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カテゴリーがわからないのでこちらで・・・。

タトゥーの賛否両論をよく見かけますが、
ちょっと違う視点から・・・・・。

あの、タトゥーに使われるインクなのですが、
健康上問題はないのでしょうか。

そもそも、どんなインクが使われているのでしょう?
人体に無害な特殊なインクですか?
それとも、そこらへんにあるインク(?)でしょうか。

歳を取ってデザイン云々以前に、長年にかけて皮膚の下のインクが微量でもじわじわ吸収されたらどうしようとか、そんな方面を心配してしまうのですが。

また、インクの種類って、海外でよくあるブラック一色のものと、日本の伝統的(?)なカラーのとでは違うのでしょうか?

詳しい方いましたら、お願いします。

A 回答 (1件)

>健康上問題はないのでしょうか。



時代や地域によっても、様々な方法や原料が使用されておりますので、一概には何とも言えないのが実情です。

>人体に無害な特殊なインクですか?
それとも、そこらへんにあるインク(?)でしょうか。

両方ですね。

例えば、刺青、タトゥーの主な原料としては、墨汁、朱、酸化鉄などが一般的に有名です。
アートメイク(眉やアイラインを描くもの)などは、自然着色料を使用していると言われております。
「ヘナタトゥー」などは、その名の通り、ヘナと呼ばれる植物から採取された着色料を使用している為、人体への影響はまずないと言われています。

対し、劣悪なものではプリンターのインクや車の塗料などを、刺青やタトゥーに使用している場合もあるそうです。

ちなみに、プロフェッショナルなタトゥーインクブランドのインクは、主に下記の成分でできているようです。

・酸化鉄
・メタル塩
・プラスティック
・植物成分

カラーのための重金属は、下記の成分を含みます。
※()内は、その成分を含むカラーとなります。

・水銀(レッド)
・鉛(イエロー、グリーン、ホワイト)
・カドミウム(レッド、オレンジ、イエロー)
・ニッケル(ブラック)
・亜鉛(イエロー、ホワイト)
・クロム(グリーン)
・コバルト(ブルー)
・アルミニウム(グリーン、パープル)
・チタン(ホワイト)
・銅(ブルー、グリーン)
・鉄(ブラウン、レッド、ブラック)
・バリウム(ホワイト)

また酸化鉄には、フェロシアン化物(イエロー、レッド、グリーン、ブルー)が含まれ、オーガニック(有機)インクには、アゾ(オレンジ、ブラウン、イエロー、グリーン、パープル)、naptha成分(レッド)、カーボン(ブラック、グレー)が含まれます。

その他にも、アンティモニー、アーセニック、ベリリウム、カルシウム、リチウム、セレニウム、硫黄などがタトゥーインクには含まれます。

参考程度まで。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

タトゥー用のインクについてあまり聞かないので、念のために質問してみたのですが、かなり驚きました。

医薬品はもちろん食品や化粧品でも成分に規定があるのに、皮膚の下に入れるものなのに特に何も規定がないんですね。日本でこれまで一般的でなかったこともあるでしょうが、海外でもずっとこんな感じなんでしょうか。

ヘナは髪を染めるのにも有名ですね、私も髪に使ったりします。でもタトゥーにする場合、染めるのに数時間じっと乾かさないといけない上、数日しか持たないと聞いたことがあるので、よほど特別な機会でもないと出来ないと思いました。

タトゥーのインクが実際体内でどの程度溶解するのかわかりませんが、素人判断で、プラスティックや水銀というのはかなりぞっとしました。あと、コバルトとかカドミウムとか・・。バリウムってあの、レントゲンを撮る時に飲むものですよね。

他のものにしても、こんなに金属を皮膚の下に埋め込んでいいものなのでしょうか。
なんだかファッションとか世間の目とか言う以前に、健康上したくなくなってきました・・・。
本当を言うと、傷跡を隠すのに、どうせ美容形成でも完全に綺麗にするのも難しいだろうから、同じ費用をかけるならいっそのことタトゥーで隠すほうがいいかな、なんて思っていたのですが、ちょっと保留です。

もっとサロンでもしっかりと、うちのインクは人体に無害な自然着色料のみ使ってます、みたいな宣伝文句でも言ってくれるようになるといいんですけど。
っていうか、消費者センターとかで考えないんでしょうかね、大きな問題とか起きる前に。


大変お詳しいお話どうもありがとうございました、とても参考になりました。

お礼日時:2012/05/17 12:31

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