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ここに掲載されている『ドラゴンボール』の悟空対フリーザの場面ですが、コマごとに二人のアングルが変化していますよね。

例えば上から5枚目の画像(悟空が「波────っ!!!!!」といっている場面)ですが、

1コマ目:悟空が右
2コマ目:フリーザが右

上から6枚目
1コマ目:フリーザが左
2コマ目:フリーザが右
3コマ目:フリーザが正面
4コマ目:フリーザが右

と左右が絶えず変化しています。

個人的には悟空=右、フリーザ=左と固定したほうがわかりやすいのではないかと思うのですが、左右を変化させるのは漫画の演出上のテクニックなのですか?

A 回答 (2件)

手塚治虫先生が、マンガの神様と呼ばれる理由のひとつとして


マンガに映画的な手法を取り入れたことが挙げられます。
このアングルは、なかでも最も多きな要素です。
それまでのマンガは、舞台のように右と左が固定でした。
手塚先生は、奥から走ってくる車が手前に向かってくる様子を
数コマを使って描くなど、画面に奥行きを与え、
動きをダイナミックに見せることに成功したのです。

もちろん、質問者さんが言うように方向を固定することで
読みやすくし、わかりやすくする演出もあります。

ドラゴンボールのこのシーンは、戦闘シーンですから
アングルに変化を付けて、迫力ある画面作りを優先したわけです。

No.1さんが書かれている見開きを考えた演出など
マンガにはたくさんのテクニックが使われています。
50年以上もかけて、多くの漫画家たちの試行錯誤により
現在のマンガ作品があるわけです。

URLに、ドラゴンボールとワンピースの演出の類似を
面白おかしくマンガ化したものを掲載していますが、
このように、先人の考えた演出やテクニックを
自分の作品に活かしていくことも大切なんですね。
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漫画は本の形になって一枚一枚ページを捲っていきます。



URLの196Pのページは右側のページになります。

つまり、フリーザが左側ページの195Pの吹っ飛び方と正反対に描写されてるのは、読者が読みやすくするためです。

漫画を読んでてページとページの境目に文字があると電球の下に移動させたりして見やすくしてしまいますよね。

それを防ぐための漫画家のテクニックですね。

もちろん、それを応用して他のページも描かれてます。
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