「が」は100%逆説か?と言うと、そうではありません。
口語的ではありますが、「今日は良い天気ですが、何か予定は有りますか?」など、状況説明的な用法も有りますよ。

「最近は山に行く人も減ったのだが、確かに山登りが大好きな私でさえ、山に行かないことが多い。その理由として~」みたいな文章ですと、さほど違和感は無いのではないでしょうか?

強い逆説ではなく、「〇〇と言う状況ですけど・・」と言う感じです。
やはり逆説のニュアンスは含みますので、やや紛らわしく、好ましい表現・正確な表現とは言えませんが、「完全に誤用である」とまでは言えないです。
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接続助詞としての「が」には以下の3つの用法があります。



1 単に前の句をあとの句へつなぐ意を表す。「なかなかの美人だ―、話しじょうずだ」「すみません―、しばらくお待ちください」

2 相反する句をつなげる。けれども。「昼は暖かい―、夜はまだまだ寒い」「走りつづけた―、間に合わなかった」

3 (推量の助動詞に付いて)それに拘束されない意を表す。「行こう―行くまい―、君の勝手だ」
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%8 …

2の「相反する句をつなげる用法」が一般的でよく使われますし、学校などでもこの用法を先に教わったように記憶しています。
少し後から1の用法を習ったと思いますが、わたしも当初は違和感を覚えたものです。
「まっすぐ行くと交差点に出ますが、そこを右に曲がると学校があります」
などという文が可能です。
「交差点に出る」と「学校がある」を相反する事柄として表現しているわけではなく、単につなげているだけという用法です。
「が=そして」というニュアンスで解釈することができると思います。
いずれにしても辞書にも載っている正当な用法です。
    

「最近は山に行く人も減ったのだが、私は山に行かないことが多い。」
というのはあくまで仮の例として挙げられたのだと思いますが、この表現はできません。
理由としては、まず、「山に行く人も減った」と「私は山に行かないことが多い」は相反する事柄ではないので2の用法ではありません。
「最近は山に行く人も減ったのだが、私は山に行くことが多い。」
「最近は山に行く人も増えたのだが、私は山に行かないことが多い。」
などであれば2の用法になりますからOK。
また、
『「最近は山に行く人も減った」そして「私は山に行かないことが多い」』という構文は不自然ですから1の用法にも該当しません。
「最近は山に行く人も減ったのだが、私【も】山に行かないことが多い。」
であれば1の用法になるのでOKということになります。
  
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