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こんにちは。

近頃話題になっている北朝鮮のミサイルor人工衛星について教えてください。

テレビの放送では、ミサイルと人工衛星の違いは大差がなく、先っぽに装着するものが核弾頭(?)だったら長距離弾道ミサイルで、先っぽに装着するものが人工衛星だと人工衛星だと言ってました。

また、大気圏を突破した後の軌道もミサイルと人工衛星では違うらしいです。

そして、仮に今回先っぽに装着されるものが人工衛星だとしても、その技術はミサイルに応用できるので、今回のもミサイルと言っても過言ではないと言ってました。

そこで質問です。

1.各国の人工衛星はミサイルとは全然別物なんですか?

2.各国の人工衛星の技術はミサイルには応用できないものなんですか?

3.仮に今後この技術がミサイルに応用できたとしても、先っぽが人工衛星なら人工衛星なんじゃないんですか?

4.なぜテレビでは先っぽに何も装着していない段階(打ち上げ前)でミサイルと断定できるんですか?

以上、よろしくお願いします。


※特に今回のミサイルor人工衛星の発射を肯定してるわけじゃなく、単なる疑問です。

A 回答 (2件)

『ミサイル』と『人工衛星』をのせるロケットの違いですよね。



1.現在人工衛星を自国で打ち上げることが可能の国のミサイルとロケットは違います
 理由は先につける物の重さが全然違うからです。
 ミサイルはせいぜい数百キロ、人工衛星は数トン以上

2.国によっては構造がけっこう似てる場合もあるし、似てない場合もあります。
 ただ、先頭に乗せるものが全然違いますから、形自体は全然似てません
画像を見ると分かりますが
http://spaceinfo.jaxa.jp/ja/rockets_world.html
 各国の人工衛星用ロケットとミサイルは荷物を載せるペイロード部分と推進剤部分の比率が大きく違います。
 日本なんて構造自体が違います

3.確かに先っぽが人工衛星ならねw。しかし今回北が用意したのは人工衛星かどうかは疑問が残ります。。
 宇宙航空研究開発機構の的川泰宣名誉教授は「衛星の形はしているが、普通はロケットの組み立て前に衛星を内部に組み込む。これから入れるというのはあまりにも非効率」と指摘。さらに「北朝鮮の言う実用レベルで使うにはサイズも小さすぎる」と疑問を呈す。

 科学ジャーナリストの松浦晋也さんも、「全面に太陽電池を貼った衛星は太陽光を受けるため回転させて使用する。公開された衛星は縦長で、外部に重りなどのバランスを取る装置が必要。北朝鮮にそうした技術があるかどうかは不明で、なければ姿勢が安定しない。『はりぼて』の可能性が高い」

4.3の理由とか多くありますが、今回の人工衛星の打ち上げ方向をみると『極軌道』タイプの衛星です。赤道に対してほぼ90度となる。対地同期軌道の場合を除いて、極軌道の衛星は周回ごとに異なった経度で赤道を通過するタイプです。
 これは、地図作成やリモートセンシング衛星、偵察衛星、気象衛星などでよく用いられる軌道なのですが、北朝鮮の発表したのは農業用ですよね。なんか農業用で『極軌道』は無いと思うのですが・・

 まぁそもそも北の環境で農業用観測衛星を打ち上げて意味があるのか?
北の貧困の理由は、治水などや飼料不足、農業用工作機械の不足などで慢性的な品不足が原因、観測したって意味が無いと思う
 結局北は現時点で人工衛星を打ち上げる意味がない
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この回答へのお礼

ご回答ありがとう御座いました。

専門家から見ると、あれで人工衛星ってことはないだろうって作りなんですね。

やっと納得できました。

お礼日時:2012/04/17 14:36

ミサイルなら 敵国のねらった地域近辺に落ちればいい。


核弾頭や生物兵器を積むなら 数キロ離れた位置に落ちても構わない。
高性能なミサイルなら 弾頭をいくつも持ちピンポイントでそれぞれ命中させることも可能ですが、実際には弾頭一つでも充分脅威足りえるわけですね

人工衛星はロケット部分からの衛星の切り離しや姿勢制御があり きわめて高度な技術が必要です。

自動車の運転に例えるなら ミサイルは目を開けてただ高速道を飛ばすだけ
人工衛星は 目をつぶって 高速道路を降りて自宅の駐車場に誤差1mmで車を止めるようなもの。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとう御座いました。

お礼日時:2012/04/17 14:36

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