プロが教えるわが家の防犯対策術!

将棋と数学両方に明るい方でないと質問に答えにくいかもしれませんが、
将棋というゲームにおいて1局の中で人間が指した初手から終局までの指し手が、
将棋ソフトが示した最善手と次善手のどちらかに偶然90%以上一致する確率は
どれくらいでしょうか?

A 回答 (6件)

←A No.1 補足


だからこそ、それは確率的な話なのか?
と最初から…

この回答への補足

将棋のことを知らないならもういい。

確率の話なのはい言うまでもないこと。
実際に将棋倶楽部24では確率に基づいてソフト指しの取締りが
行われている。(ソフト指しの取り締まりはチェスの世界でも
行われている。)

補足日時:2012/03/28 19:50
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 この前、引退した米長さんを、コンピュータ将棋ソフト「ボンクラーズ」が破ってましたね。

前哨戦含めれば、2連勝でしたか。

 ディープブルーといったチェスソフトのやり方は、現在の番面から、ある程度先までの盤面を評価することでしたが、将棋は盤面の広さと持ち駒ということのために、同じ手法ではアマチュア初級者に勝てない代物でした。
 かろうじて、思考アルゴリズムの作りやすい詰将棋だけは強かった程度です。このことは終盤では強いということで引き継がれています。

 そのため、上級者同士の大量の棋譜を学習させる方向で強くなってきました。たとえば「激指」は羽生さんの指し手を徹底的に叩き込んだとされています。

 ボンクラーズに至っては、これを徹底し、江戸時代のものまで含めて5万局以上を学習したとされています。

 もちろん、羽生さん以降は戦法の変化も多かったですから、現代の上級者の将棋の棋譜は、プロ・アマ問わず、全て学習したでしょう。

 記録に残っている米長さんの棋譜も、おそらく全部学習したに違いありませんし、対戦前に、対米長さん用の再学習を加えた可能性もあります。

 こうなると、人間の将棋上級者の指し手に似通ってくることはあり得ます。いや似てくるはずと言っても言い過ぎにはならないでしょう。

 何せ、5万局全てを覚えており、そこから「勝ち筋」を学習したのですから。米長さんとボンクラーズの本戦でも、ボンクラーズは、かなりの確率で米長さんの指し手を読んだとされています。

 しかし、残念ながら人間の上級者の指し手との一致確率は計算のしようがありません。

 指し手としては、10の224乗とかいう膨大なものではなくなっていて、絞り込まれているはずですから、そこが問題ということではありません。

 機械ですから、ある程度乱数は使うにしても、乱数自体がコンピュータで発生させているか記憶してあるものでから、必ず再現性はあります。

 しかし学習結果として得た思考アルゴリズムが全く不明なのです。

 ボンクラーズはもちろん、激指ですら、将棋レベルは開発者を超えていますし、コンピュータの学習アルゴリズムは作れても、実際にそれがどう学習するかは、開発者にも分からないのです。バグがあるかどうかすら、最早分かりません。

 深く考えていながら、しかし何を考えているかさっぱり分からない相手の出ようは、確率計算できません。

 つまり、「育て方は見当は付く。似てくるという予想もできる。それでも、その結果として出てきたもの自体(=学習済み将棋ソフト)が分からない」ということです。プロと対局するごとに、それも学習し続けているでしょうし。

 以前は将棋好きで、大学時代はAI開発に携わった経験、その後コンピュータソフト屋であった経験から申し上げると、上記のようなことくらいしか推測できません。

 お手上げです。今後の人間上級者の対局棋譜で、コンピュータソフトが示す指し手の一致率を見るしかないでしょう。

 多分、だんだん一致率が上がって行きます。これは人間の指し手を読み切る能力の向上を意味するでしょう。

 そして、それが下がり出したら、もう人間ではコンピュータに将棋で勝てなくなることを意味する可能性があります。

 長々と無駄話となってしまい、申し訳ありせん。
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訊きかたが悪かったかな?


それで、ランダムに指し手を決めているのは、
人間と将棋ソフトのどちらなんだろう。

この回答への補足

どちらもランダムではないです。
将棋ソフトはあるプログラムに従って、最善と判断した指し手を指してきます。
(実際に最善かどうかは誰にもわからない)
人間も自身の読みの中で最善と判断した手を指します。

ここで将棋の弱い人なら、でたらめな手を指すので将棋ソフトとの一致率は著しく低くなります。
ここで質問しているのは、将棋を高いレベルで知っている人(プロ棋士、アマチュア高段者等)
が将棋を指した時、将棋ソフトが示す最善手又は次善手に66%~70%程度は自然と一致します。
そして、偶然一致率が高くなるケースが稀にあります。
これが確率的にどの程度か、それを知りたいわけです。

補足日時:2012/03/28 18:45
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値を求める以前に、それは確率事象なのか?

この回答への補足

当たり前だ。

40C36*(2/3)^36*(1/3)^4+40C37*(2/3)^37*(1/3)^3+40C38*(2/3)^38*(1/3)^2+40C39*(2/3)^39*(1/3)^1+40C40*(2/3)^40*(1/3)^0

こういった計算式を持ち出してくる人もいる。
計算式の正確さについては数学と将棋の知識、両方持つ人でないと判定不能だ。
だから、ここで質問している。

補足日時:2012/03/28 18:21
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ほぼ0%ですよ。

この間、終盤の終盤をコンピュターで解析した話が出ていたが15時間後に最善手が判明したそうな・・・まあ、コンピュターで15時間検討を人間が見つけるのはまず不可能だろうと書かれていた・・・・
  
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
プロの実戦においてすでに90%に達する現象が確認されていますので、
私が知りたいのは数学的な計算に基づく確率なんです。
他の方の回答を待つことにします。

お礼日時:2012/03/28 17:27

レベルの超高い将棋ソフトなら可能性はあるかも。


だけど、もし、オレが将棋ソフトを作ったなら、ほぼ可能性はない。
ランダム迷路の中に時刻等をねじ込み分岐の規則性をかえます。
っか、試しました?
同じ手って、ま、アレだね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
数学のカテゴリに投稿したのは、数学的に計算するとどうなるかを
知りたいがためなんです。
可能性が0ではないことは、すでにプロ棋士の実戦において
そういった現象が確認されていますね。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/03/28 17:24

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