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決算整理時についてですが、簿記参考書をみると、

・消耗品購入時に資産として処理をした場合、使ってしまった分は、消耗品費で処理をする
・消耗品を購入時に、費用として処理する場合は、 消耗品費勘定 (費用の勘定) で処理する
とあるのですが、

なぜ、そうするのか、理由がわかりません。

A 回答 (3件)

仕入れた商品も、現金なり小切手なり為替なり買掛金なりの経費をかけて、自分の店の商品にしますが、期末に売れ残りがある場合は、それは「次期の期首(の初売り)まで」は、財産としてとっておきますよね。


つまり、仕入れた商品の全てが、期末までに「本来の商品としての使い道」としての目的をまっとうする(=全て売れる)わけでは無いということです。もちろん、全部が売れたらいいなあ、と思いながら仕入れるわけですが。

それと同じで、消耗品も、「使う事を目的に」費用をかけて購入するわけですが、必ずしも期末に「買った分のすべて」を使いきるわけではありません。
そのため、消耗品費という費用を使って消耗品を買ったけど、期末の段階で残った物は、次期の期首までの間は「財産」としてとっておくのです。
逆に、最初に「これだけ財産として買いましたっ」という経理処理をすることもあるわけですが(備品とかと似たような考え)、消耗品という性格上、財産を「買った時の状態のまま」残しておくことは、通常ありません。そこで、減った分は、費用を使ったということにするのです。備品の減価償却に、ちょっと似てるかな……
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この回答へのお礼

 わかりやすい説明ありがとうございます。

お礼日時:2012/06/05 23:46

消耗品購入時に資産として処理をした場合、使ってしまった分は、消耗品費で処理をする


何故そうするのかと言いますと
○月○日(購入時)
消耗品(資産)のなかから、使用した分だけ消耗品費で計上・・・この意味は次のとおり
*消耗品は資産(B/S)勘定で、消耗品費は費用(P/L)勘定
例えば
鉛筆が10本(資産として購入時あったものが、決算時に2本未使用分が残ったとき)
この時に、使い切った8本の鉛筆分を計上する。これが消耗品費の発生になります。
これは商品有り高帳の 受け(購入時) 払い出し(決算時)の考え方と似ています。
決算時点で帳簿残高と現物を照合(符号)させる仕分けを起こせば、消耗品という2本の鉛筆(資産)と簿価が現存することになります。

一方・消耗品を購入時に、費用として処理する場合は、 消耗品費勘定 (費用の勘定) で処理する
これは、未使用部分のたな卸しをしないで、消耗品を購入した時点(発生主義)で一括計上するやり方です。

ようするに●使ってしまった分とありますから、使っていない部分と分けて消耗品勘定の残高を残す処理仕分けのことを言っているに過ぎません。
なぜそのようにするのかと言いますと、精密たな卸し「現実に使用(消耗)した個数だけ計上」しまだ未使用のものは、残しておくということです。

どうしてそこまでするのかといいますと、資産の発生が先に来て、そこから消耗品として順次使用していった事務用品などの仕分けのやりかたと。
事務用品がなくなったから、そこで消耗品を一括で計上する仕分けをしたのかの違いです。

ですから、消耗品という資産が先に起きる仕分けは、未使用の消耗品の確認をし、その未使用以外(使用済み)を消耗品費として、消耗品(B/S)から消耗品費(P/L)を差し引くのです。

消耗品購入時に資産として処理をした場合、使ってしまった分は、消耗品費で処理をする
(1)【貸借取引から見た仕分け(損益の発生)を控除するやり方】

消耗品を購入時に、費用として処理する場合は、 消耗品費勘定 (費用の勘定) で処理する
(2)【↑損益の発生 損益取引だけ考慮して 資産(貸借取引は反映させない)仕分けのやり方】です。
【答】
貸借取引から損益取引を控除するやり方と、損益取引だけで処理するやり方があるからこうなります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2012/06/05 23:45

簿記の基本として費用科目と資産科目は習っていないでしょうか。


費用科目はBSの資産に、費用科目はPLの費用に表示する勘定科目です。
この概念がご理解できていないとこの問題はわかりません。

資産はまだ未使用の財産部分でBSのその残高を乗せて翌期に繰り越すための科目です。
費用科目はその金額に相当する資産やサービスを消費してしまってもう残高がない部分の金額を当期の費用として処理するための勘定科目です。
これは簿記の最も基本ですから、一から勉強したほうがよいですよ。
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この回答へのお礼

 ありがとうございました

お礼日時:2012/06/05 23:46

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