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Q1:JISで絶縁抵抗計の有効測定範囲について規定されていますが、値の読取方法に関して何か規程等はありますか?

Q2:測定値が第1、第2有効範囲を外れた際に値を知りたい場合、測定範囲の違う計器で測り直しをする?

Q3:それとも、目分量で値を読んだりとかもあるのでしょうか?

Q4:また、有効測定範囲内での値の読み取りは目盛のある数字だけで読む?
たとえば添付画像の場合、指針が10と15の間を指した場合、12と記録するか、10(又は15)と記録するか?

「絶縁抵抗計の値について」の質問画像

A 回答 (4件)

Q1


取扱説明書に記載されていますが、測定器本体は水平で保持する事が原則です。
これは、指針に偏った重力を与えない為です。

Q2
測定し直す事はありません。
なぜなら上位では十分な絶縁抵抗値を示しており、詳細な数値は必要ないからです。
下位では必要な絶縁抵抗値を満たしていない為、詳細な数値を計測しなくとも不適合だからです。
特に下位付近では、法律上の絶縁抵抗値を満たしていても、1MΩ未満のものは絶縁不良の疑いがあると見るべきだと思います。
内線規定にも、新設時は1MΩ以上が望ましいとありまし、ギリギリの数値のものはよく漏電遮断器が動作します。

Q3
絶縁抵抗というものには、高い精度を必要としていませんので、目分量で十分です。
上位であれば十分絶縁能力があると判断できますし、下位であれば絶縁能力に問題があると言えます。

Q4
通常、指針の指した値を読みます。
曖昧な数字であれば、曖昧な数字を読みます。
ただ管理する人により、数値表記の無いものは数値ではないという難癖をいう人もいると聞きますので、その時はその人に従った方が良いと思います。
しかし、その方法は嘘の読み取りとなりますので、お勧めはできません。
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この回答へのお礼

詳細なご回答ありがとうございます。

Q2、3に関しまして、不良であると言うのは簡単なんですが、その一言で済まない場合もあり質問いたしました。不良の場合、法の規定に対してこれだけ低いですよ、と値で示すと理解されやすいということです。実際法令を盾に、規定値を下回って無ければ不良じゃないなどと言われる人も居られますので…

Q4につきましては、某所で拝見した絶縁試験報告書で数値が全て揃っており、目盛間を読んでなかったため、そのような読取が一般的なのか知りたく質問いたしました。仰るように数値表記にこだわった結果かもしれないですね。

お礼日時:2012/04/30 21:57

>Q2、3


>実際法令を盾に、規定値を下回って無ければ不良じゃないなどと言われる人も居られますので…

すいません、法令を盾に不良じゃあないと言う側の人間です

電技の絶縁抵抗値は300V以下で0.1MΩ以上
http://www.jeea.or.jp/course/contents/02105/
なのでほとんどの場合法令違反とはならない

逆に、明らかに法令違反となる条件を考えると
ほとんどの場合、水害等で水没した場合
水害以外では極端な結露で端子部が水濡れした場合

低圧の場合は概ねその2つくらい(高圧の場合は知りません)

現実問題としては乾燥状態で絶縁抵抗が低い場合は湿度
法令違反までも低くはなくてせいぜい0.5MΩくらい
これくらいは梅雨時にはよくある
それでイチイチ絶縁抵抗が低いから対処しろと謂われてもねぇ
モータとかならヒートガンで端子部を暖めてオシマイ

電気炉とかでは梅雨時は大変ですね
肝心のヒータは断熱材の中だからヒートガンなんて入らない
なので、
「全責任は私が取るからとにかくヒータにだけでも通電させて」
などと平身低頭お願いするのみ
炉体からヒータ線を分離して制御装置と直結させて
見た目「1MΩ以上」にして通電させてもらう
炉の温度が上がって湿度さえ下がったらコッチのもの
配線を正規に戻してメガ当たって納得してもらう <熱いゾ

でも、それだけの作業工賃はどっからも出ない
これが最大の問題ではある

Q4
何故か前出の回答者さんが触れていらっしゃらないのですが
どーしてデジタル表示のを使わないのだ?
アナログのは落としたりするとすぐに狂うのに
そもそも高くないし
http://hioki.jp/3453/index.html
http://www.yokogawa.com/jp-ymi/gmi/insulation-te …
アナログではフルレンジ計測は返って高くつくのに

そもそも定期校正とかしてるの?
古いアナログを使ってる会社によくあるのが
「校正?そんなもんに金だせるか!」
だったりする

読取誤差を問題にしてる質問者さんの会社では
ちゃんとISOに従ったトレーサビリティの取れた定期校正してるんですよね
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

私も過去に色々と測定をしてきた経験から言えば、法令基準を下回った原因を切り分けつきとめると、湿度がウェイトとしては大きかったです。他には水中に設置されているポンプ、モーター類が多くこちらは浸水してるのでオーバーホールが必要となる場合が多かったです。

>どーしてデジタル表示のを使わないのだ?
全社的に使用機器が統一されており、勝手に変える事ができないのと、誤測定防止の為単レンジ計測器を使用するように指定されているためです。デジタルの多レンジ測定器が便利なのは分かっているのですが難しいところです。

>トレーサビリティの取れた定期校正
こちらにつきましても、定期的に行なっております。測定結果について校正証明を求められますので。

お礼日時:2012/05/06 22:35

質問者様の本意ではないかもしれませんが、続けて書き込みさせて頂きます。



 >Q2、3に関しまして、不良であると言うのは簡単なんですが、その一言で済まない場合もあり質問いたしました。不良の場合、法の規定に対してこれだけ低いですよ、と値で示すと理解されやすいということです。実際法令を盾に、規定値を下回って無ければ不良じゃないなどと言われる人も居られますので…

法律というものは、最低限達成しなければならない基準を指し示しています。
最低基準なので、絶対これ以上の数値でないと違法になります。
そして測定時には、機器の誤差、目測誤差が少なからず付いて回ります。
第1有効測定範囲では誤差±5%以内のはずですが、機器の公正が行われてなかった場合や、0Ω調整がずれていた場合には、適切な測定にはなりません。
そういったヒューマンエラーも考慮し、絶対下回ってないと確信できる基準を定める自社(自者)基準が必要となります。
全てのものに、誤差、歪み、外的影響は発生します。
慢心されないよう、気をつけてください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>全てのものに、誤差、歪み、外的影響は発生します。
>慢心されないよう、気をつけてください。

確かに仰るとおりと思います。
基準についても考えていきたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/05/06 22:14

Q1は特に話として聞いたことはないです。

ローカルルールは存在するかも知れません。

Q2は、実際に値が知りたい場合は別機器を持ってくるしかないでしょう。ただ実際問題として、それはあまり意味がないでしょう。特に、低い側に外れた場合は絶縁不良ですから、不良の値を知ってどうしますか?90Ωだろうが7kΩだろうが不良は不良であり、対策内容に変わりはありません。不良であるという事実が判れば、細かい数字は無意味と思います。逆に上の方で外れた場合、この例では500Vメガなのでじゃあ1000Vメガを持ってこいと言うことですけど、負荷側機器の耐圧を考慮せずに1000Vメガなんて当てちゃっていいのか?という議論が必要になります。それに低圧回路で100MΩを超える抵抗値を知りたいことは、個人的興味を除いてはまずないと思いますし。

Q3ですが、下は0.05MΩ以下・上は100MΩ以上と記入します(Q2による)。

Q4とQ1は同じ質問では?対数目盛ですから、間をどう読むかの規定があればそれに従うだけだし、なければ測定者一任でしょう。
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この回答へのお礼

詳細なご回答ありがとうございます。

Q2、3に関しまして、不良であると言うのは簡単なんですが、その一言で済まない場合もあり質問いたしました(不良の場合、法の規定に対してこれだけ低いですよ、と値で示すと理解されやすいということです)。また、メーカーによっては500Vメガで最小目盛が1MΩの物もあり、最小目盛だけでは即不良と言えるだけの訴求力が弱い場合もあっての質問でした。

Q4につきましては、某所で拝見した絶縁試験報告書で数値が全て揃っており、目盛間を読んでなかったため、そのような読取が一般的なのか知りたく質問いたしました。

お礼日時:2012/04/30 21:52

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