プロが教えるわが家の防犯対策術!

こんにちは。映画の見方について、いろいろな意見を聞いてみたいのですが、パソコンが世の中に広まって、情報や人の意見が簡単に入るようになったのはいいのですが、個人的にあまり見たくないものもあるのは事実です。(じゃあ見るなって言われるとそれまで)

今日はとくに映画の批評についてですが、確かに映画の見方、好み、感想などは人それぞれ違いますし、自由だとも思います。
ですがあまりにも、批判的な内容や意見が目につくのは私だけでしょうか?
あの終わり方はきにくわないとか、あのキャスティングは間違ってる、納得いかないこうすれば良くなるなどなど・・・
私は今、自主制作映画を作ってる人の手伝いなどもしているのですが、二年以内には自分でも作ってみたいと思い、
現在構想などを練っています。
それで思うのが、作ってる側の人達にもこうしよう、ああしようと頭をフル回転して、作品を作るわけです。
つまりそうしてできた完成品は、かかわったスタッフみんなの熱意がこもってるわけです。
その辺も考慮して感想や、意見をいってもらえればいいのですが・・・

話とびますが、私は淀川長治さんのファンです。
あの方はその映画のいい所をみつけだして、伝えてくれます。本当に映画を愛しているのが伝わりませんか?
映画を見て人生の勉強ができるときずかせてくれたのも淀川さんです。
みなさんは映画をどんなふうに見ますか?なぜ映画が好きなのかも聞かせてください。ちなみに私は、ぶっちゃけた話、楽しければそれでよし。それがすべて!いろんなジャンルのいい部分にきずいて、そこで感動を覚えられればいうことなしです。

長々とすみませんでした。皆さんの映画観を教えてください。お願いします。

A 回答 (11件中1~10件)

おっしゃるとおり、「映画の批評は見終わった専門家が意見交換としての論じ合うのはあり、まだ見ていない一般人に紹介するなら批判を主とする内容はなし、いけませんね。


・・が悲しい事に勘違いする映画評論家もいまだ多いですね。」
良心的な評論家 故淀川長冶氏は生前「僕は絶対その映画のことけなしたら、倍の数はほめるかいい所いうの」とおっしゃってました。
この精神を伝えてくれる評論家なんて、もう現れないと思います。
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再び登場です。


「なんで、映画が好きか?」一週間考えました。
結局、
「心に刺激がほしいから」というところに行き着きました。
感動する作品はストレートに心が揺さぶられますが、
コメディーだって「面白い!」ということで心が刺激されます。
「つまんない」って思われた作品でも、
そのこと自体が心の反応なんだと思うんですよ。
だから、すべての作品が、
何らかの心への刺激があると思うんです。
それを得るために映画を見ているんだと思います。

>楽しければそれでよし!
かもしれませんが、
必ずしも楽しめないじゃないですか。
ブラッド・ピットの「セブン」は
今まで見た作品の中で最も後味が悪かったです。
でも、それだけ大きな衝撃があったということで
楽しむことはできませんでしたが、
これはこれで良かったといえます。
(「楽しむ」っていう感覚が人それぞれなので、
これを「楽しめた!」ととらえる人もあるかと思いますが…)

あと、「映画の見方」ですが、
僕は基本的に「ストーリーを追っているだけ」って感じで、
演技がどうとか、カメラワークがどうとかは
ほとんど気にしていません。というか、よく分かりません。
だから、誰が出ているとか関係なく見ますし、
監督の好みとかも基本的には無いです。
あっと驚くストーリー展開だったりするほうが好みですね。
(普通、そうですよね)
で、困るのが「予告編」です。
予告編に出てきていて、
まだ出てきてないシーンがあったりすると、
「このあとかな?」とか考えて見てしまうじゃないですか。
「レオン」の予告編で、
爆発のシーンが印象的だったんですけど、
あれって、本当の最後の重要なシーンじゃないですか。
それを、
「あー、これで爆発するんだ」って分かってしまって、
ちょっとつまんなかったりしますよね。
かといって、
どんなストーリーかまったく分からないと、
その作品を見ようって気が起きないじゃないですか。
あと、前評判、前知識もおなじです。
単に「良いから見ろ!」っていう程度ならいいですけど、
「アクションシーンがすごい!」とか言われちゃうと、
そこに期待が集中してしまったりして、
ちゃんと見れないじゃないですか。
やっぱり作品全体を通してどうかって事だと思いますからね。
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この回答へのお礼

まず最初に、一週間もそのことを考えてくださりありがとうございました。ですけど映画を見る理由とか、好きな理由をちょっと考えてみるのは、自分を見直す意味でもいい事だと思います。僕が質問の時点でいいたかったのは、そのことです。映画を見る理由をちょっとでも考えてみると、ものすごく単純な理由にたどり着くと思います。
その答えは人それぞれかもしれませんが、少なくともいちゃもんつけるため、気に食わない部分をつつくためではないと思います。
僕が言った楽しければすべてよしは、楽しい=楽しむではありません。
別の言葉を使えばよかったんですが、作品それぞれの楽しみを見つけ、それを楽しむってゆうかんじです。
絶叫物のアトラクションなどと一緒ですね。あれはスリルを楽しみますね。
今回の質問で、いろいろな人のいろいろな意見が聞ける事ができて、本当に良かったと思っています。
この場を借りて、tomikou0000さんを含め参加してくださった皆様にお礼を申し上げます。
ありがとうございました!

お礼日時:2001/05/15 18:54

私も同じようなことを考えていました。


最近は特に「良い映画評論家」=「どれだけイチャモンつけられるか」
のようになってきている気がします。
私の個人的な意見としては、まず「映画評論家」というのはそもそも
映画というものが好きで好きで仕方のない人がなる(?)ものだと
思っています。映画を愛してやまにからこそ「映画って良いものですね」
(参:水野晴男氏)という言葉が本当に自然に出てくるのだと思います。
そして、好きだからこそ「あそこをもっとこうすれば面白かっただろう」
という批評・批判が出てくるのではないでしょうか。
好きだからこそ惜しい部分が気になる、というか。
最近テレビに出たり、雑誌に載ったりしている人は(偏見だったらゴメンなさい)
「さて、この映画はどこをケナしてやろうかな」という気持ちが一番先に
現れているような気がします。つまらないことを長々すいませんでした。
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映画には大別して2種類あると思います。

一つには、鑑賞しながら人生について考えるというもの。今ひとつは、いわゆる「ジェットコースター・ムービー」と言われる類で、映画を見ている内はハラハラドキドキして楽しみますが、あとには殆ど何も残らないもの。大体名作と言われるものは前者ですが、後者が全て駄作というわけではありません。B級作品でも見ようによっては、得ることが沢山あります。例えば、リゾートホテルや高級レストランの有り様を見たいなら、一連の「007」ものなどが最適ですし、目的によっては意外な映画でヒントを見つけることができます。多くの映画は、美男美女を配して非現実の世界を描きますが、この役者の魅力に取り憑かれることもありますね。
 名作だからと言って、映画から受ける影響は、自分の人生を変えるところまで至らないと思います。その点、書物のほうがはるかに重みがあります。私の経験でも、読書によって、人生に深い影響を受けたケースは何回かありますが、凄く感動した映画を観ても、それだけで時が過ぎたような気がします。それでも映画が好きなのは、旅行などと同じように未知なものに対する好奇心を満たしてくれるからです。
 高額な制作費をかけた映画は、できるだけ設備の整った映画館で観るようにしてますし、それが創ってくれた人への礼儀だと思っています。かつて「2001年宇宙の旅」を今はなき東京テアトル劇場の大シネラマ画面で、ど真ん中で座って観た感動は貴重なものとして残っております。
 映画評もよく読みますが、自分の感じ方が全てだと思います。役者の演技やストーリーもさることながら、カメラワークや音楽の入り方など、自分なりに色々組み立てて、2度、3度観てしまう映画は、矢張り名監督が作った名作に多いようです。でも映画作りは、野球の監督と共に生涯に一度携わってみたい職業の一つでした。
 
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>あまりにも、批判的な内容や意見が目につくのは私だけでしょうか?



whitemapさんのご意見自体が
すでに映画批評に対する批評になっていると思います。

批評というジャンルを確立したのは小林秀雄だといわれますが
表現という行為そのものが、あるいは表現の動機付けとして
批評精神と密接な関係にあると思うのです。
映画で言えば、50年代以降の映画、特にヌーベルバーグや
シネフィルといったムーブメント自体が
30~40年代ハリウッド映画の批評体系だったりするわけじゃないですか。

そのような表現<->批評の繰り返しが映画の強度を高めていくと同時に
そこにさまざまな映画的歴史が蓄積されていくわけですよね。
その蓄積がある時は閉鎖性になったり
ある時は映画の進化の原動力になっているんだと思います。
その辺が一刀両断できない難しいところですよね。

ただ結局は、送り手と受け手の意識の差が
>個人的にあまり見たくないものもあるのは事実です。
みたいになっちゃうわけですよね。

私は、優等生的な答でどうかと思いますが
向上心や問題意識が高いと思われる方を応援したいし
自分もそうありたいと思います。
それも映画が大好きで、映画という文化を大切にしたいからです。

>私は今、自主制作映画を作ってる人の手伝いなどもしているのですが
 二年以内には自分でも作ってみたいと思い
 現在構想などを練っています。

映画作家に限らず、優れたクリエイターって、同時に
優れた批評家でもありますよね。
でも、映画作家って、批評も鋭いですけど
いざ映画をつくると、批評的あるいは論理的には収まらないような
力を発揮しますよね。
そういうのって、すごいな、と感動します。
頑張って下さいね。
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作り手側に立って批評する、というか、作り手側の事も考えて、という批評は良くないと思いますよ。

あくまでも観賞した結果どう思ったかが原則でしょう。作る側にいる人は思い入れが強すぎて、ひとりよがりに陥りやすいと思います。また、伝えたい事柄を当然熟知している作り手側の人にはそれがきちんと伝わっているか、表現できているか、という事についても先入観なしでは判断しにくいものでしょう。岡目八目という事もあります。事情も知らないで、という受け止め方は謙虚さにかけると思います。
私もおすぎのファンです。彼(?)はあくまでも客の立場で、面白いものは面白いと言い、つまらないものはつまらない、とハッキリいいます。作り手側やスポンサーなどとのしがらみもあるかと思うのですが、あの歯切れの良さは気持ちが良いです。
淀川長治さんは尊敬する人です。でも、淀川さんも例の「サヨナラ、サヨナラ・・」の挨拶で回数とかジェスチャーの様子でつまらなかったものには差をつけてたらしいですね。
映画は見る人が楽しめるかどうかが生命線で、作り手の苦労などは関係ない話です。わかる人にだけわかれば良い、といった映画に出合うといい気がしません。
映画評論家というのはケナシ屋も確かに多いですよね。自分がいかに映画通であるかをひけらかす為の評論か、と思えるものも少なくないです。
しかしながら、です。whitemapさんも作る側にいらっしゃるのであれば、批評の中から第三者の目というものを汲み取って、見る側が楽しめるものを目指して頂きたいと思います。
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映画の雰囲気と、それを見たときの自分の精神状態が(偶然)かみあった時、


「この映画最高。」と思えるのだと思っています。
つまり映画は客観的に楽しむよりも、自分自身の居場所を忘れるくらいにのめり込めれば、その映画は最高なんです。のめり込めなければ、(その時)ただ合わなかっただけの話です。
あくまで客観的、受動的な視点で映画を見ていると、その映画が楽しめなかったとき、「この映画、つまらん。面白くない。おれを楽しませてくれなかった。」となるのも仕方ないと思います。批判的発言をする人はそういう見方をしているんだと感じています。ある意味、冷静な人です。
主観的に見ると、その映画のダメなところは、(気づいていても)自然に気にならないようになりますね。もっと重要なところに目がいくという感じです。
けど、メジャー作品はこちらの気持ちを強引に引こうをいう性格があるので、
それに対して批判的になるのはある程度仕方ないんじゃないですか?
監督の意志よりプロデューサーの意志の方が反映されやすいという点でも。

「マグノリア」のラスト、尋常ではないことが起こります。あれを冷静に見てれば「訳わからん。」となります。確かに訳は分かりませんが、物語に入り込んでいれば登場人物の苦しみや悲しみが一気に最高潮に達してそして消えていく最高の演出だと思いました。
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僕はおすぎのファンです。

ふんずけてやる!(笑)
おすぎのことはおいといて映画の観方ですけど
自分の観念をうまく裏切ってくれるストーリー展開や演出に目がいきますね。
それとツッコミながら観るってこともあります。
名作「タイタニック」、最高ですかー!(法源風で)
もちろん最高です。
つっこむとこ多すぎで。
特にクライマックスのデカプリが沈んでくとこなんて涙が止まりませんでした。
笑いすぎで。
まあ僕の持論としては駄作は無いってことですか。
どんなに評判の悪い映画も視点を変えてみれば面白いはずですよね。
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この回答へのお礼

oilmanさんありがとうございました。笑えました。
>最高ですかー!
勢いありすぎっつうの(笑)
今回の質問でやっぱり人それぞれいろんな見方があり、価値観があり映画にたとえてみても、oilmanさんのように個人の視点で楽しみをみつけているってことで、こころがクリアになりました。
>まあ僕の持論としては駄作は無いってことですか。
かっこいいですね。はっきりいいきってるところが。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2001/05/07 22:43

なるほど。

うーむ。熱意とかを加味してってゆーのは、ムズカシイ話しですね。
だってそれは芸術の成果物とは別問題ですものね・・・。
批判ばっかりとはなんだかいやらしい気もするけど、新聞とかテレビとか陽の目の見えるところのひとたちはほとんど辛いこといわないところが、あたしはすごくやだな。日本的ないやなところだわ。だから余計に自由な発言しやすいネットはそうなるのかもね。「陽の目で堂々としろってんだい。へんだ!」ですね。
あたしはね、自分の生き方や考え方や指針に影響を与えて、行動にまで作用してしまう映画がすきよ。そんなにカタいおとなの頭に影響与えられるのって、芸術くらいじゃないかしら。うふふ。
だからあたしもクリエーターのはしくれのすみっこのはしっこであります。
かしこ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
確かに別問題といえば、別問題ですかね・・・
けど確かに今の商業映画などの多くが、いろいろな方針、問題にひっかかり、作りたいものも満足に作れないということがあるようですが、それはそうなるべきしてなったんだからある意味しょうがない事だと思います。
そんなところをつっつくことを考えるより、もっと素直に単純にでも映画で泣き笑いしてほしいですね。
最後に・・・>自分の生き方や考え方や指針に影響を与えて、行動にまで作用してしまう映画がすきよ。
とても共感できました。いつか自分でも影響をもつ作品が撮れたら最高だなー。
shikieさんもがんばって下さいね。

お礼日時:2001/05/07 21:55

私は父の影響で小さい頃から映画が好きでした。


マニアとは言えない趣味の範囲で好きなのですが
私の好きな映画はたいていB級ものヒットしないものです。
「タイタニック」などのような人気映画はあまり相性が良くないです
というより金をかけた映画が嫌いです。
だから今は邦画物やアジア物がすごく好きです(最近ハリウッド映画みたいに
なってきましたが)
映画の良さてなんでしょうね?
私は違う世界の人間になれる、主人公と自分をかぶせて観るのが好きです。

私は「共感できれば良し」です!
あと映像の綺麗な映画は素晴らしい。(パパイヤの香りとか、北野ワールドとか)
淀長さんの勧める映画はすべて良し。理由がある!

でも知っていました?淀長さん批判している作品があるんです。
「失楽園」
観なければ良かったって散々けなしていました。
彼、けなす時はさんざんけなしますね。
でも、それは彼なりの映画への愛し方ですよね
私は未だに「失楽園」を見る気になりません。
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この回答へのお礼

映画の良さ→楽しめるから→娯楽。
じゃないですか?もともと基本はそこにあったと思います。
私も主人公とダブらせて楽しみますよ。
たまにそれで三日ぐらい楽しめます。

あと私は、金かけられるんだったら一度でいいからハリウッド級に金かけてみたいです。(笑)
ありがとうございました。

お礼日時:2001/05/07 21:07

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