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「チベットでの七年」という映画のラストでテロップが入ったのですが、これはほんとですか?
映画でも一応人民軍の侵略は描いてましたが、どんな経緯で100万人も殺すんでしょう?
南京事件の被害者がどんどん増えていくのと同じような誇張でしょうか?

A 回答 (4件)

チベットでは現在でも中国支配に対する執拗な抵抗と激しい弾圧が続いているということは、断片的な報道からも十分うかがい知ることが出来ます。


特に80年代後半には組織的な抵抗運動が続発し89年3月の大規模なデモには戒厳令まで布告されました。
1959年にインドに亡命したダライ・ラマはインド北西部ダラムサラに亡命政府を樹立し、世界に向けてチベット支持を訴えかけています。
その亡命政府によれば、1950年の併合から1983年までの期間に犠牲になった人数は120万人(ゲリラ戦による死者43万人、餓死者34万人、処刑・獄死33万人、拷問死9万人)に上るとしています。
チベットの人口は約600万人なので、5人に1人が殺された計算になります

中国政府としては、仮にチベット支配の手を緩め独立を認めるなどしてしまうと、新疆ウイグル自治区や台湾なども同様に離反の動きが活発化することとなり、その結果中国全体が分裂してしまう危険性があるため、チベットの抵抗は徹底的に弾圧せざるを得ないという事情があります。

【参考文献】「チベット白書」中公文庫
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この回答へのお礼

ご回答どうもありがとうございました。
89年といえば天安門事件の年だったでしょうか。冷戦終結でかなり切羽詰っていた時期ですね。チベットもチェチェンのようにテロに訴えないと、世界から注目してもらえないのでしょうか。民族弾圧に目が向けられない限り、テロはなくならないと思います。

お礼日時:2004/01/12 18:40

もう50年以上続いてる問題ですから100万人じゃきかないかも知れません。

http://www.tibet.to/mondai/

気功集団の法輪功事件というのがありましたが、法輪功の実践者の数が中国共産党員数を上回ってしまい、中国政府の驚異になり、激しい弾圧が始まり、数百人の人が命を落としています。
もっとも法輪功のバックにはアメリカ政府がいたのかも知れませんが、この辺は永遠に分からないでしょう。

チベット問題も見えない脅威を感じながらの政策かも知れません。

http://www.falundafa-jp.net/
http://www.falundafa-jp.net/ref/vaudio/vaudio_in …
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この回答へのお礼

ご回答どうもありがとうございました。
チベット侵略の時だけじゃなくて50年間の累積の被害ということなんですね。

お礼日時:2004/01/12 18:33

 おそらく、中国サイドが異文化(密教信仰)である彼らを軽視しており、排斥したいが為に、戦闘・ 拷問・処刑・飢餓で数多くの人を死亡させているのでしょう。


 チベット自治区では、チベット民族が、これ以上増加しないように女性に不妊手術をさせたり、チベット語より中国語を学校で使用させるなど、の政策が取られているようです。詳しい事は、覚えていませんが、以前、ある書物で【チベットの文化が滅んでいく】と書かれていたように思います。確か、相当、チベット文化を抹消させていく方向の政策だったように思いましたが。
 いつの時代でも、力の無い者は、力の有る者に飲み込まれてしまうんですね。

 でも、昔、本で読んだのは、中国人は密教信仰のチベット人を軽視しているんですが、ある中国人が『虹の身体』を得る為の修行?をしていたチベット人を見て(さんざん馬鹿にしていたチベット密教に)信仰心が芽生えた、というのがありました。(*虹の身体…体が少しずつ小さくなって行き、ついには髪の毛と爪だけ残していなくなってしまう。神々の世界へ行く、と確か言われているハズ。)
中国人が見たのは、この修行?中の、結構、体が縮んだ状態のチベット人だったそうで、多分、仰天する位だから、30cm位になっちゃった所だったんじゃないでしょうか?

参考URL:http://www.suzuken27.com/melmaga/20020808.html
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この回答へのお礼

ご回答どうもありがとうございました。
不妊手術をさせるというのは、いわゆる民族浄化というやつですね。

お礼日時:2004/01/12 18:28

100万人かどうかはともかく、


中国がチベットで弾圧を行っていることは確かです。
ただ詳細については国連や赤十字の調査が入っているわけでもなく、誰にもわかりません。中国政府にもそれは同じことでしょう。たとえ将来調査したところでどこまで被害が明らかになるかかなり不透明です。

どうして国際社会が中国に調査を行わないのか理解できません。
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この回答へのお礼

ご回答どうもありがとうございました。
このままうやむやにされてしまうのでしょうか。ひどいですね。

お礼日時:2004/01/12 18:25

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