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今、高校の無機の勉強をしています。
でも、考えてもわからないところがあります。
(1)SO2+2H2S→2H2O+3S
この反応式で
SO2→S;+4→0(減少)←酸化剤として作用している
H2S→S;-2→0(増加)←還元剤として作用している
とあるんですが、どうやって酸化剤、還元剤って判別してるんですか?

(2)濃硫酸の特性で
酸化性がある。加熱すると酸化作用を示し、銅や銀を溶かす。
(例)Cu+2H2SO4→CuSO4+2H2O+SO4

この反応式をどうやって見れば、濃硫酸に酸化性があるとわかるんですか?

(3)「二酸化硫黄や亜硫酸には還元性があり、水溶液が空気に触れると、空気中の酸素と徐々に反応して硫酸になる。」
なぜ、還元性があると酸素と徐々に反応するんでしょうか?

ホントに考えても調べてもわかりません><
どなたか簡単な日本語でわかりやすく教えてください。
宜しくお願いします!!

A 回答 (5件)

No3で回答したものですが、この問題は、教科書とかの問題なのでしょうか?私的にあまりよい問題ではないと思ったもので…


とりあえず酸化還元についてまとめておきます。
Mg+O⇒MgO(適当に作った式です)
Mgに注目してみると酸素と結合したので酸化されています。また、酸化数をみると0⇒2で酸化されています。また、電子を放出しているので(Oのほうが電気陰性度が高い)酸化です。つまり、酸化の定義は、見方が違うためだけで同じ意味です。ただし、酸素の出し入れだけではない点で、電子の授受の方が範囲が広いです。また、相手には基本的に逆のことが成り立ちますので、酸化されたら相手は還元されます。
つまり電子を受け取った物質=自分は還元される=相手を酸化=自分は酸化剤=酸化力、酸化性をもつとなります。ここで、電子を受け取りやすい物質(陰性の原子がついてる)は、酸化力もあるという傾向があることもわかるはずです。
次に酸化力があるとはどういうことかを見ていきます。物質を人、電子をお金としますと酸化力がある人とは金よこせ~ってな人で、還元力がある人は金をおごりたくてしょうがない人です。ですがこういう人って周りにあまりいませんよね?酸化力、還元力とは相対的なもので相手によりけりで、全てを酸化する酸化剤ない(と思います。)。とはいえ、強い酸化剤、還元剤は覚えてくださいね。また、微妙に酸化性のあるものと微妙に還元性のあるものだと反応しずらいのはわかると思います。つまり、弱い酸化剤が反応するためには、ある程度太っ腹で、金払いの良い還元剤が必要となります。(大学で習う酸化還元電位というもので、強弱がわかります。)問題がよくないと思ったのは、(3)は酸素との反応であり酸素にはもともと酸化力があるため亜硫酸(でしたっけ?)これが強い還元作用がなくても反応すると思ったためです。もちろん亜硫酸が酸化性があると反応しませんので、還元性があることは間違いないのですが…
長々と書いてしまいましたが少しは役に立ちましたでしょうか?有名な酸化剤、還元剤は覚えてほかは、反応式を書いて酸化数で酸化、還元を調べてください。
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No.2で回答しましたが、間違えましました。

酸化数が減少した物質が酸化剤、増加したのが酸化剤です。あと還元剤のほうを説明するのを忘れてましたが、2H2SではSO2と同じSが入っていますが2H2SではHの酸化数が+1なのでH2=+2になります。酸化剤でやったように単体の酸化数は0なので+2+(Sの酸化数)=0よってH2S中のSの酸化数は-2になります。右辺でSを探すと3Sがあり、その酸化数は0なのでSの酸化数は-2から0に増加しているのでH2Sは還元剤です。
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この回答へのお礼

とてもわかりやすく書いてくださってありがとうございます^^分かりました!

お礼日時:2003/12/28 22:24

まず定義で、酸化数が増加しているものは、その物質は酸化されていて、逆に減少しているものは還元されています。

自分が酸化されているときは、相手を還元するので還元剤となります。
(1)では、酸化数が減少している二酸化硫黄は、還元されており、また、相手を酸化しているので酸化剤です。
(2)は、銅が酸化されているのが、酸化数を調べればわかりますので、硫酸は酸化剤です。イオン化傾向により銅は、水素よりイオンになりにくいです。そのため酸化力のない酸(塩酸など、強酸とは無関係)では、水素が先に反応してしまい、銅とは反応しません。ようするに、酸化しにくい銅を酸化する硫酸は酸化力があるということです。(酸化力=酸化性)
(3)については、半反応式がないので、何ともいえません。
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この回答へのお礼

丁寧にどうもありがとうございます。
あほな私でもすぐわかりました!
半反応式ですか・・
これは穴埋め問題だったんですけど、()のところうめるってやつです。
ちょっと前から書くと、
『二酸化硫黄は水に溶けやすく、水溶液は(酸)性を示す。これは、溶けている二酸化硫黄の一部が(水)と反応して(亜硫酸)になるからです。二酸化硫黄や(亜硫酸)には還元性があり、水溶液が空気に触れると、空気中の(酸素)と徐々に反応して(硫酸)になる。』
なんですけど、最後の「水溶液が空気に触れると、空気中の(酸素)と徐々に反応して(硫酸)になる。」は還元性があるとなぜこうなるの?ってかんじなんですけど><

お礼日時:2003/12/28 22:24

(1)について、確か、酸化数を計算するときにはOの酸化数は-2(ただし、H2O2の時は-1)、Hの酸化数は+1、そして酸化数は単体では0になる、などのいろいろな決まりがあったはずです(参考書などに書いてあるはず)。

その決まりに従って考えると、まず左辺のSO2について考えてみましょう。O2は-4で単体の酸化数は0になるので-4+(Sの酸化数)=0だからSの酸化数は+4になります。ここで右辺のSに注目すると3Sがありますね?3Sは単体なので酸化数は0です。酸化数が増加していますね?左辺と右辺を比較して酸化数が増加しているものが酸化剤です。逆に減少しているものが還元剤です。
(2)、(3)については忘れてしまいました。ごめんなさい。
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こんにちは☆



酸化還元反応、難しいですよね!
私も苦労してます(>_<)

そもそも酸化還元反応に関係する物質中の原子には『酸化数』が存在します。
この酸化数が『増加』するものが『還元剤』になり、逆に『酸化数』が『減少』するものが『酸化剤』になります。

(1)の二酸化硫黄と硫化水素の反応では、二酸化硫黄の「S」が酸化数+4から0の単体硫黄へと変わり酸化数が減少しているので『酸化剤』となります。また、硫化水素ではこれの逆で酸化数が-2から0と増加しているので『還元剤』になります。

ちょっと、分かりにくい文になっちゃってますね(^^;
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この回答へのお礼

分かりやすかったです!ありがとうございます。
はい~むずかしいです。。受験生なのに・・

お礼日時:2003/12/28 22:11

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