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今、高音質な音楽を聴くのはPCオーディオが全盛ですが、私が聴いた範囲ではSACDプレイヤーで聴いた音楽が一番良いと思われます。192kHz/24biだのDAC-USBだのスペックばかりで音の本質を誤解しているような感じがするのですが、間違いでしょうか?、昔のマスターテープは38cmまたは76cmですし、ヒスノイズもでてますが、今のデジタルマスターが良いとは思えないのですがどうでしょう

A 回答 (8件)

>192kHz/24biだのDAC-USBだのスペックばかりで音の本質を誤解しているような感じがするのですが・・・



その通りだと思いますが、S/N、THD、Fr で音質の善し悪しを図ろうとするのは今に始まったことではなく、少なくとも Transistor Amplifier が出現した頃からの現象ですので Digital 時代になってから音の本質が見失なわれているわけではありません。

>>私が聴いた範囲ではSACDプレイヤーで聴いた音楽が一番良いと思われます。

私は否定派でして(笑)、SACD だろうと CD だろうと Cassette Tape だろうと「素晴らしい音は良く、酷い音は悪い」ですので、SACD だから優れているとはちっとも思いません(汗)。

そもそも SACD は Digital であって Analog ではありませんよ。

私にとって原音とは各々の Microphone が音波を電気信号に変え、それらの電気信号を Mixing Cosole を経て最終的な形にした Master Source であり、Recording Engineer が Producer 達と決定した Master Source Sound を否定して「原音とはこうあるべきだ」などと言うのは既にその Media を否定した言葉であって、もはや生の Concert を聴きに行くより他はありません・・・つまり 「原音」という言葉に関してのみ言えば、Master Source 以外の原音を求めるのは Audio を否定することとさえも思います。

音楽収録用 Studio Recording Microphone に 20kHz 以上の音や 144dB もの Dynamic Range を保証できるものなどは使われていません。

周波数特性は各 Microphone の Catalog を見れば判る通り 20kHz などは保証されておらず、5kHz から 20kHz までの 2 Octave 分は山あり谷ありですし、楽器との距離が 0.5m なのか 1m なのかといった違いで低音特性が大きく変わりますので、近接収録では Low Filter を入れたりもするものです。

最大音圧 Level は 20dB の Attenuator をかけることにより 154dB SPL に達するものもありますが、Attenuator がかけられていることから実質的な音圧は 134dB SPL と同じであり、自己雑音 15dB 以下のものもありませんので実質的な Dynamic Range は 120dB 程が限界です。

そんな Microphone で収録して、これもまた実質的な Dynamic Range が 120dB 以下の Mixer で編集したものを Mastering するのに 48kHz 16bit で Mastering しようと 192kHz 24bit で Mastering しようと違いが生じる方が変だと思っています。

勿論、その後の Media Press 過程で SACD と CD とで音色に違いが出るのは「どちらも不正確だから」に他なりません。

残念ながら私達は Digital Master 音と SACD や CD との音色の違いを聴き較べることができませんので、何をもってして良い音と判断するかは「私達の感性 (聴感) に合うか否か」しかなく、物理特性云々は無関係とさえ言えます。

実際のところ S/N 50dB 以上 THD 3% 以下で Fr 50Hz~10kHz が得られていれば音質の善し悪しは数値とは無関係になります。・・・Open Reel Tape Recorder の実効性能がちょうどこの辺りなので録音 Level を変えたり Bias/Equalizer をいじることによって音色変化を楽しむことができるのですが、限度を超えることをしない限りは物理特性と音質とが比例しないことを体験できます。

Orchestra の最大音圧は、例えば Tchaikovsky の「序曲 1812 年 (変ホ長調 作品49)」のように大砲を鳴らすような場合は指揮台辺りの Peak で 120dB SPL という音圧が生じている可能性もあるのですが、楽器編成音で指揮台辺りが 100dB SPL を超える音圧になるようなことをのべつまくなしに行っていたら指揮者は勿論、演奏者達も難聴になるでしょし、指揮台で 110dB SPL に達するようであれば演奏者達はあまりの激痛に演奏などしていられないでしょう(笑)。・・・ちなみに私は New York West Point の米陸軍士官学校で南北戦争時代の 5inch Canon を 100 門以上ブッ放す「序曲 1812 年」を聴きに行ったことがあるのですが、間近でブッ放された大砲音は耳が痛いなんてものではなかったですよ(笑)。

一方で Concert Hall は聴衆の気配で常に 40dB SPL 内外の背景雑音が生じていますので 96dB の Dynamic Range を持つ CD Format で充分であり、昔は 60dB そこそこの実効 Dynamic Range しかない 2Tr 38 Tape Recorder で Mastering されていたものです。

家庭に於いては Listening Point で 100dB SPL などという音圧を発生させることは不可能に近く、背景雑音を 50dB SPL 以下にすることも極めて難しいものですので、S/N 比が 50dB の Analog Phono Disc Player から Motor Noise が聴こえるなどということや Open Reel Tape Recorder の Hiss Noise が気になるなどということもありません・・・Headphone では背景雑音を耳内血流音の 30dB SPL 付近にまで下げることができ、最大音圧も耳さえ耐えられるのであれが 100dB SPL を難なく出せますので、S/N 比 60dB の Tape Recorder に生じている Tape Hiss Noise を聴き分けることも可能ですが・・・。

>今のデジタルマスターが良いとは思えないのですがどうでしょう

Master に要求されるものは充分な音質を確保するのと同等以上に「経年変化を起こさないもの」というものがあり、その点で Digita Master は理想的な性能を得た Master Source です。

2tr 38cm の Tape Master 時代には数ヶ月から 1 年に 1 度は Reel を巻き直してやらねば転写を起こす恐れがあったり、百回も再生したら Tape が Head に擦られて痛んでしまうことから Master Tape を Dubbing した複数の Mother Tape から Stamper を起こすといったことが必要でしたが、Digital Master ならば Network で Digital Code を転送するだけで済みますし、0101 の並びが 1 つでも違えば意味をなさなくなる Computer Code として Digital Code を扱う限りは何度転送しても Data の劣化はあり得ません。

しかし 0101 の並びが多少崩れても前後の Data から補完したり Over Samping という Original Code とは異なる Code に変換して Digital Filter をかけた後に Analog 変換する Player では SACD であろうと CD であろうと必ず某かの Error を起こしているものです。

更に Analog 変換された信号を増幅して音波に変換する過程は千差万別であり、この段階で原音がどうたらなどと言うのはもはや無意味でしょう(笑)。

ちなみに USB 接続 DAC という製品群は Compact な形状のものが多いことから Case を開けて回路を見ると必要以上の IC Chip は皆無とさえ言えるほど Simple なものが多いのですが、高額の CD Player や SACD Player 或いは DVD Player などの Chassis を開けてみると呆れるほどの素子がびっしりと敷き詰められていて「こんなので本当に良い音が出るの?」とさえ思ってしまうものですよ(笑)。

勿論、音楽信号径路は補正に補正を重ね、その回路に電力を供給する電源回路も補正に補正を重ね、時には音楽信号径路を 4 DAC 構成だの多段増幅回路だので重ねて行くことによって良い音を創り出していると Maker は主張するのでしょうが、それならば Simple なものは悪いのかと言えば真空管 Amplifer を例に出すまでもないでしょう。・・・尤も IC Chip というのは Integrated Circuit (集積回路) ですので Transistor で組めば数千基の素子数になってしまうものが Chip 内に形成されているのですが(汗)・・・。

・・・というわけで「再生機器の種類が良い音を決定しているのではない」「原音などというものは User 側には定義不能であり、良い音とはあくまでも User がその感性で創り出すものである」というのが私の Audio に対する姿勢です。
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この回答へのお礼

>というわけで「再生機器の種類が良い音を決定しているのではない」「原音などというものは User
側には定義不能であり、良い音とはあくまでも User がその感性で創り出すものである」というの
が私の Audio に対する姿勢です。

なるほど、実に説得力のあるご意見です。勉強になりました。

お礼日時:2012/03/20 21:50

まず、ご理解いただきたいのは、音の感じ方に正解はない、ことです。


たいがいの人は、自分の感じ方が正しいと考え、他人の異なる意見に対して文句を言ってしまいがちですが、他人には自分と違った遺伝子や人生経験があります。オーディオもいわゆるPCオーディオも、扱ったことがある機器は、普通ごく限られたそれぞれ異なるものでしょう。それを一括りにしてしまうのは無理というものです。また、ご自身の感じ方も長い年月の間には変わっていくと思います。
それぞれの感じ方で音楽を楽しめばいいと思いますよ。
でも、「どっちが良い」、というのを、「どっちが好み」に置き換えて、皆でワイワイ騒ぐのも楽しいことではあります。

No,7さんが指摘されたように、質問にはよくわからない点もありますが、無視して大筋に対してのみ私の感じ方を書きます。ワイワイの一つと思って下さいw

缶詰になった音楽媒体で私の一番は、レコードです。
ですが、今はもう聴きません。音楽ソフトがとても制限されるからです。

SACDは普段聴いていませんが、CD再生とHDDやメモリー上のファイルの再生では、総合的にはCD再生をとります。ですが、ファイル再生を推す方の気持ちもわからないではありません。CD再生にはない魅力もあるからです。
CDにみられる(たぶんメディアの共振からくる)高域の暴れがなく周波数バランスが良い、音の輪郭がはっきりして全体の見通しが良い、などでしょうか。いっぽう、細かな解像度はCDに劣るので演奏者の気持ちがわかり難い、と思います。
どっちをとるかは、人によりけりでしょう。音楽にはいろんな聴き方があるのです。

>今の所は音が薄いんですpcだと
ハイスペックなPCと重いOSのせいだと思います。
私の場合、とてもロースペックなPCと軽いLinuxで対処しています。
結局、オーディオ機器にしなさい、ってことなんですけど・・w
(それでも、現在の高密度な記憶媒体の問題は残ると思いますw)
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この回答へのお礼

申し訳ございません。私自身も何を言っていいのか良く分からない(←だったら質問すんな)のが本音です。結局、今のオーディオ事情に不満があるのですね、ありがとうごあいました。

お礼日時:2012/03/21 11:24

>> スペックばかりで音の本質を誤解している //



「音の本質」とは何ですか?(誰も突っ込まないのが不思議)

スペックばかりを売りにしているのは、SACDでも同じでしょう。CDとの違いを、まさに「スペックの違い」として大々的にアピールしているのですから。いわく、「CDでは記録・再生できなかった音まで忠実に」「スタジオの音をご家庭に」です。

>> 今のデジタルマスターが良いとは思えない //

SACDも、いったんデジタルのマスターを作らないと商品化できませんが?(これも誰も突っ込まないのが不思議)
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この回答へのお礼

奥が深いですね、もっと勉強いたします。ありがとうございました。

お礼日時:2012/03/21 11:20

自身でSACDを作って聴くことが出来るのでしょうか??


SACDで何百曲も何千曲も入るのでしょうか?
答えはNOです。

PCでUSB DACが求めるものはSACDではありません。
多くの曲を簡単に高音質で再生するのが主な目的だと思います。
192khz対応やアップサンプリングなどはその中でも少しでも高音質にしようと言う一種の技です。
中には試聴を繰り返し開発しているところもあります。
しかし、CDプレーやの音と違うのははやはりデジタルと言えどもオーディオだから・・・なのかもしれません。

USB DACのような形式のPCレス版がネットワークプレーヤーと言えると思います。

デジタルマスターが良いとは思えないのは個人の感性によるものなので人それぞれではないでしょうか?
私自身としてはどちらとも言えません。
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この回答へのお礼

>自身でSACDを作って聴くことが出来るのでしょうか??
 SACDで何百曲も何千曲も入るのでしょうか?
まさにあなた様の言う通りです。お気に入りの曲を集めて聴くのが一番なのですが、DAT,MDと使ってきて、今はHDDのHD1を使っていますが、SACDの規格をそのままダイレクトで録音、再生するとなると、現状はPCとなるのでしょうが、私が知る限りでは同じ音を聴いたことがありません。ありがとうございました。

お礼日時:2012/03/21 11:18

>>192kHz/24biだのDAC-USBだのスペックばかりで


>>音の本質を誤解しているような感じがするのですが、
自分はスペックというより、
オーディオメーカが本当にPCやUSBを理解して設計しているのか疑問に思ってますw

詳しくは知らないのですが、CDと違い紆余曲折を経たUSBは
かなり複雑な規格なのではないかと思っています。。

つまり、まだUSB-DACは改善の余地がある代物なのでは
ないでしょうか?
(評価するのは時期尚早?)

ラトックやフォステクスなどPCパーツを扱ったことがある会社ならいいですが、
ピュアオーディオのUSB-DACは、暫くは様子見がいいと思います。。
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この回答へのお礼

暫く様子見は、私も賛成です。ありがとうございました。

お礼日時:2012/03/21 11:04

こんばんは


私は今pcオーディオやっている途中ですが、いまの所CDプレイヤーには追いついておりません。
難しいスペックや構造などはよくわかりませんが私が思いつくことやってます。
音楽を再生させるソフトなど。
今回ワディアのDAコンバーターまで購入してしまいました(笑)
今の所は音が薄いんですpcだと
安物のCDプレイヤーだとpcの方が良いんですが高級CDプレイヤーと比べるとpcの方はもの足りないですね!
pcは便利で手軽なんですが、本格的に聴くのであれば私は迷わずCDプレイヤーを選びます。
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この回答へのお礼

貴重なご意見ありがとうございました。

お礼日時:2012/03/21 11:02

はじめまして♪



最近のPC関連、確かにスペックだけはCDなんかゴミかと思えるくらいの数値ですねぇ。

内容はおっしゃる通りのケースが多いもの。

76cmは聞いた経験が有りません。私が中学生の頃の吹奏楽部で演奏したのを、38cm2Trで録音したのを聞かせていただいた経験までです。

デジタルリマスターは、それぞれですね。好ましく感じる物も有ります。
(ガッカリと感じる物も有ります。)


演奏した現場の気持ちが伝わるかどうかでしょう。
オーディオ的には、私も知人に言わせれば「音を聞いて、音楽を聴かない」と批判された事が有ります。

カセットテープでもウマク録音再生すれば、ヒスノイズは有りますが、音楽自体は高度に再生可能ですね。

LP再生でも一部にプリエコーが聴き取れます。
せいぜい、その程度の、基本的にスピーカー工作が小学生の頃から好きダッタ個人的感覚です。

パソコン利用も、上手に扱えば、結構満足できる再生まで可能です。

数値スペックは私は無視です。聞いてみて気に入ればそれで良いだけ。

マダマダ諸先輩の高度な領域では無いでしょうね。。

あくまで、個人的な意見で、正解とか言う回答では無いでしょ。
失礼いたしましたぁ~(汗)
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2012/03/20 21:51

その感覚は、間違っていないと思います。

PCオーディオが流行しているのは、手軽かつさほどコストをかけなくても楽しめるからではないでしょうか?スペックの数字を追いかけるのもPCユーザーにありがちな話で、サウンドデバイスを必死に検討してるけど、アンプやスピーカーがお留守…みたいなパターンに陥る人が多いですしね。

これは個人的な疑問なんですが、デジタルオーディオのスペックの数字はアナログと等価と考えたらだめじゃないの?ってことがあります。どういうことかと言えば、CDだとサンプリング周波数は44.1kHzで周波数特性は20kHzまでということになっていますが、デジタルで記録された20kHzの音はデータ的には波が1つしかない、すなわちこれをそのまま再生すると矩形波になっちゃいますよね?シンセの音ならともかく、自然界の音で矩形波はあり得ませんから、これをフィルタで丸めてごまかしているわけでしょう。この過程がアナログとの違いの原因なんじゃないか?と。上質なアナログサウンドって、なんともいえず暖かいというか、いい音ですもんね。もっとも、その境地に至るまでのコスト(今となってはスペースも?)は考えたくないですが…
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