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原発再稼働が社会問題となっています。
技術大国日本であれば、事故を教訓に同じ轍は踏まないから再稼働は当然という人もいれば、政治家、官僚、電力会社がともに責任感が欠如しており、日本では責任も持った安全運転は不能と言う人もいます。
福島の事故後1年で再稼働をするメリット、デメリットってなんでしょうか?

A 回答 (12件中11~12件)

原発が再稼働しなかった場合の年間3兆円の燃料代は大きいが、それでも今のグラグラがやむまでの数年間は再稼働しない方がいいでしょう。


地震発生率が平時の数倍に増えているといわれる今に再稼働することは、やはり愚かと言われてもしょうがない。現時点での大事故発生リスクの期待値の大きさを考えれば、年間3兆円の出費も高くないはずです。
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この回答へのお礼

数年で日本の揺れが収まるかは分かりませんが、地震対策工事が完了してから再稼働かを検討すべきでしょうね。

お礼日時:2012/04/10 14:15

再稼働のメリット:


現状では特に夏場の発電力が絶対的に足りません。
再稼働なしでは、7月~8月にも停電します。

事情はどこの地域でもほぼ同じ(例外は原発が元々ない沖縄だけ)ですが、例えば関西では、原発抜きでの関西での発電可能量は25000MW程度なので、昨年のピーク時の電力量28000MWには足りません。昨年は原発と他電力会社からの受電によって凌ぎましたが、今年も受電出来る可能性は昨年よりも厳しいものになっています。
原発ゼロとして、火力その他で、コスト度外視で発電所のメンテなんか無視して故障はないものとして、認可電力の全力で発電した場合でも、8月の電力需要が昨年と同じだけとした場合でも不足しています。

平均の意味でも、全ての夜間電力をロスが全くない形で昼間に持ってくる(技術的に不可能ですが)という芸当ができたとしても、81%まで使われます。夜間電力→中間電力のロスを考えれば、不足しています。

発電所はメンテなどで定期的に停止しなければなりませんから、認可出力を24時間出し続ける等という芸当は不可能ですが、それを無視しても上記のような結果です。つまり、コスト度外視で発電所のメンテなんか無視して故障はなく、カタログスペックで1ヶ月間、24時間発電し続けるという理想的な状況でも、不足するわけです。

もっとも、原発を「調整運転」等として無認可再稼働させ、それを黙認することも考えられますね。


再稼働のデメリット:
技術的に問題があるかないかは別として、最大の障害となるのは住民を説得しなければならないという点。
この場合、「住民」とは誰のことを指すのかというところから説得しなければならないので、結構面倒くさい。下手にお金をばら撒くと「うちも」とばかりに住民を主張する自治体が増える危険性もあったりします。
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この回答へのお礼

一番に回答いただき感謝。
デメリットってこれだけなですか?
びびたるお金で解決しそうですね。

お礼日時:2012/04/07 09:35

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