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回路設計者についていくつか聞きたいことがあります。

1. 大手企業と中小企業の違い
回路設計者は、大手企業と中小企業でどれぐらいできることが違うのでしょうか?
プログラマなどは、大手が設計し、中小に実際のコーディングを回すようですが、回路設計者も同じなのでしょうか。
また、もし大手では設計までしかやらないとしたら、どのレベルまでできるのでしょうか。

2. 回路設計者の寿命について
プログラマは寿命があるという話をよく聞きますが、これは回路設計者にも言えるのでしょうか。

3. アナログ回路とデジタル回路について
回路設計者にも、アナログ回路設計者とデジタル回路設計者があると聞きました。
自分はマイコンなどに興味があるため、デジタル回路設計者がおもしろそうだと思っています。
ただ、アナログ回路は奥が深く、一人前になるまでにすごく時間がかかると聞きます。
デジタル回路は、アナログ回路と比べてそんなに奥深くないのでしょうか?
また、アナログ回路の設計者とデジタル回路の設計者で、給料や待遇の違いなどはありますか?

4. 回路設計者の仕事のしんどさ
エンジニアの仕事はどれもしんどいと思いますが、そのなかにもあまりにもしんどい(いわゆる激務というやつでしょうか)とか給料が割に合わないなどということがあると思います。
回路設計者の仕事には、そのような割に合わないようなことはありますか。

5. 回路設計者の素質
回路設計者になるのに、このような素質がないとやっていくのはしんどい、というような素質はありますか。


以上、長くなってしまいましたが、わかるものだけでも回答していただければ嬉しいです。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

以前LSIのパターン設計の仕事をしてきたものです。

今はやっていませんが。

さて、下記の質問に対してわかる範囲内で回答しますが、ずいぶん前なので、今はもう変わっているでしょうね。

1. 大手企業と中小企業の違い
回路設計者は、大手企業と中小企業でどれぐらいできることが違うのでしょうか?
プログラマなどは、大手が設計し、中小に実際のコーディングを回すようですが、回路設計者も同じなのでしょうか。
また、もし大手では設計までしかやらないとしたら、どのレベルまでできるのでしょうか。

大体、大手は回路仕様まで決めて、詳細設計は2次会社へ回していました。できたら、発注者に納入します。それでも上からのフォローがありますよ。

今は私がやっていた頃は、紙にパターン回路を描いて、CAD担当にインプットしてもらっていましたが、今はCAD設計、シュミレーション確認、電気特性による動作確認などをパソコンでやっているのでは?と思います。私の場合は、退職する前あたりはUNIXの上で動かして設計していましたね。Windowsが出ていなかった頃です。

2. 回路設計者の寿命について
プログラマは寿命があるという話をよく聞きますが、これは回路設計者にも言えるのでしょうか。

寿命というよりも、要求された通りに設計するには、モチベーション、粘りを維持できるかどうかですね。
また、設計変更がよくあるので、せっかく設計したのに、ボツになったことがあります。

どっちにしても、年齢を重ねていくと、管理職か、上流設計へ転向していくのが普通です。


3. アナログ回路とデジタル回路について
回路設計者にも、アナログ回路設計者とデジタル回路設計者があると聞きました。
自分はマイコンなどに興味があるため、デジタル回路設計者がおもしろそうだと思っています。
ただ、アナログ回路は奥が深く、一人前になるまでにすごく時間がかかると聞きます。
デジタル回路は、アナログ回路と比べてそんなに奥深くないのでしょうか?
また、アナログ回路の設計者とデジタル回路の設計者で、給料や待遇の違いなどはありますか?

デジタル設計者とアナログ設計者はそれぞれ分野が違います。互いにいくようなことはないです。
身につけていく知識が根本的に違いますので・・・。
私の場合はあるマイコンのパターン設計をやっていました。

賃金の違いの面はわかりません。

4. 回路設計者の仕事のしんどさ
エンジニアの仕事はどれもしんどいと思いますが、そのなかにもあまりにもしんどい(いわゆる激務というやつでしょうか)とか給料が割に合わないなどということがあると思います。
回路設計者の仕事には、そのような割に合わないようなことはありますか。

かなりしんどいですよ。納期が厳しく夜遅くまでやっていましたから。残業代を出すから、夜遅くまでやってくれという雰囲気でしたよ。あの当時は。

5. 回路設計者の素質
回路設計者になるのに、このような素質がないとやっていくのはしんどい、というような素質はありますか。

知識どうのこうのというよりも、設計の粘りでしょうね。これがないと長く続きません。
それと、こういう設計の仕方を変えてみる余裕も必要です。
一番苦労したのは、パターン設計の仕方が悪い(と言ってもルールを守ってです)と、耐圧試験をすると動作がおかしくなったことがあって、原因追求をするにはかなりストレスが溜まりましたよ。突発対応で今やっている仕事を止めてですよ。
設計をやめてから気が付いたのですが、同じ設計をやっている人と情報交換をすれば、設計の幅が広がっていき、長く続けられたのではと反省しています。

ここまでいろいろと書きましたが、参考になればと思っています。
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