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よく「フェードよりもドローの方が距離がかせげる」といいますが、これはキャリーではなくランの違いを言っていると解釈しております。
 理由として「ドローは低弾道で、フェードは高弾道だから」ということを聞きました。が、そもそもなぜそのような違いが現れるのでしょうか?
 以下の点につき、どなたか教えてください。

 1.フェードとドローの飛距離の違いの理由は前述の解釈でよいのか?
 2.ドローの方が低弾道というのならば、キャリーだけで言えばフェードの方が
   飛ぶのか?
  (例/ドローは「キャリー:ラン」が7:3だが、フェードは8:1、とか)
 3.弾道の高低・転がり共に「球の回転の方向」が逆であるがゆえの「左右
   対称」の動きをするはずなのに、なぜ差が出るのか?

よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

スライス軌道で説明します。


直立しているとき、右肩が少し前に出るように捻れて頭が右傾きに立っているような人は、ゴルフのアドレスで前傾姿勢をとると、幾分余計に左肩が上がり気味になります。このアドレス姿勢からのバックスイングはoutに出やすくフォロースイングはinに入りやすくなります。打ち出されたボールは、out・inスイング軌道に影響され、左に飛び出し、飛球に右回転が加わり、推進力よりも右回転のマグヌス効果が勝り始めた頃、スライスが始まります。クラブフェースはピンに向けてグリップしていますから、outin軌道によりロフトが強調され、ボールは高く上がるという訳です。
ですから、ご質問の1はinarianさんの考え通りで良いと思いますが、2の弾道のにつきましては、その打ち出し角度によってキャリーとランに違いが出てきますので一概には言えないということになります。3につきましては先に述べたように普通はフェードとドローで打ち出し角度(高さ)が変ってくるということです。

ちなみにフェードとドローとはご存知の通り、打ち出し方向が真っ直ぐで落際で曲がるのものとお考え下さい。
(蛇足だったかも・・・m(__)m)
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この回答へのお礼

 ありがとうございました。
「outin軌道」の場合「ロフトが強調され」るのですか。勉強になります。
やはり「弾道の違い」によるということですね。

お礼日時:2001/05/10 13:58

 単なるボールの回転ではなくスイング軌道として分類しますと、フェードとは弱いスライスみたいなモノですが、上級者がドローと呼ぶショットは弱いフックではありません。



 ゴルフクラブのインパクトの衝撃力は、高いスイングスピードだけで出せるモノではありません。人間の骨格的構造上、スイングの加速度自体はインパクトの遥か前で最高値を迎えてしまい、インパクトの瞬間には加速度が低下しています。
 加速度が低下している、とゆぅ事は、ダウンスイングでヘッドの慣性質量によりしなったシャフトが戻り始める事を意味します。つまり、インパクト時のヘッドの移動速度はスイングによるヘッドの速度+シャフトの戻りによるヘッドの速度となります。

 シャフトの戻り速度を上げる為にはテークバックからダウンスイングに切り替わる一瞬でシャフトを強力にしならせる必要があり、その為には(1)トップでタメを作らない(2)可能な限り大きい加速度を出す様にダウンスイングを始める、事が重要です。

 この(2)の加速度を得る為には右手の、特にヒジの使い方が重要になり、右手をメいっぱい使ってダウンスイングを始めると、トップ位置よりシャフトが下がり、ちょうど右ワキ辺りの、テークバック軌道より低い位置からシャフトが出る様になるはずです(=ヘッドが、テークバック軌道よりインサイドからボールに向かいます)。
 この軌道でインパクトを迎えると、クラブは加速されたヘッドの慣性によって飛球線に沿って、或いはやや右方向に出てしまう事になり、結果、ややフック系のヘッド軌道を取る事になります(雑誌などに出るプロの分解写真を御覧下さい。ジャック・ニクラウスや青木功なども、全てテークバック軌道より低い位置からシャフトがボールに向かいます)。

 以上の様にシャフトの反発力を使った強いタマを打とうとすると、ヘッドが自動的に弱いフック系の軌道を通ってしまいます。

 風に負けない強いタマ=弱いフック系のスイング=ドローボールとなり、ドローボールとなるのは強いタマを打った時の結果論であって、弱いフック回転のボール全てが弱いスライス回転のボールより飛ぶ、とゆぅ話ではありません。
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この回答へのお礼

 ありがとうございました。
「ドローボールとなるのは強いタマを打った時の結果論」ということですか。
ということは、(スイングを無視すると)野球のピッチングマシンのようなものを使って、回転方向を変化させて同じ力で発射すればフェード/ドローは左右対称の軌跡を描いて飛距離も同じ、ということですね?

お礼日時:2001/05/10 14:09

 御質問を頂いた様ですので、更に書き込みです。



>回転方向を変化させて同じ力で発射すればフェード/ドローは左右対称の軌跡を
>描いて飛距離も同じ、ということですね?

 御意に御座います。

※大気中を飛行するボールが飛行中に方向を変えるのは、流体力学的には飛行物体左右の圧力差が作用する為です。そしてこの左右の圧力差は、完全対象形状のボールに於いては、その自転運動によってのみ生まれます。
 自転運動以外全く同一条件で、自転運動だけが完全に対照である飛行する2コのボールがあったとしますと、その違いは曲がる方向だけです。

※クラブを強振すると自動的にドローボールとなるのは、クラブの構造と、解剖学的な、或いは人間の骨格から来る機構学的な理由によるモノです。
 左利きのゴルファーにとってのドローボールは、右利きのゴルファーにとってはフェードに似た飛球線となりますが、右利きゴルファーのフェードは左利きゴルファーが強振した時のドローには、飛距離では勝てません。

 最後に、これは全くの余談ですが・・・・或るレッスン・プロの話で、特に記憶に残っている事が御座います。

「余計な事は考えずチカラいっぱいひっぱたいたタマがスライスになったら、それは正しいスイングが出来ていない証拠。大会で戦える強いタマを打ちたいなら、リキんで打つとフックになるスイングをまず最初に身に付けなければダメ。ボールコントロールを覚えるのはその次の段階。」

・・・・『強いドローボールを打つ』事は、単にタマが飛ぶとゆぅだけではなく、複雑な意味が隠されています。
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この回答へのお礼

 ありがとうございます。納得できました。

お礼日時:2001/05/12 13:17

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