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先日見たアメリカ映画で、「red hair, green eyes・・・」と犯人の特徴を言う場面がありました。しかし、僕には、その犯人の髪は薄い茶色、目はグレーのように見えました。また、犯人が乗っていた車の色をgreen と言っていましたが、僕には水色に見えました。
文化が違えば色の認識も違うことは漠然とわかるのですが、具体的にどんなふうに違って表現されるかがわかりません。
次の3つの場合、英語で表される色が日本人から見るとどんな色に近いのか教えてください。

1.green eyes のgreen
(全然見当がつきません。)
2.red hair のred
(自分では日本語だとこげ茶に近いかなと思っていたのですが、どうも違うようなので教えてください。)
3.blond hair のblond
(昔は金色だと思っていたのですが、どうもブロンドヘアと言われる女優を見ていると、僕には白っぽく見えます。実際はどうなんでしょうか?)

他のもこんなに違う(日本語では紺色なのに英語ではbrownとか)のがあるというものがあったら教えてください。

このカテゴリーに属する質問かいまひとつ自信がないのですが、これは英語でのコミュニケーションでの誤解につながる問題だと思ったので、ここで質問させていただきます。

A 回答 (3件)

こんばんは。



色を文章で表現するのは難しいと思いますが…。

映像や写真などは実際の色とは違って見える(もしくはあえてそうする)場合が多いと思います。

「正しい色」=「人間にとってきれいな色」とはなりませんので、意識的に補正を施す場合も多いでしょう。

ただ、おっしゃるとおり人間や動物の体などをあらわす単語の場合、いわゆるカラー・チャートの色とは全く離れた色が使われる事も多いと思います。

そもそも微妙な生物(生体)の色を正確に説明しようとすると、非常に長ったらしい表現になると思いますので、習慣的に使われる”適当な”言葉(色)が選ばれ、共通文化を持つ人の間で使い続けられているのかもしれません。

例えば、白人は真っ白ではありませんし、黒人も実際には茶に近い人が多く、黄色人種もまっ黄色ではありませんから、結構いい加減なものだということです。

>>1.green eyes のgreen

薄い緑色に見える目の色を持つ人も居ます。

日差しが強い地域の人(人種)ほど、「サングラス効果」をもたせるためにに目の色は濃く(黒に近くなる)なります。

<黒>→<茶>→<青>→ このあたりになってくると、グレーに近くなってくると思いますが、あえて言えば緑がかって(グレーがかった緑とでも言うべきか?)見える色をしている人が確かにいます。(言葉で説明するのは難しいですね。)

いずれにしても「北欧」など、日差しのきつくない地域(出身)の人種に多い色だと思います。

>>2.red hair のred

「赤毛のアン」のアンの髪の毛の色です。

真っ赤というよりはやはり茶色に近いですね。

ただ、明るく鮮やかな色なので、「赤」というわかりやすい色で表現されているのかもしれません。

赤毛は「アイルランド系」の人に多く見られると思います。(”赤毛とそばかす”のイメージが強いですね。)

髪の毛についても目の色と同じ理屈で「日差しの強さ」が色に関係しているといわれています。

日差しの強い地域の人種の髪の毛ほど黒く、頭をカバーするために縮れて表面積を広くするようになっているようです。(アフリカ系の人種に顕著ですね。)

>>3.blond hair のblond

これは「金髪」という日本語の方が不正確な表現だと思います。(人間の髪の毛は金属ではありませんからね。)

”blond”はアングロサクソン人に多い髪の毛の色を指すもので、色素が少なく薄い茶色だともいえると思いますが、つや(光沢)があるため、”白っぽい”と感じるのは確かだと思います。

ブロンドは別名”fair hair”とも呼ばれ、直訳すると「正しい(正当な)髪の毛(の色)」という事になります。

英語圏では”WASP(White Anglo-Saxon Protestant)
”と呼ばれるアングロサクソン系白人がいて、彼らの中には「自分たちが世界で最も美しく優れた人種である。」と思っている人もいて、「金髪こそが正しい髪の毛の色だ。」という考えが反映されている言葉なのだと思います。

確かに客観的に見てもブロンドはキレイですし、日本人にも「ブロンド(=ベッカム?)大好き!」という人が多いですね。

ところで、色の表現という面で見ると、英語よりも日本語の方がはるかに繊細な言葉をもっていると思いますよ。

「紅」「茜」など、一口では言い表せない「赤っぽい空の色」を状態やニュアンスまで含めて詩的にあらわすような「優れた色のことば」が日本語にはたくさんありますよね。

英語にはこのような言葉は少なく、「水色」「青」「藍」「紺」に至るような青色系の濃淡をあらわす場合、"light blue"→"blue"→"very blue"→”very very blue"→”dark blue"など、どちらかといえば機械的(化学的)な表現になってしまう事が多いとおもいます。

もちろん、"navy"や"indigo"などの言葉はありますが、色に関する表現の豊かさという意味では日本語の方が勝っている点が多いと思います。

いずれにしても、色を言葉で表現するのは難しい事だと思います。(文化や生活に根ざした色(言葉)の使い方も多いですから。)

少しでもニュアンスが伝われば幸いです。

それでは。
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この回答へのお礼

>習慣的に使われる”適当な”言葉(色)が選ばれ、共通文化を持つ人の間で使い続けられているのかもしれません。

まさに今回の質問のポイントです。詳しい回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/01/06 22:04

1.green eyes は確かにグリーンです。

人の目の色の場合のグリーンは、葉っぱや色鉛筆や絵の具にある「緑」でなく、もっと透き通った薄い緑の感じで、光によってはブルーに見えたり、グレーに見えたりもするけれど、ブルーの目の人と比べればやはりグリーン帯びています。
2.red hair は本当に赤毛。「赤毛のアン」の映画や絵本を見たことありますか? 茶色に赤を加えた感じです。色素が薄く、色が白く、そばかすのある人は赤毛の場合が多いです。
3.blondは今日本語でも「ブロンド」といいますが、金髪とずっといってましたよね。英語で髪の色の場合、goldenとは言わず、blondっていうのです。髪以外にblondを使うことはないのではないのでしょうか…?ちなみに白っぽく見えるのはプラチナ・ブロンドです。

日本語と英語での色の違いと言えば、信号の青。実際緑で同じだけど、日本では青という。(私たちもわかっていることだけど)
太陽の絵を子供に描かせると、日本人は赤で描くけど、欧米の子は黄色で描く。
日本人は自分たちの髪(本来の)を「黒髪」というが、欧米人からいえば私たちの髪は黒でなくbrunetteという。
日本人は赤面するというけれど、欧米人はピンクと表現。
今思いつくことといったらそれぐらいです。また思いついたら追記します。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。そうですか、確かにグリーン、赤ですか。映画では光の加減でよくわからなかったのかもしれません。

お礼日時:2004/01/06 21:24

1.目の色は「ひとみ」の色をさしますが、英語でGreenと表記される色は「グリーンがかったグレー色の瞳」の場合が良く見られます。

Blueの場合は「グレーがかったブルー」や「ブルーがかったグレー」の他に本当に抜けるような鮮やかな「ロシアン・ブルー」の瞳も見受けますが、グリーンに関してはピュアな淡色では存在しない様です。

2.いわゆる「赤毛」ですね。これも「燃えるような赤」は染めているのでもなければ存在しません。一般的に「赤みのかかった茶髪」を赤毛、Red hairと読んでいます。こげ茶とも明らかに違う色です。

3.白っぽく見えるのは光の加減か、あるいは人為的に脱色して白髪に近くなったものだと思われます。Blond=金髪でOKです。ただし外国人でも金髪への憧れはあるらしく、世の中の金髪のほとんどは脱色です。生え際を見ると分かります。

他.日本語では緑色も「あお」と呼ぶ事がありますが、英語ではあり得ない表現です。青信号を「ブルー・ライト」と呼ぶと「目がおかしいんじゃない?」と言われてしまいます。必ず「グリーン・ライト」と呼びましょう。

この回答への補足

1.「グリーンがかったグレー色の瞳」のグリーンは、日本人から見たらどんな色がもっとも近いと思われますか?「緑」そのものではないと思うのですが。
2.「赤みのかかった茶髪」の「赤み」とは日本人から見たらどんな色がもっとも近いと思われますか?

補足日時:2004/01/06 21:14
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この回答へのお礼

丁寧なご回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/01/06 21:14

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