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品質工学、タグチメソッドを用いて最適水準を求めています。

L18直行表を用いて、各実験水準におけるSN比を求め、要因効果図より最適水準を求めました。

その最適水準で実験を行いSN比を求めた所、直行表で求めたSN比より低い値が算出されました。
算出された値の大きさとしては、上位から4番目で、その差は 0.4 [db]でした。
またL18直行表のSN比maxとSN比minの差は5 [db]程度でした。

ここで質問があります。
通常最適水準のSN比は直行表のSN比より大きく算出されると思いますが、
上記の通り4番目となりました。

これはどういう事を表しているのでしょうか?

(1) 0.4 [db]程度なら実験成功(外乱に対してロバスト)として、その水準を設計パラメーターとして織り込 む事ができるのでしょうか?
 ※ある特性値をSN比として算出しているのですが、特性値の測定方法として誤差はあると考えられま す。

(2)SN比maxとSN比minの差は5 [db]程度なのですが、この差は小さいのでしょうか?
 小さいのであれば、制御因子の選定、評価する特性値が最適ではないということなのでしょうか?

(3)最適条件を上回ったSN比の実験条件も、外乱、ノイズに対してロバストであるということは言及できる のでしょうか?


以上、三点御教示よろしくおねがいします。

A 回答 (1件)

タグチメソッド(TM)にもいろいろあります。

また、差が大きいか小さいかという質問ですが、何と比較するかによります。

ということで詳細がわからないので一般的な回答を書きます。

まず、SN比が高いと、最適条件を設定(設計)しやすくなりますが、SN比が高いことは最適である十分条件でも必要条件でもありません。

(1)0.4 [db]は多くの場合誤差の範囲ですが、あなたの実験内容が分かっていないので確定的なことは言えません。次の(2)のように倍率に換算して考えると分かりやすいでしょう。 

(2)5 [db]≒2倍弱 なので十分大きな違いです。

(3)SN比が高いということは、外乱、ノイズに対してロバストであり、再現性が高いということです。
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答ありがとうございます。
タグチメソッドに関する本を読んでいるのですが、実験を行ったときに発生する疑問に対する答えまで
記述してなかったので質問しました。

知識が深まりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/03/02 23:28

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