プロが教えるわが家の防犯対策術!

生後1ヶ月程度の金魚の稚魚を、60cm水槽で飼っています。
上下左右、いたるところに金魚がいて、せまそうです…。

稚魚を育てるのは2回目で、前回は3匹が2cmくらいまで成長し、失敗。
今回は水換えをせず、エサをたくさん与えたところ、順調に生きています。
エサは、乾燥ミジンコと稚魚用の粉末のエサです。
水量は、水槽の3分の1→半分に増量しました。

稚魚の間引きの方法と水換え、また今後気をつけることについて、教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

 金魚の飼育歴70年と40年の親子です。

先ず金魚の種類により選別淘汰は異なりますし、見極めも異なります。

 ワキン系統以外はフナ尾はタマサバ、サバオのみ好まれますが、それ以外では選別淘汰の対象になります。遺伝もそうですが水温の格差でも異なるテールは出ますし、それらを分類する事ができます。

 選別淘汰の基本は半月毎に入れ物を増やし、その中から好い個体を選び育てるを何度も繰り返し繰り返し行うのが選別淘汰の基本です。その際には稚魚を水ごと掬い上げて行いますし、直接生体に触れない様にする事です。これを怠ると腐敗症(尾腐、鰭腐、鰓腐、泥被)の疾患の要因になりますし、全滅させない様に注意してください。

 私共の場合はオランダ、リュウキンの系統ですので選別淘汰の方法は異なりますが、最初の選別淘汰の段階で三つ尾、四つ尾の好い個体を分ける事が目的ですし、偶に綺麗な五つ尾も出ますのでこれらはそれぞれのテール毎に分けて飼育します。他には極端に大きい個体、または極端に小さい個体を選別して見込みがない個体は淘汰する。

 貴方は観賞魚協会の主催のコンテストに応募する考えはありますか?もしその考え方での飼育であるのならば水交換時に毎回行い、悪い個体を選別淘汰をしなければ好い個体の飼育が出来なくなります。私共の例ですが、色彩が現れるまでが勝負ですし、判断は大体50日目が成長の期限ですからこの段階でほぼ完了します。

 経験上から言える事ですが、目立つ個体は好い個体ではありませんし、好くなるとは限りません。私共の子供が見ているAKBの例をとって説明しますと宮崎美穂さんがこの例に当てはまります。彼女は最初に昇格したのですが、同期で駄目扱いされているメンバーに負けてしまった事があり、それ以降は選抜にも声がかからなくなった代表で現在は好い評価を聞きません。

 
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この回答へのお礼

ベテランの方から回答いただけて幸いです!

悪天候が続き、連休終盤でやっと水換え。
アドバイス通り、入れ物を増やす形で水換えしてみました。
稚魚も水ごとすくったところ、ダメージはほぼなかったようです。
屋外で飼っておりますのでいつの間にか青水になっていて…それに新水を足してみました。

またエサも、ベビーシュリンプの冷凍のものを混ぜて与え始めました。
食いつきが違いますね。

尾や大きさ等で選ぶのですね。
フナ尾とそうでないものとがいました。
小さいものはいつまでも小さいし、大きいものはサイズが2倍近くあります。

コンテストには応募しません。
もし応募するならば、より一層気を引き締めて飼わなければいけませんね。

判断は大体50日目が成長の期限ですか。
交配時には、出目金2匹とオランダ3匹、ワキン1匹を一晩一緒にしていました。
色だけでも、黒・オレンジ・丹頂柄・更紗・モザイクキャリコがいます。
どんな色が出てくるのが楽しみです。

これからも慎重に世話をしていきます。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/05/10 01:54

 補足に書かれていた件ですがもう少しして親と同じ様に安定する時期に譲渡してください。



 この時期は共食いが多く、区分けして育ててフナ色が出る迄は異動させない事です。完全に褪色するまでには遅い個体は3年以上掛かりますから相手にはその旨を伝えておいてください。
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この回答へのお礼

知り合いには、稚魚が大きくなるのを待ってもらいます。
フナ色が出て、様子を見て譲ることにします。
梅雨に入りますし、まだまだ油断はできませんね。

退色の件も伝えておきます。

3度に渡るご回答、本当にありがとうございました!!
またご縁がありましたらよろしくお願いします。

お礼日時:2012/05/11 01:37

 お礼の記事に関して回答をします。



 この組み合わせに出た色について説明をしますが、如何してモザイク柄が出るかご存知ですか?デメキンは劣性遺伝からモザイクが出ますし、色が安定しないと漆黒の個体が誕生します。殆どの金魚はモザイクがありますので出ますし、その半面で黒もグレーに近い個体や茶色に近い個体も出ます。

 フナ尾の個体のオランダはサバオと呼ばれ、新潟県~福井県の間ではタマサバと呼ばれるリュウキンタイプの個体と並び飼育されています。また、コメットに似た個体でオランダやリュウキンに似た体系の個体は庄内金魚、マタギと呼ばれて山形、秋田の金魚で有名です。

 稚魚の場合は青水での飼育をする事を勧めますし、色の好い個体が増やせます。また、餌に関しても青水の成分に栄養素がありますから餌を与えなくても問題はありません。逆に与え過ぎると感染症に因る疾患に罹患しますから注意してください。 

この回答への補足

話題はそれますが、よろしければお答え願います。

稚魚がどれくらいの大きさになれば、譲ってもいいのでしょうか?
知り合いにあげるのですが、金魚の稚魚を飼うのは初めてだそうです。
楽しみにしているので早くあげたいのですが、まだ弱い気もしています。

恐らく新水で飼うことになるのではないかと思います。
成魚用の餌を食べられるようになってからのほうが安心かな…などと考えています。

補足日時:2012/05/11 00:46
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この回答へのお礼

再びのアドバイスをありがとうございます。

誤解があってはいけませんので、改めて。
色々なカラーがあるのは親魚でして、稚魚はまだ白(透明?)・灰・黒色をしています。

本当に詳しいのですね!
モザイク柄の出方については、初めて知りました。
漆黒は、色が安定していないんですね!てっきり、逆だと思っていました。
茶色に近い黒デメキンが、オレンジに退色したりしますので…。

サバオ・タマサバや、庄内金魚・マタギのような金魚も出てきたらきれいでしょうね。
交配した際に、どの親が産んだのか分からないので本当に楽しみです。

青水での飼育は続けてみます。
餌を与えなくても問題ないのですか。それで餌を与えないときにもフンをしていたんですね!
病気になってはいけませんから、餌のやりすぎには気をつけます!

お礼日時:2012/05/11 00:40

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