WPW症候群

中2です。この前に学校で心臓検査があったのですが、その時にWPW症候群と言われました。このWPW症候群について簡単にでいいので教えて下さい。それで、自分でも少し調べてみたのですが、(何のかはわかりませんが)保険に入れないかもしれないとあったのですが、本当なんでしょうか？

No.1 ベストアンサー 回答者： ebisu2002 回答日時： 2012/04/10 00:40

心臓は4つの部屋になっていますね

上が心房、下が心室です

脈を刻む命令の起源（ペースメーカー）は心房に有りますので、まず心房が収縮します
その後、その命令が心室に伝わり心室が収縮します
心房から心室へ命令が伝わる経路は本来は1本で、心房の収縮の後に少し命令のタイミングを遅らして心室を収縮するようにうまく出来ています

心房→心室の本来の経路以外に余分な経路（副伝導路）があるものを広い意味でWPW症候群と言います
本来の系路よりわずかに早く心室に命令が届くことがあり、これが心電図の波形に特徴的な波として見えます
これだけでは何も症状はありません

経路が1本だけの場合、1回出た命令は心室を収縮させたら終わりになります
2本以上ある場合は場合によっては心室から心房に命令が戻ってします可能性があり、こうなると元のペースメーカーが命令を出さないのに心室⇔心房で命令がぐるぐる回ってしまいます
このようにWPW症候群の方は脈拍が突然倍以上に暴走する発作をおこすことがあります

WPWの波形が見られても一生発作が無い方もあれば、毎日発作をおこす方もあります
発作がおこれば胸が突然ドキドキとなり、しばらく後にピタッと元に戻ります
ドキドキして不快ですが多くの場合はそれ以上の不都合はありません

時には副伝導路が非常に命令を伝えやすい方があり、さらに心房の脈がバラバラになる心房細動を合併した時などには重い症状となる可能性も少しあります
こうしたタイプであれば保険の審査で問題となることもあります

ドキドキする発作が多いなど不都合がある場合には発作を予防する薬を飲む場合がありますし、最近では余分な副伝導路を焼切ることができます

参考URL：http://tsugu.private.coocan.jp/page/flash/flash. …

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。医者の人が言っている事や自分で調べてもさっぱりなので助かりました！今のところ発作はないので大丈夫だと思います…？もし発作が起きたら治療を考えてみます。

お礼日時：2012/04/10 16:35