父64歳が2回目(1回目は16年前)の脳梗塞で入院中です。
症状もだいぶ落ち着きリハビリ中で歩行も会話もできます。
しかし思ったより詰まり具合が悪く再発予防のために
外科手術(バイパス手術)を勧められました。
開頭するとのことで私たち素人には何だか怖い感じがしますが
どういった手術で、その際のリスクや注意点など
何でもよいので教えてください。 もし手術をしなかった場合の再発の可能性は
高いのかもお教えください。

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A 回答 (4件)

STA-MCA吻合術といいます。



1)STAというのは頭皮にある浅側頭動脈のことでいわば頭の皮の血管です。
2)一方、MCAというのは中大脳動脈のことで、脳内の主要な血管の1つです。

この2つの血管に10-0あるいは11-0ナイロンという極めて細い糸で10針(昔はこの位が限界)から24針かけて吻合(血管と血管のような管を縫い合わせる外科技術)して、空気が入らないように、1つずつ注意して頭の外の血流を脳にバイパスさせます。
顕微鏡を用いて手術します。

開頭術そのものには危険はなく、むしろ麻酔のほうが危険があることが多いのですが。
これはご高齢の患者さんの場合常にいえること。

もし手術しなかったらばということですが、
これには永い話しになるのです。
随分前に国際脳神経外科学会がカナダのトロントで開催され、この手術は
「脳梗塞の外科的治療にはなりえない」という統計データが国際的に決定されております。

日本の脳神経外科医は随分当時悩んだものですが、結局
日本人は大変に、器用なので
患者さんのためならなんでも努力してみよう、ということになり今日にいたっています。

よって、手術をしなかったからといって、お父様の脳梗塞に
不利益(再発の可能性が高くなる)なことは脳神経外科学的にはありえないと思います。
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この回答へのお礼

早速のご返事ありがとうございます。
やはり専門家の方からのご意見はとてもありがたいです。
明日血液造影検査を受けますが、その結果を見て
医師と相談してみたいと思います。
それに本人の意思が何より大事だと思いますので
(本人は嫌がってますが)それも考慮しながら
今後のことを考えていきます。 
本当にありがとうございました。

お礼日時:2001/05/11 00:12

まず、あなたのご質問に的確に答えるべきは、お父上の主治医をされている医師です。

血管造影の所見を含めて外科手術の適応を判断すべきケースと思います。主治医から充分な説明をうけてご本人・ご家族の考えも幅広く交換して最終判断をされたらよいと思います。近いうちに、手術の利点と欠点を冷静に考慮できるような状況(インフォームドコンセント)を主治医が作ってくれると思いますよ。
最後にひとこと:「良性疾患の手術適応は、患者本人の手術希望」というのが大原則です。
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この回答へのお礼

血管造影検査をおととい無事終えました。
その結果を見てご意見をご参考にさせていただきます。
ありがとうございました。

お礼日時:2001/05/13 22:26

一口に脳梗塞といっても、その重度は個人差がありますし、


脳のどの部分で起きているかによって手術方法もまちまちです。
10年ほど前に私の父もくも膜下出血で回答手術をしました。
しかし、#1の方も書いていらっしゃいますが、こういうことは担当の医師に根気よく相談する他に良い方法はありません。
(「経験者」の談話はあくまでもその個人のケースですからそれを鵜呑みにしてかかると危険です)
逆にその様な相談に応じてくれない医師や病院であれば、脳梗塞そのものよりも、その病院や医師の方が「怖い存在」です。
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この回答へのお礼

貴重なご意見ありがとうございました。
これからも根気よく医師と相談することにします。
本人の意思もありますし、考慮しながら考えたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2001/05/11 00:17

インフォムド コンセプトと言う言葉も聞きなれる用に、なってきました。

担当の医者やMSW(メディカル・ソ-シャル・ワ-カ-)医療相談員の方とよく話し合ったほうがよいと思います。御本人にも判断できるようであれば医者と相談して、話し合われたらどうでしょうか。へたな知識を持って話すと嫌がる医者もいます。
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Q脳梗塞の発生→手術・治療→障害の流れについて

脳梗塞が発生した場合に、退院までどのような経過をたどるのか教えてください。

脳梗塞が発生し、すぐに病院に搬送されたとして、

すぐに手術を行うのか?
手術は何時間くらいかかるのか?

その後は集中治療室か、一般病棟か?
手術は1回で良いのか?
どれくらいで退院できるのか?

障害の内容や重度はどのタイミングでわかるのか?

という疑問がございます。
発生した際の重度にはよると思いますが、ご存知の点だけでも、だいたいで結構です。

宜しくお願い致します。

Aベストアンサー

父が脳梗塞でした。

やはり重度でかなり変わってくると思います。
父の場合はすぐに脳の検査を行い、
医師から家族へ説明がありました。
手術が必要なこと、
言語障害、右半身不随になること、
また、
「どんなに回復しても車椅子の生活は免れないでしょう」といわれました。

なので、
重度は脳の検査をした段階でわかると思います。

正直言うと、いつ死んでもおかしくない状態でした。
それから数ヶ月は意識不明でした。
詳しい期間を覚えていないのですが、
それから数ヶ月経過後、看護婦や医師の呼びかけに
反応するようになりました。
「聞こえたら、手を握って下さい!!」などと
大声で呼びかけます。
この期間は集中治療室でした。
その後、意識も戻り、一般病棟に移され、
すぐにリハビリが開始されて、少しすると、
リハビリ施設が充実している病院への転院を
進められました。
転院し、ある程度自立歩行ができるようになったとき、
退院できました。
退院できるまで、2~3年だったと思います。
手術は1回でした。

Q脳梗塞になった場合の寿命

今年の三月に母(53歳)が脳梗塞になりました。
検査の結果、末端の細い血管が詰まっていて見えないほどだったそうです。
発見が早く、治療は点滴だけで済み、一週間で退院しました(本当はもっと早くできた)。
母はもともと高血圧なのですが、退院してからは食生活に気をつけています。
後遺症もなく、以前と同じように生活しているのですが、母は寿命の事を気にしています。
再発する可能性があるのは重々承知なのですが、それがなかったとしたら、母の場合寿命はどれくらいなのでしょうか?

Aベストアンサー

お母様が脳梗塞、それもこんな若くて・・・心配ですね。
でも、細い血管で済んで良かったですね。
そのおかげでこれからの生活に注意を払うようにもなりますから、いきなり大きな脳梗塞を起こして寝た切りにならずに済んだことに、感謝しなくては。
小さな脳梗塞のおかげで、大きな脳梗塞を予防できると考えてもらえるといいのではないかと。

質問者様・お母様が気にされている寿命ですが。
これは一概に答えられるものではありません。

まず第一に、脳梗塞の再発は確かに可能性が高いのですが、それは今後一生つきまとう問題です。
過去に一度細い血管が詰まるラクナ梗塞を起こしても、その後20年と何も起こさない方もいらっしゃいます。
ですから、次にいつ命を落とすような大きな脳梗塞を起こすかは、誰にもわからないのです。

第二に、脳梗塞を起こす人は全身の血管のどこかしらを詰まらせるリスクが高いので、脳だけでなく、心臓や肺といったところへの可能性もあるからです。
心筋梗塞の場合は、今回の脳梗塞のようにはいきません。
予防をしていても、心筋梗塞を起こさないとは言いきれません。

第三に、脳梗塞の急性期を脱している場合、脳梗塞で亡くなるということは考えにくいですね。
それよりも、何かしらの癌にかかったり、交通事故で亡くなることの方が可能性は高いと言えるでしょう。

身近な人が脳梗塞になったら、心配になることは当然です。
でも、何の障害も残さずに回復されたことですし、寿命を今気にされることはないでしょう。

脳梗塞の理由が生活習慣病によるものなのか、心房細動という不整脈によるものなのかにもよりますが、現在は何かしら治療をされていると思います。(血液をサラサラにするような薬ですね。)
お母様はまだお若いのですし、今後はしっかり通院を続け、全身の病気の早期発見(定期的な健康診断)と血圧だけでなく脂質異常症や糖尿病といった血管閉塞に関わる生活習慣病予防に努めることをおすすめいたします。

お役に立てれば幸いです。

お母様が脳梗塞、それもこんな若くて・・・心配ですね。
でも、細い血管で済んで良かったですね。
そのおかげでこれからの生活に注意を払うようにもなりますから、いきなり大きな脳梗塞を起こして寝た切りにならずに済んだことに、感謝しなくては。
小さな脳梗塞のおかげで、大きな脳梗塞を予防できると考えてもらえるといいのではないかと。

質問者様・お母様が気にされている寿命ですが。
これは一概に答えられるものではありません。

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Q脳梗塞2回目で意識不明の父の事について

2年程前に1回目の脳梗塞で倒れて、その時も右脳がほとんど詰まってどうにか助かったほどでした。

リハビリもして車椅子に乗れるようになっていたのですが、4日前に再度、脳梗塞になり介護施設から提携の病院に入院しました。それと心房細動の持病がありました。

質問が、2点あります。

1.現在、梗塞は左脳全体に広がり、もう少ししか持たないような事を言われました。現在4日めですが、何日後くらいまで延命すれば、助かる見込みはあるのでしょうか?

2.昼間に倒れて病院までは5分もかからないのですが、CTを撮ったあと点滴のみの治療でしたが、発見が早い場合、血栓を取ることができるような事を聞きました。今回の対応は、どうなのでしょうか?

以上、よろしくお願いします。

Aベストアンサー

病状に関して詳しい情報がないので、一般論での見解になります。

>1.現在、梗塞は左脳全体に広がり、もう少ししか持たないような事を言われました。現在4日めですが、何日後くらいまで延命すれば、助かる見込みはあるのでしょうか?

心房細動があるということで、心原性脳塞栓症の再発の疑いが濃厚です。梗塞巣の部位や大きさによりますが、担当医がそういったのならかなり重篤と思われます。一般的な脳梗塞の病態生理は発症4日頃まで血管性浮腫が増大する傾向にあり、その間その程度に伴って症状が増悪します。頭蓋内圧が亢進するので、その内科的な治療を実施します。発症1~2週でこの浮腫は徐々に消退しますが、その経過は症状次第で個人差があります。その後比較的安定して側副血行路の形成という改善する傾向もでてきますが、これも症状により確実にそうなってくるとは言い切れません。
一方、この1~2週の間に、出血性脳梗塞という症状がでる場合があります。これは一旦詰まった梗塞部位が再通すると起こるものです。病状が悪化しますので、その防止に治療者は十分注意しますが、まま起こりえるものです。
とくに脳梗塞の既往歴がある場合は、脳内の血流障害が起こりやすく、脳が非常に弱い状態にあります。こうした出血性脳梗塞等の2次的な障害が脳全体に及ぶ危険はまだあり、数週はその可能性があると見た方がいいと思います。

>2.昼間に倒れて病院までは5分もかからないのですが、CTを撮ったあと点滴のみの治療
でしたが、発見が早い場合、血栓を取ることができるような事を聞きました。今回の対応は、どうなのでしょうか?

超急性期の線溶治療は血栓溶解剤の臨床例も増えて、一般に話題になっていますが、日本では設備等も含めて実施施設は限られています。また、再発の場合や血管の状態によって選択できないケースは多いと思います。非常にうまく行く場合もありますが、血管内にカテーテルを通すので、新たな血栓を誘発したり、血行を再建してもそれにより出血する可能性も大きいリスクの高い治療方法でもあります。御尊父の場合医師のその場の判断ですから、否定する根拠がなければ最善の方法を採ったとしか言いようがないかもしれません。若い患者さんで初めての脳梗塞の場合、設備と態勢次第で実施することはありますが、条件が揃わないと、なかなか実施に踏み切れない治療ではあります。

病状はもうしばらく注意が必要です。大事に見守ってください。

病状に関して詳しい情報がないので、一般論での見解になります。

>1.現在、梗塞は左脳全体に広がり、もう少ししか持たないような事を言われました。現在4日めですが、何日後くらいまで延命すれば、助かる見込みはあるのでしょうか?

心房細動があるということで、心原性脳塞栓症の再発の疑いが濃厚です。梗塞巣の部位や大きさによりますが、担当医がそういったのならかなり重篤と思われます。一般的な脳梗塞の病態生理は発症4日頃まで血管性浮腫が増大する傾向にあり、その間その程度に伴って症状が増悪...続きを読む

Q助からない脳梗塞はあるのですか

主人の父の脳梗塞が再発しました。もう手術が無理だという話なのですが、助かる道はないのでしょうか?助かっても植物状態だということで、延命か処置をせず楽にすべきか決断を迫られています。病院を変えたら助かるということはないのでしょうか。脳梗塞の病気に関しては知識がないので、なにかいい方法はないのか教えてください。
病院の対応なのですが、倒れたその日(今日です)に延命処置をするべきか否かどうか聞かれ、治療を投げ出しているようにも思えてしまいます。

Aベストアンサー

脳梗塞とは脳の細胞が死ぬことですから一度完成してしまうと細胞が生えてくるということはありません。
脳梗塞は理論的には15分程度で完成し、MRI画像では2時間後ごろから十分に診断可能です。つまり、予後の見通しはすぐに分かる。治療をする前から例外なしに確定なので別に治療する意思が無いわけではありません。
脳梗塞と一口にいても症状の全くない小さいものから、死亡の直接の原因となる大きなものまであります。お父上の場合は診察しないと分かりませんが意識状態として開眼が無いのなら重症です。
大きな脳梗塞の場合、特に優位半球又は両側の場合・高齢の場合は助かっても植物状態にしかならない状態も珍しく有りません。延命をしないという選択枝もおおいにありえる状況です。
他の病院に転送しても、結局方針は変わりませんし、転送すること自体搬送中に急変する可能性が少なくありません。(どちらも何度も経験あり)他の病院や救急隊に負担がかかるだけで益はありません。
脳卒中はいつも突然に起こるので、ご家族の理解が難しい場合もしばしばあります。そういう時はそばに付き添っていただいてます。だんだん病気の実感がわいてくるからです。

脳梗塞とは脳の細胞が死ぬことですから一度完成してしまうと細胞が生えてくるということはありません。
脳梗塞は理論的には15分程度で完成し、MRI画像では2時間後ごろから十分に診断可能です。つまり、予後の見通しはすぐに分かる。治療をする前から例外なしに確定なので別に治療する意思が無いわけではありません。
脳梗塞と一口にいても症状の全くない小さいものから、死亡の直接の原因となる大きなものまであります。お父上の場合は診察しないと分かりませんが意識状態として開眼が無いのなら重症です。
大...続きを読む

Q脳梗塞の入院中の治療中の再発について

58歳の母の事ですが、急にロレツが回らなくなり、病院へ行き、脳梗塞の為、そのまま入院となりました。
1週間の退院予定で、点滴と薬による血液をサラサラにする治療を行い、状態も良くなってきたという事で、入院4日目で点滴をやめ、薬による治療を行っていました。
ところが、退院を迎えた日に急変し、寝たきりになりました。(その後、回復し 左に麻痺は残っていますが、歩ける程になっています。)
退院の日に脳梗塞が再発したのです。しかも、脳幹に。

脳梗塞により、入院をし、入院中に・治療中に再発をするというのは、私の中では納得が行かず、
医師に伺っても
・再発は起こりうる。
・悪性の腫瘍があると再発しやすい(母は、子宮に腫瘍があったことが分かり(良性だったのですが)それがその当時は悪性の疑いがあるという事で)

という説明を受けました。

結果、母の腫瘍は良性で、医師の説明とは食い違いがあるも、腫瘍摘出手術の為、病院を転院し詳しい説明は聞けずじまいです。

お伺いしたいことは、『脳梗塞において入院中の、治療中の再発は、起こりうるのか』しかも、ロレツが回らない程度の母が、『1週間程度も寝たきりになる程の』

ホームページを調べても『脳梗塞は再発が起こやすい病気である』という掲載は、見ましたが、

私は、『入院の治療中に起こった』という事が、納得いきません。
一方、病院側は、『再発は起こりうる』という説明です。

長くなりましたが、第3者のご意見を伺いたく、よろしくお願いします。

補足ですが、母は、元々血圧は高く200程度ありました。治療・通院はしていませんでした。
今回、病院に行った際は、血圧が280ありました。その後200程度になり、今は150~160程度です。

58歳の母の事ですが、急にロレツが回らなくなり、病院へ行き、脳梗塞の為、そのまま入院となりました。
1週間の退院予定で、点滴と薬による血液をサラサラにする治療を行い、状態も良くなってきたという事で、入院4日目で点滴をやめ、薬による治療を行っていました。
ところが、退院を迎えた日に急変し、寝たきりになりました。(その後、回復し 左に麻痺は残っていますが、歩ける程になっています。)
退院の日に脳梗塞が再発したのです。しかも、脳幹に。

脳梗塞により、入院をし、入院中に・治療中に再...続きを読む

Aベストアンサー

理論上十分に起こり得るだけでなく、実際の医療の現場で(私の感覚では)低くはない割合で遭遇するケースです。

脳梗塞患者(退院直前含め)の再発は医療過誤には該当しませんし、その病院の医療や看護に問題が
あって引き起こされたのではありません。
又、梗塞部位などによって出現する症状や程度は様々であって当然ですから、
今回のほうが症状が強くても何ら不可解な現象ではありません。

一般の方が、入院中の再発に疑問をもつのは無理もないかなとは思いました。
どうぞお大事になさって下さい。

Q脳梗塞の処置についてご教示いただければ幸いです。

偏頭痛の経過観察で脳MRI/MRA検査を行い右大脳血管狭窄症と診断されました。
また、脳の核医学検査RI(脳の血流)と頭部血管造影検査を受けました。

その結果、
頭部血管造影検査で右大脳の側頭部へ延びる血管が
完全に閉塞している事が分かりました。
ただ、幸いなことに他の血管が閉塞している血管の周囲まで延び、
麻痺、言語障害、運動障害は起きていない状態となっています。

脳の核医学検査(脳の血流)では、
通常の日常生活では血流量は問題ないことが分かりました。
ただし、負荷試験(血管拡張剤)使用時には、
血流量が不足しているという結果となりました。

今後の処置としては、
カテーテルによる閉塞部分の改善は不可能で
開頭で行う脳血管バイパス術を進められています。

お聞きしたいことは以下の通りです。
(1)カテーテルによる閉塞部分の改善は難しいのでしょうか?
(2)開頭で行う脳血管バイパス術は賛否両論があるようですが
  行った方が良いのでしょうか?
(3)その他いい方法は無いのでしょうか?

よろしくお願い致します。

Aベストアンサー

(1)難しいと思われます.

 脳血管撮影所見を見ないと何とも言えない部分はありますが,「右側頭部に延びる血管が完全に閉塞している」とのことですので,矢印で示された右中大脳動脈起始部の狭窄部分をバルーンなりステントなりで拡張したとしても末梢の血流は改善されない可能性が高いと思います.MRA所見だけをみると,非常に細く描出された中大脳動脈のうち,矢印の狭窄部分のもう少し遠位部にも狭窄が疑われる部分があります.ということは,動脈硬化性の狭窄は局所に留まらず中大脳動脈の広範囲にわたっていると考えるのが自然でしょう.広範囲な狭窄病変に対して,血管内手術による局所的な処置は意味がありません.

 また,No.1で回答されているように頭蓋内ステントの成績が最近報告されたようですが(USB99先生,勉強になります!),頭蓋内ステントは現在のところ,少なくとも日本では確率された治療法ではありません.したがって保険適応もありません.血管内治療を専門とする脳神経外科医が「症例を選んで」行っているというのが実情でしょう.ただ今回の検査所見を見て,血管内治療を勧める脳神経外科医は殆どいないと思います.もしも今回のケースを血管内で治そうとするのであれば,「かなり」challengingな治療となると私は思います.

(2)負荷試験も含めたSPECTで手術適応を決定していますから,問題無いのだと思います.

 脳神経外科の歴史的には,1970年代後半~1980年代にかけて頭蓋内の血管狭窄・閉塞に対してバイパス手術が盛んに行われた時期がありました.しかし1985年に日本を含めた多国籍の共同研究調査結果が発表され,バイパス手術は有効だという結果が出ませんでした.その後の「反省期」を経て1998年から日本において再度の調査が実施されました.Japanese EC/IC bypass Trial,通称JET studyです.この調査により,73歳以下で頭蓋内主幹動脈に高度狭窄/閉塞病変があり3カ月以内に一過性脳虚血発作を認めている患者のうち,SPECTで安静時脳血流が80%未満かつ負荷時に10%未満の脳血流増加症例に対してのバイパス手術は有効という結果が出ました.現在はこの基準に則ってバイパスの適応を決めるのがスタンダードだと思います.

(3)

 検査結果を全て拝見したわけではないので断定的なことは言えませんが,手術を受けるのがどうしても嫌ということであれば内科的に様子を見るという方法も無いわけではないでしょう(嫌がっている患者さんを無理やり捕まえて手術をすることはできません).ただしこのまま様子を見る場合には,脳梗塞のリスクをある程度抱えながら,ということに当然なると思います.

 或いは,片頭痛と今回の病変が関連無しと考えた場合,質問文から判断する限り今回は「無症候性」ということになります.したがって一過性脳虚血症状が出現してから治療するという方法もありかも知れません.しかし一過性脳虚血症状ではなく不可逆的な脳梗塞がいきなり起こってしまう可能性もありますので,予め手術をしておいた方が良いという考え方もあります.

 何れにしても病状を最もよく理解しているのは主治医の先生でしょうから,主治医の先生とよく話合われるのが良いと思います.

(1)難しいと思われます.

 脳血管撮影所見を見ないと何とも言えない部分はありますが,「右側頭部に延びる血管が完全に閉塞している」とのことですので,矢印で示された右中大脳動脈起始部の狭窄部分をバルーンなりステントなりで拡張したとしても末梢の血流は改善されない可能性が高いと思います.MRA所見だけをみると,非常に細く描出された中大脳動脈のうち,矢印の狭窄部分のもう少し遠位部にも狭窄が疑われる部分があります.ということは,動脈硬化性の狭窄は局所に留まらず中大脳動脈の広範囲にわたって...続きを読む


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