β-Dグルカンについて

β-Dグルカンはどのようなときに偽陽性になりますか？
現在クリプトコッカス脊髄炎の患者さんで
髄液中のβ-Dグルカンが300以上の患者さんが居ます.

No.2 ベストアンサー 回答者： yamaoyaji 回答日時： 2001/05/12 04:15

β-Dグルカンは通常は血液を検体とするので、髄液中の場合、

専門書などをみないとわからないのですが、、、、

β-Dグルカンは真菌の菌体成分の一部ですので基本的には真菌が
そこにあるときにあがると思います。

血液が検体の場合については、
*ある種の抗生物質（サルファ剤）
*透析患者
*グロブリン製剤投与後
の場合に偽陽性つまり高値を示すことがあります。

以上、内科的な見地からお答えしています。

No.3 回答者： MiJun 回答日時： 2001/05/12 05:37

以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか？

「ベータ1,3/1,6グルカンってしってる？」

ご参考まで。

参考URL：http://cocoa.2ch.net/hosp/kako/982/982365417.html

No.1 回答者： satorare8 回答日時： 2001/05/11 17:43

手元に文献がないので正確な回答はできませんが、

（１）カリニ肺炎
（２）アガリスク茸などのキノコを大量に摂取したとき
（３）透析患者でダイアライザー使用している時、その成分が陽性に出ることがある
（４）手術などで止血等でガーゼを用いた時
（５）ピシバニールなどの菌体成分の入った薬を使用しているとき

などの例を読んだことがあります。