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私は高校二年生で、私立に通っています。
将来は考古学(イタリア等の中世や古代ローマの建築物等を研究したい)の道に進もうと思っているのですが、地学ってやっぱりいりますよね?
学校では地学をやってくれないので、仕方なく生物の授業を受けています。

世界史は当然として本当に地学がいるのか、他にも何か高校の内から勉強しとくべきものがあるのか、また考古学で有名な大学等を教えて頂ければ幸いです

A 回答 (5件)

ご丁寧にありがとうございます。


まず、

>とのことですが、考古学と地学は違うということですが地層などのことはわかっておかないと。とか思います。そこらへんはどうなんでしょうか?

この御質問ですが、「地学」で扱うのは「地球がどの様にして誕生してきたか」とのプロセスを対象にします。これに対し「考古学」はヒトとしての人間が如何に文明や文化を形成してきたか、その足跡から検証する性質の学問です。したがって「考古学」でも「発掘作業」も大切な作業になります。しかしながら考古学が対象とするのは人類の足跡ですから「地球が誕生してから現在までの時間」を時計に喩えるなら、現在は23時59分辺りの時間に相当します。その中で考古学が扱うのは23時59分40秒以後の時間に相当すると考えてみて下さい。
 具体的にいえば『ジュラシックパーク』に登場する恐竜の化石を扱うのが地質学や古生物学です。これらが埋まっている地層は白亜紀からジュラ紀の地層で、化石人骨が埋まっているのはそれよりも上の地層です。
 考古学で「地層」にあたる指標は「年代層」と呼ばれ、一つの土器が出土する地層から他の遺物が同時に出土した場合(プラント・オパールなどの植物の種子)に年代の確定などの場合に用いられます。

>とありますが、現在は世界史を専攻していて将来の研究も日本ではなく世界のことをやりたいと思っているのですが、日本では敵わないということでしょうか?

考古学にも歴史学同様に「地域毎」の領域があります。たとえば「エジプト考古学」「アメリカ考古学」「中国考古学」「日本考古学」などの呼び名です。しかしこれも「どの地域」を「現在の国境」によって区別しているだけで、実際にはそれを含む「地域」の中でその文化がどの様にして形成され発展を遂げてきたか、また周縁地域とどの様な関係を持ち、影響を与えそして与えられたかなどを人類史の視点から問う性質を有しています。
 ギリシア・ローマの遺跡だけをみていてもヨーロッパ文明を形成した根源を理解することができず、地中海に展開したフェニキアやエジプトそしてアッシリアなどの地域の文明を示す遺跡との関連性などにも言及せねば説明が難しいことをご存知でしょう。
 御質問文にある「世界史を専攻していて」の表記。少なくともこれは誤りです。高校には「専攻」はありません。少なくとも大学の学部レベル以上で使う言葉です。
 日本を対象地域としない考古学分野を志望するならば、昨日お話しした大学のなかで東京なら東大・早稲田・明治、関西ならば京大・阪大あたりが文学部-史学科にコースがあります。受験の時に「文学部-史学科(もしくは史学地理学科)の考古学専攻(西洋考古学)」に願書を出しましょう(詳しくは各大学のホームページを確認して下さい)。
 入学後に「ヨーロッパ考古学」を専攻するならばドイツ語やフランス語の文献に親しまねばならず(西洋考古学の論文は英語やドイツ語・フランス語で書かれています)この辺は日本の大学で「西洋史」を専攻することと同様です。

>世界のどこかで時々発掘調査の募集をしていて、大学ぐるみでそれに参加する。・・・というのを見たことがあるのですが。
また、外国のそういう調査に力を入れている大学等をご存じなら教えてください

これは各大学にある「考古学教室」の○○教授が主催するゼミナールで行われているケースが殆どです。大学単位で行っているとの話は余り耳にしたことがありません。カンボジアのアンコールワット遺跡の調査に携わっているのは上智大学のチームが有名です。


最後に
>「穴掘りやさん」(歴史学に関わる者の間では考古学を専門とする方々を揶揄してこう呼んでいます)で生計を維持することは非常に困難な道のりであることを書き添えさせていただきます

大学院に残って研究を続けるケースと博物館学芸員資格をとって博物館に勤務する形がありますが、両者共に並大抵な学力では対応できません。また博物館学芸員の資格を採っても実際の採用枠がどれくらいあるかも不確定な要素が多く、お書きになっている「国家?の発掘係」も以前は「文化庁の発掘調査」に携わる「奈良国立文化財研究所」の職員として募集がありましたが、現在では独立行政法人「奈良国立文化財研究所」となった関係でこちらも募集は不定期(毎年あるとは限らない)であり、出願資格も大学院修士課程以上か望ましいとされています。実質的に考古学で生計を立てている方々はほんの一握りといえましょう。
 関西にお住まいならば、奈良県にある「橿原考古学研究所」や「元興寺文化財研究所」がお近くにありますので、実際の発掘現場をみるなど実際の職場見学をしてみることも大切です。

 なお大学で「考古学」を学ぶといっても、フィールドワークは専門課程に入って以後のカリキュラムであり、その前の基礎段階では「考古学概論」「考古学各論」「考古学方法論」「各国考古学史」などの専門科目を文献で学びます。
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この回答へのお礼

何度もありがとうございます。

やはりまずは考古学か、古生物学に進むかを決めないといけないと思いました。
その為にまずは色々な本を読もうと思います。でもちょっと時期が遅かったかな・・・
高1で質問しておくべきでしたね

考古学も地域で分かれているとは驚きです。
イタリア語やドイツ語は大学に入学してからでも間に合うでしょうか?
今はどうしても時間がありません。最悪留学?というか外国の大学に入ろうかな、なんて考えています。甘いでしょうか・・・

上智大学は関わっているんですね。他にもそういうことを行っている大学や、乗ってるサイトをご存じなら教えてください。

文化財研究所とかはよく考えれば日本史できないといけないんじゃ・・・?しかもやはりというか、採用枠も少ないんですね。このままじゃ大学院を卒業したら、普通に就活するやもしれません・・・

お礼日時:2012/04/25 20:10

娘が某旧帝の大学院博士後期過程(美術史専攻)に通っています。



娘は高校時代、大学では日本史に進み博物館の学芸員になることを希望して旧帝の文学部に進学しました。

大学入学後教養課程で文学部の色々な先生方の講義をオムニバスで受講するうちに 自分がやりたかったのは日本史ではなく美術史の分野だったと気が付いたそうです。

その結果、美術館の学芸員志望に志望も修正され 採用試験の出願資格に大学院修士以上となっていることがほとんどなうえ募集人数が限られるため(美術館学芸員と一口に言っても西洋美術、東洋美術、近現代等先方が欲しい専門分野との合致もあります)、修士終了後も博士課程で学校に残っています。

なにが言いたいのかというと、大学によっては入学後に専攻を決めるということです。
有名なのは東大のやりかたですよね。
そういったシステムの大学に進学して、専攻先を振り分けられるときにご自分の希望先の研究室に入ることが出来るようにしっかりと成績を取っておけばよいのではないでしょうか?

質問や今までの回答者様とのやり取りを拝見して、かつての娘のように どうもご自分のやりたいことは何なのかどこに行ったらそれができるのかわかっていらっしゃらないように感じました。

娘の場合、史学科に入学していたらきっと後悔したと思います。

質問者様もそんな感じを受けました。

ただ、どっちにしても英語は絶対に避けて通れませんのでしっかりと勉強してくださいね。

あとNo.1の回答者さんが塩野七生さんの本を薦めていらっしゃったと思いますが、私もそのお考えに賛成です。
まだ高校2年生なんでしたら今のうちですよ。
学校の勉強も大変だと思いますが、勉強としてよりもやりたいこと興味があることの周辺のいろんな本をしっかり読んでみられることをお薦めします。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます
そうですね、やはりいまいち何をしたいかわかってないのは自分でも感じております。

今考えているのは考古学か古生物学です。
そのためにも本を読んでさっさと決めようと思います。とりあえず塩野七生さんという方の本を読んでみることにします。

やはり英語ですか・・・頑張ります・・・

お礼日時:2012/04/25 20:13

史学科で西洋史を専攻していました。

友人の中には西洋建築史や考古学を専攻していた人も何人かいます。
その経験から言うと、建築史にせよ考古学にせよ地学は特に必要ありません。
また、先に回答されている方もいらっしゃいますが、お書きになっているようなことでしたらこういうのは一般的には考古学ではなく西洋史の範疇ですし、発掘作業等もしません。
日本の大学で考古学専攻を設けているところは、多くが日本や東アジアを対象にした調査研究を行っていると思います。

「他には恐竜等の古代のものも好きです」と書いていらっしゃいますが、恐竜となると古生物学の範疇で、違う学部になります。というか、恐竜は古代ではありませんし、歴史をやりたいのか恐竜をやりたいのか(いわゆる「歴史」は少なくとも人間のいる時代、一般的には文字のある時代のことですよ)ぐらいは早めに考えておく方がいいと思います。
他に高校生の時にやっておくべきことを挙げるなら、外国語、科目で言えば英語です。外国語の文章を読むのが苦痛で仕方ないという人が大学で外国史を専攻するのは難しいです。

西洋建築史に興味がある場合、工学部などで建築を専攻するのと、文学部などで美術史を専攻するのと2つの道があります。
建築/美術と、土台にするものが異なりますが、どちらからも建築史は学べますし、研究者等の専門家にもなれます。質問者さまの最初の書き方からはなんとなく史学科寄りのように思いますが、広く考えてみると良いでしょう。
私の知合いは東大か早稲田で学んでいましたが、他にも東京芸大や慶應など何ヶ所かは建築史の研究室がある大学があるはずです。

何か興味を持ったきっかけになる書籍等あると思うのですが、もしこれと思うそれらの著者がどの大学に勤務しているか調べてみるとヒントになるのではないでしょうか。
あるいは、関係のありそうな研究機関で活動している研究者がどこ出身でどこ在籍かなどもチェックするといいですね。
例えば早稲田大学の場合、「早稲田大学地中海研究所」というのと「早稲田大学イタリア研究所」というのがあります。ご興味にどの程度関連があるかわかりませんが、どちらもホームページがあるようですので覗いてみることをおすすめします。

また、将来は学芸員を考えていらっしゃるようですが、今学芸員など専門性のある職業に就くためには(学芸員資格という意味ではなく実際の就職上の必要性としては)大学院進学がほぼ必須となっています。
そのことも念頭に置いて進学先を選ばれるといいと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます
他の方にも言われましたがどうやら西洋史学、古生物学にしても「地学」は必要ないようですね。
英語は苦手ですが、やはりそれ以上に考古学をやりたいので今から頑張ろうと思います

どうやらまずは古生物か、史学かを考える必要があるみたいです。
どうもありがとうございました!

お礼日時:2012/04/25 19:56

>イタリア等の中世や古代ローマの建築物等を研究



この文どおりなら、考古学ではなく、建築学の西洋建築史が専門分野になります。慶応とかですね。

考古学だと発掘ですよね。

要は建物を研究したいなら建築です。

もうちょっとあなたのイメージを深めて、本屋さん等であなたのイメージに合う本を探してください。そしてその著者の専門分野があなたの進みたい道です。

建築に進むなら、地学でも生物でもなく、物理です。その次に化学かな。
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この回答へのお礼

ご丁寧にありがとうございます。
本当に申し訳ないのですが、まだ「これ」といったものがなく、強いて言えば古代ギリシャやエジプト等の「未知」の感覚(上手く言えなくてすいません)が好きで、他には恐竜等の古代のものも好きです。

下の方にも言われましたが、やはり建築とかにも関わらず地学は必要ないんでしょうか・・・?
やはり地層等のことはわかっておかないと、とか思ったのですが。

お礼日時:2012/04/24 17:46

 御質問の内容ですが、質問者様は「地学」で扱う対象が「地質学」と「天文学」であることに気付いていますか?。


そして「考古学」で対象とする時間軸と「地質学」が対象とするそれに「本質的な違い」のあることを理解していますか?。結論からいえば「地学」は必要ありません。
 「イタリア等の中世や古代ローマの建築物等を研究したい」のであれば、考古学よりもむしろ歴史学の分野、それも西洋史・建築文化史の領域となります。
 「考古学」で有名な大学なら、東京では「明治大学」「國學院大學」、関西ならば「京都大学」「関西大学」「立命館大学」「天理大学」です。日本で考古学を学ぶなら、実際のフィールドワークとして埋蔵文化財の多い奈良・京都が中心となります。むろん東日本でも三内丸山をはじめ北日本地域を考古学的見地から再構築するとの学問的営みも進められてはいますが、やはり本場は畿内地域です。
 先程少し話しましたが、ギリシァ・ローマやイタリアなどの地中海地域を対象にするなら、研究の蓄積としてはやはり「歴史学」の方に一日の長があります。まだ高校生ということで耳にしたことはないかもしれませんが、ブローデルという歴史家が残した『地中海』という著作や塩野七生さんの『ローマ人の歴史』をお読みになることを勧めます。
 なお「考古学」を一つのコースとして歴史学科の中に設けている大学も少なくありません。東京なら早慶をはじめMARCHの各大学の文学部-史学科、駒澤大学・國學院大學も同様です。
 いま質問者様にとって有益と思われるものは「本を読む」それも「人間をどう理解するか」などの視点で社会科学(丸山眞男や大塚久雄、できればガルブレイスの『不確実性の時代』や『経済学の歴史』)や哲学(『ソフィーの世界』)の書物に接することです。また同時に『日本の歴史』や『世界の歴史』といった通史を読み、ザックリと歴史の流れ全体に対する理解を養っておくと同時に「なぜ~なのか?」との問い掛けをする姿勢を持つことです。
 最後に一言。「穴掘りやさん」(歴史学に関わる者の間では考古学を専門とする方々を揶揄してこう呼んでいます)で生計を維持することは非常に困難な道のりであることを書き添えさせていただきます。
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この回答へのお礼

ご丁寧にありがとうございます。
まず、

>「考古学」で対象とする時間軸と「地質学」が対象とするそれに「本質的な違い」のあることを理解していますか?。結論からいえば「地学」は必要ありません。

とのことですが、考古学と地学は違うということですが地層などのことはわかっておかないと。とか思います。そこらへんはどうなんでしょうか?
次に

>「考古学」で有名な大学なら、東京では「明治大学」「國學院大學」、関西ならば「京都大学」「関西大学」「立命館大学」「天理大学」です。日本で考古学を学ぶなら、実際のフィールドワークとして埋蔵文化財の多い奈良・京都が中心となります。むろん東日本でも三内丸山をはじめ北日本地域を考古学的見地から再構築するとの学問的営みも進められてはいますが、やはり本場は畿内地域です。

とありますが、現在は世界史を専攻していて将来の研究も日本ではなく世界のことをやりたいと思っているのですが、日本では敵わないということでしょうか?
世界のどこかで時々発掘調査の募集をしていて、大学ぐるみでそれに参加する。・・・というのを見たことがあるのですが。
また、外国のそういう調査に力を入れている大学等をご存じなら教えてください

最後に
>「穴掘りやさん」(歴史学に関わる者の間では考古学を専門とする方々を揶揄してこう呼んでいます)で生計を維持することは非常に困難な道のりであることを書き添えさせていただきます

とありますが、将来は大学院や博物館の学芸員、または国家?の発掘係・・・のようなものになろうと思っているのですがやはり難しいのでしょうか?

度々の質問申し訳ありません

お礼日時:2012/04/24 17:58

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