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地球外知的生命体が存在し、彼らの文明が我々のそれよりも発達しており、仮に恒星間航行をできる宇宙船を開発できるような科学力をも保有している場合、彼らの存在は地球人に脅威となり得ると思いますか。

私たちは未知の存在に対し好奇心を抱きますが、同時に恐れを感じます。
例えば、SF映画全般で描かれる宇宙人は化け物として描かれています。
美しく描かれることは稀だと思います。

人類は文明の発達のために科学を発見しました。

しかしそれは我々の生活を豊かにするだけではなく、恐ろしい兵器をも生み出しました。

恒星間航行できる船を保有している知的生命体もやはり生物なので食物連鎖を勝ち残ったのだと思います。と同時に、そのような船を開発するにああたっては相当の年数種を存続させてきたということでもあります。

そこで疑問が生じました。

高度な科学文明を持っているような生命体にとってはもはや兵器開発というのは無意味なことになるのでしょうか。

つまり仮に彼らが地球を発見し、到達していたとしても実際には我々を暴力的に征服するというのはSFの中の話であり、高度な科学文明の発展を遂げる過程では、暴力的傾向は徐々に減少すると言えるでようか。勿論人間に関して言えば、未だに暴力的傾向は残っていますし、白人は異民族を暴力で征服してきました。勿論マヤ文明の天体技術は白人のそれよりもはるかに上回っていたのも事実だと思いますが。

生物学、科学等に詳しい方を含め、様々な意見を拝聴したいと思います。

どうぞ宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

御質問拝見させて頂きました。

なかなか知的でおもしろそうな論点ですね。

さて、この手の議論を進めていく上で有用だと思われる書物といえばやはり・・、
H・Gウェルズの「宇宙戦争」でしょう。
恐らくはご存知かと思います。

同作の中では、まさに質問者さんがご指摘の
「高度に文明化した地球外知的生命体」が地球に侵行してきて、質問者さんの主張とは全く正反対の行為を繰り広げています。
なので「宇宙戦争」のシナリオが主張する内容(高度に文明化した地球外知的生命体は地球上の人間を<家畜化>しようとするであろう)をそのまま引用するとすれば、質問者さんの主張は、
<否>である、と言う事になります・・。

結局のところ、我々人類にしても、<高度に文明化>していると言う割には、「他の生命体(つまりは動物や自然環境)にとっての脅威」になってしまっている訳ですから。
立場は違えど、「宇宙戦争」に出てくるエイリアン達と、その点に置いては大差ないと思われます・・。

しかし、「宇宙戦争」のエイリアン達が何故
<滅びの結末を迎えてしまったのか>と言う点に注目してみると、それは「宇宙戦争」のエイリアン達が地球の環境に
<順応>
出来無かったからなのです。

適者生存、とはよく言ったものですが、私が思うのは、高度に文明化した地球外知的生命体が地球に攻めてくるのであれ無いのであれ、一番重要になってくるのは、たとえ何が起きたとしても、その事態や状態に
<順応していく>事だと思うのです。

何かの本で読んだ記憶でうろ覚えなのですが、
「最も強いものとは、決して敗北しないものの事ではなく、変化を受け入れることの出来るものである」
と言う言葉があります。
・・ですから私は、たとえ地球外知的生命体が地球に侵行してきたとしても、我々自身が
「変化を受け入れることのできる<勇気>」を忘れさえしなければ大丈夫だと思うのです・・・。

質問者さんの提示された論点とはズレてしまっているかもしれませんが、これが、御質問を拝見させて頂いた限りでの、私の率直な意見です・・。

などと最もらしい主張を繰り広げてしまいましたが、実は私は、学者でも専門家でもないただの素人です。

ですが、もしそんな私の意見でもよろしければ、
「質問者さん御自身が変化していくための」

・・・参考にしていただければ幸いです。

以上でした。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>その事態や状態に順応していく事だと思うのです。

私たちが今有るこの姿も何億年もかけて環境に適応して得た賜物だということを忘れていました。

私が問いたかったのは、知能が究極的に発達した生命体が最終的に選択するのは『善良な心か、それとも武力か』というようなことだったのですが、とても有益な回答を得られ、満足しています。

人間は知的好奇心が旺盛であるが故、他の動物がなし得なかった『奇跡』を実現できるのだと思いました。その奇跡とは、人間が愛を知っていることであり、また一方で核兵器のような狂器を生み出したことなのだと思います。

今の世の中は目を反らしたくなるような残虐性を帯びていますが、この現実に目をそらさずに対処、言葉を帰れば適応していった先に待っているのは、スティール・マインドでしょうか、それとも人類がもがき苦しんでいる様を達観する新たな人類なのでしょうか。謎ですね、もはや哲学の境地に入ってしまう。

ただ、もし達観するに至れば、敢えて前の人類に迎合しようと思うかどうかは定かではありません。 

お礼日時:2012/02/29 23:56

兵器を使われて負けるのではなく、文明的に負けるのではないですかね。


地球上での異民族同士の邂逅も、スペイン対インカ帝国のようなケースは例外的存在で、多くは、契約・貿易・教育・宗教などの方法で、文明的に劣る側が進んでいる側に屈服しています。

先方にしては二束三文でも、こちらではとても貴重なもの(たとえば「飲んでいると老化しない薬」とかね)を持ってこられたら、これはもう高いお金を払ってでも購入する人が続出するでしょう。その結果経済的実権を握られ、最終的には隷属するしかなくなる・・と言うシナリオが最もあり得るのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

これは面白い回答で、妙に納得してしまいました。

私たちが動物に餌を与えて懐かせるのと原理は同じで単純ですね。

結局人間も私欲からは逃れられない部分ではまだ動物と同じですね。

お礼日時:2012/02/29 23:35

彼らは兵器開発しても自ら滅びることが判ってるから



やらないと思いますね。

生物は自らを守るために戦いをします。

でも人間だけは、利益のために戦争し。

滅ぼしてきてます。

現在、存在する科学は兵器開発の段階で生み出されたものが多く

いろいろな生き物を滅ぼしています。

地球規模の戦争がおきれば人類が滅ぶのも確実かと。

ただ、宇宙人は他の星を征服するということは

してもメリットがないためにしないのでしょう。
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この回答へのお礼

哲学的要素n高い質問だと思いましたが、回答を得られて良かったです。

ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/29 20:34

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